就活生が陥りやすい【大手病】を徹底解説!
4月に入り、就活が本格化してきました。そこで、就活生の皆さんに知って欲しい「大手病」について解説をしていきます。私が就活していた時には「選考は大手しか受けない!」と宣言する友人も沢山いました。
現在、大手志向だと感じている人はぜひ一度読んで頂きたい内容です。
「大手病」とは何でしょうか?
大手病とは、大手企業に就職することだけに執着してしまうことです。大手病にかかっている人は中小企業に対して就職活動を行うことを恥ずかしいように感じてしまいます。そもそも大手とは、「世間一般として広く知られている有名な企業」です。大手と言われることに明確な基準があるわけではありません。日本には、約400万社企業が存在しています。
その内の数%が「大手」と認識されています。実際の大手の倍率は、数百倍にもなります。大手にこだわりすぎるのはよくありません。中小企業やベンチャー企業なども視野を入れていくことをおすすめします。中小企業=知らない企業と頭の中では考えていると思います。他にも、周囲の目線、両親からプレッシャーが気になる人は特に大手病に陥りやすいと言われています。
以下のチェックリストに2つ以上当てはまる人は「大手病」に要注意です!
- 大手しかエントリーしていない
- 企業・業界研究をしていない
- 行きたい業界でも中小・ベンチャー企業には行きたくない
- 就職先への周囲(家族・友人)の目線が気になる
大手にいくメリット・デメリット
続いて、大手企業に焦点を当てて、大手企業に入社するメリット・デメリットについて解説していきましょう。
大手にいくメリット
- 福利厚生
- ネームバリュー
- 会社の将来性や安定性 大手企業では、上記のメリット以外にも数百名の同期がいる環境や、新人研修を通して長期的期間でサポートしてもらえるなどのメリットがあると思います。他にもメリットは沢山あるとは思いますが、多く理由で通じる箇所は大手企業=「安心・安定」というイメージではないでしょうか。このイメージは間違っていると断定できませんが、イメージや先入観だけで就活するのではなく、企業分析をした上で判断すると、さらに大手企業について知ることができるのではないでしょうか。
大手にいくデメリット
- 裁量権のある仕事に得にくい
- 昇進、昇格までに時間がかかりやすい
- 総合職だと全国転勤がある 次にデメリットに関して、良い部分だけではなく、幅を広く理解することが大切です。これらデメリットを知った上で企業を調べるとさらに企業理解が深まると思います。ここから何事も正しい知識、長所・短所理解することが重要で、企業とのミスマッチを減らすのではないでしょうか。 さらに周りの友人が良い企業と言ってる場合も実際に自身の判断基準でみると友人とは違う考えになる場合も起こり得ます。噂、評判だけに左右されてはいけません。正しい知識を入れて自身の判断基準を持つことが「大手病」にかからないために必要なことでしょう。
最後に
今回は、大手病について解説させて頂きました。大手病になりやすい学生は、就活初期段階から大手しか調べていないケースが数多くあります。新卒就職後の離職率は約3割と3人に1人の学生は離職している現状です。離職した学生さんは、選考時には気づかなかった仕事の懸念点に気づかずに、入社前と入社後にギャップを感じています。大手病にかかった企業側の良い側面だけをみて判断し、周囲の意見に左右されて本質的に就活生の納得感のある選択ができていないのではないでしょうか。
そして、大手企業だけではなく、中小・ベンチャー企業を見ていくことで、就活生の皆さんの選択肢も増えていきます。
もしかするとあなたにぴったりの企業は、中小・ベンチャー企業かも知れません。
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