【就活生必見】おすすめ上場ベンチャー企業5選!

市況分析

【就活生必見】おすすめ上場ベンチャー企業5選!

ベンチャー企業と言えば、まだ上場していない、IPO(新規上場)前の企業のイメージが強いかもしれません。

ですが実は既に上場しているベンチャー企業もあり、今回はそちらの魅力について話していければと思います。

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そもそも上場って何?

「上場」とは、簡単に言うと証券取引所の上場基準を満たし、企業の株式を取引所で売買できる状態にすることです。上場すると、株式を通じて幅広い投資家から資金を集めやすくなる一方、情報開示やガバナンス体制の整備なども求められます。

日本では、法人税の申告件数が令和6事務年度で約322万件と公表されています。
一方、東京証券取引所の上場会社数は2026年1月16日時点で合計3,939社です

これらを参考にすると、上場企業は非常に限られた存在で、単純比較では法人税の申告件数に対して約0.12%程度にとどまります。

上場にはどんな種類があるの?

日本の株式市場は、以下4つの証券取引所によって成り立っています。

・東京証券取引所(東証)
・名古屋証券取引所(名証)
・札幌証券取引所(札証)
・福岡証券取引所(福証)

また、証券取引所ごとに市場区分がありますが、今回は【東証】に絞って話を続けていきます。

東証の株式市場は主にプライム市場・スタンダード市場・グロース市場の3つです。それぞれ特徴があるので、合わせて確認してみましょう。

プライム市場

東証の中でも、最上位の市場区分です。
流動性(売買のされやすさ)やコーポレート・ガバナンスなど、求められる基準が高く、国内外の投資家から幅広く投資対象となることを前提に設計されています。

スタンダード市場

プライム市場よりも、基準がやや緩和された市場区分です。
一定の実績や安定性を備えた企業が多く、上場企業としての基本的なガバナンスや情報開示が求められます。

グロース市場

高い成長可能性を持つ企業向けの市場区分です。
事業の成長性を重視しており、将来の拡大を見据えた企業が多く上場しています。上場にあたって、事業計画の開示などが求められます。

補足:TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)

東証には、上記3市場とは別に、プロ投資家向けの「TOKYO PRO Market」もあります。
一般投資家向けの市場(プライム/スタンダード/グロース)とは位置づけが異なり、制度や上場基準も別枠です。

上場したベンチャー企業に就職するメリット

ベンチャーの勢いと上場企業の信頼性を兼ね備えた環境には、若手からキャリアを加速させたい方にとって魅力的な要素が数多くあります。具体的にどのような成長機会や安心感があるのか、主な4つのメリットをご紹介します。

成長企業で若いうちから裁量の大きな仕事に挑戦できる

成長中の上場ベンチャーでは、年次に関係なく手を挙げた人に仕事が集まりやすく、若手でも企画提案から実行、振り返りまで任される場面が増えます。

顧客の課題を聞いて改善案を作る、売上や利用データを見て施策を考える、関係部署と調整して運用を変える、資料を作って上司や経営層に説明するなど、担当領域が広がりやすいでしょう。

結果が数字で見えやすい仕事も多く、うまくいった点と課題点を早めに振り返れます。また、近い距離で先輩や経営層の考え方に触れられることもあり、仕事の進め方を学びやすいでしょう。

事業拡大フェーズに立ち会える経験がキャリアに直結する

上場後のベンチャーは、事業が伸びる中で新規サービスの立ち上げや機能追加、拠点拡大、採用強化などが同時に進み、会社の形が大きく変わることがあります。

変化の中心で数字をもとに優先順位を決め、限られた時間と人員で成果を出す工夫を重ねる経験ができます。うまくいかないときは原因を分解して立て直し、関係者に説明して納得してもらう場面も出てくるでしょう。

学びを次の施策に反映するところまで回せると、実務力に加えて課題発見力ややり切る力も身につきます。部署をまたいで動くことも多いので、調整の仕方や伝え方が上達しやすいでしょう。

上場企業ならではの安定性とベンチャー気質が両立できる

上場しているベンチャーでは、決算や開示、内部統制などのルールに沿った運営が求められ、資金調達力や社会的信用が高まり、取引先や顧客から選ばれやすくなります。

設立したての小さなベンチャー企業に比べると、社内ルールや権限の範囲も整っており、誰が何を決めるかが分かりやすいでしょう。待遇や労務の面でも整備が進みやすいので、安心して働きやすいです。

一方で、成長を優先する文化が強い会社では、チャレンジを前提に動ける環境が残っていることも多いです。ベンチャーならではの幅広い経験を取り込みやすいでしょう。

評価制度や人事制度が整備され始めている企業が多い

上場を機に、評価や昇給の基準、面談や研修の運用などの人事制度を整える企業が増え、福利厚生や労務ルールも分かりやすくなる傾向があります。何を頑張れば評価されるかが見えやすく、目標設定のやり方やフィードバックの機会も増えるでしょう。

成果だけでなく行動やプロセスも見てもらえるケースがあるため、次に伸ばすべき点を整理しやすいです。評価面談で期待役割が言語化されると、何を優先すべきか迷いにくくなります。

就活で企業研究をする際にも、評価の考え方や育成方針が公開されているかを確認すると安心できるでしょう。


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上場したベンチャー企業に就職するデメリット・注意点

魅力的な面が多い一方で、上場しているからこその厳しさや、ベンチャー特有の変化の速さに伴う注意点も存在します。入社後のミスマッチを防ぐために、あらかじめ知っておくべきリスクについても正しく理解しておきましょう。

同じ「上場ベンチャー」でも企業ごとに働き方の差が大きい

上場していても、働き方は企業によってかなり違います。残業の多さやリモート可否、フレックスの運用、評価の基準、意思決定の速さなどは一括りにできません。

成長優先でスピード重視の会社もあれば、上場後にルールや承認が増えて大企業に近い運用になっている会社もあります。

入社後にギャップを感じないためには、募集要項だけで判断せず、説明会や社員インタビューなども確認して、組織の状況を確認すると安心でしょう。

配属や業務内容が入社後に変わる可能性がある

上場ベンチャーは事業拡大や組織変更が起きやすく、入社時に想定していた配属や業務が変わることがあります。新規事業の立ち上げや撤退、チームの統合、担当顧客の変更などがあると、仕事内容が増えたり、扱う範囲が広がったりしやすいです。

柔軟に動ける人にはチャンスになりますが、特定の職種や領域にこだわりがある人にとっては負担に感じるかもしれません。内定承諾の前に、配属の決め方や異動の頻度、職種別採用かどうかを確認しておきましょう。

成果が求められる環境のため、プレッシャーを感じる人もいる

成長を目指す企業では、数字や成果を早い段階から求められることが多く、プレッシャーを感じる人もいます。目標が高めに設定されたり、短いサイクルで改善を求められたりして、慣れるまで大変だと感じる場面があるでしょう。

評価が分かりやすい一方で、結果が出ないと焦りや不安につながりやすい面もあります。入社後の負担を減らすには、研修やOJTの期間、フォロー体制、評価の方法を事前に聞いてみると安心です。

上場後も安定が保証されるわけではない

上場はゴールではなく、その後も市場の評価にさらされ続けます。業績が伸び悩めば株価が下がることもありますし、競争環境の変化で事業方針の転換やコスト削減が進む可能性もあります。

上場企業でも倒産や買収が起きないとは言い切れないため、安定だけを理由に選ぶと期待と違う結果になりやすいです。就活では、売上や利益の推移、主力事業の強み、リスク要因をIR資料で確認しておきましょう。

上場したベンチャー企業が向いている就活生の特徴

上場ベンチャーは、安定した基盤の上で挑戦を続けたい人にとって最高の環境ですが、その分求められる姿勢も明確です。自分が以下の特徴に当てはまるかどうか、自己分析と照らし合わせながらチェックしてみてください。

変化の多い環境を前向きに楽しめる人

上場ベンチャーは、組織や事業が伸びる過程で方針や体制が変わりやすく、やり方が固定されていないことがあります。

チーム編成が変わったり、新しいツールやルールが導入されたりして、昨日までの正解が通じない場面も出てくるでしょう。そんなときに、変化をストレスだけで終わらせず、まず試してみる姿勢を持てる人は強いです。

環境が動くほど学べる機会も増えるため、変化を前向きに捉えられると成長につながります。逆に、決まった手順で落ち着いて進めたい人は、入社前に会社の変化の頻度やサポート体制を確認しておくと安心でしょう。

若いうちから裁量のある仕事に挑戦したい人

年次よりも意欲や成果が重視されやすい会社では、若手でも担当範囲が広がりやすく、スピード感のある経験が積めます。

たとえば営業なら提案から受注後のフォローまで、企画なら課題整理から施策実行、改善まで任されることもあります。小さく試して改善する回転が速いほど、失敗から学ぶ回数も増えるでしょう。

早い段階で責任ある仕事を経験したい人にとって、上場ベンチャーはぴったりな職場の1つだと言えます。

自ら考えて行動することにやりがいを感じる人

上場ベンチャーは、整っていない部分を自分たちで作っていく場面があり、指示待ちだと動きづらいことがあります。目の前の課題に対して、何が原因かを考え、仮説を立てて試し、結果を見て改善する流れを楽しめる人は活躍しやすいでしょう。

周りを巻き込む力も求められるので、相談しながら進めたり、提案を分かりやすく伝えたりできると強みになります。やることが決まっていない状態から動ける人ほど、成長機会をつかみやすいです。

成長や成果を正当に評価されたい人

評価制度が整備されつつある上場ベンチャーでは、目標や役割が言語化され、成果が評価に反映されやすい会社もあります。

年功序列よりも、達成度や取り組み方を見て昇給や昇格が決まる仕組みだと、努力が報われやすいと感じるでしょう。評価面談の回数が多い企業であれば、改善点が分かりやすく、次の行動につなげやすいです。

一方で、評価基準や運用は会社ごとに違うため、制度の有無だけで判断しないことが大切です。

おすすめ上場ベンチャー企業5選!

ここでは、数ある上場ベンチャー企業の中から特におすすめな5社を厳選して紹介します。

株式会社アズ企画設計

株式会社アズ企画設計

<特徴>

・中古不動産を1棟単位で仕入れ、リノベーションで価値を高める買取再販ビジネスを展開
・営業職の約半数が20代。若手のうちから裁量を持って案件に関われる環境
・高額な不動産取引をチームで進める体制が整っており、スピード感と連携力を重視

<概要>

株式会社アズ企画設計は、収益不動産を中心に、価値が下がった中古物件を再生し、新たな価値を付加して市場に提供している不動産会社です。物件の仕入れからリノベーション、入居者募集、売却までを一貫して手がけることで、不動産の収益性と魅力を高めています。

また、売買にとどまらず、賃貸や管理領域にも事業を広げているため、不動産に関する幅広い知識と実務経験を積める点も特徴です。近年は新たな不動産ビジネスにも挑戦しており、不動産の価値を多角的に高めていく視点が身につきます。

若手のうちから実践を通じて成長したい人にとって、挑戦しがいのある環境といえるでしょう。

株式会社エスプール

株式会社エスプール

<特徴>

・東証プライム上場の安定した基盤を持ちながら、新規事業の創出に積極的に取り組んでいる
・研修や育成制度が充実しており、配属後も段階的に成長できる仕組みが整っている
・年次に関係なく挑戦できる風土があり、若手のうちから責任ある仕事を任されやすい

<概要>

株式会社エスプールは、社会が抱える課題を出発点に、新たな事業を立ち上げて成長させていくことを強みとする企業です。人材・採用支援をはじめ、障がい者雇用支援、環境経営支援、自治体向けBPOなど、社会性の高い分野で複数の事業を展開しています。

現場で課題を見つけ、仕組みを考え、実行までやり切ることを重視しているため、若手のうちから事業づくりに深く関われる点が特徴です。また、チームで成果を出す文化が根付いており、周囲と協力しながら成長していきたい人に向いている環境といえるでしょう。

株式会社ヘッドウォータース

株式会社ヘッドウォータース

<特徴>

・社員の多くがエンジニアで、技術者が中心となって事業を動かすカルチャーがある
・新しい技術を素早く取り入れやすく、現場発の提案や改善が進みやすい
・リモートワークの活用など、成果を出しやすい働き方を整えながら成長を目指している

<概要>

株式会社ヘッドウォータースは、AIやITを活用して企業のDXを推進するソリューション企業です。顧客の課題整理から技術選定、開発、運用までを一貫して支援し、PoCで終わらせず実装までつなげる姿勢を重視しています。

また、AIを活用したプロダクト提供や導入支援にも取り組んでおり、開発スキルだけでなく、価値提供の設計やビジネス理解も深めやすい環境です。エンジニアとして技術を磨きながら、上流から課題解決に関わりたい人にとって挑戦しがいのある会社といえるでしょう。

株式会社ピアズ

株式会社ピアズ

<特徴>

・東証グロース上場企業として、リテール領域を中心に複数の事業を展開している
・販売や接客の現場で起きる課題を起点に、運用と仕組みの両面から改善を進めている
・オンライン接客やデータ活用を通じて、成果につながる形での業務効率化を重視している

<概要>

株式会社ピアズは、リテール業界を中心に、売上向上や店舗運営の改善を支援している企業です。セールスプロモーションやオンライン接客などのサービスを通じて、現場で実際に使われ、成果が出る形に落とし込むことを大切にしています。

課題の発見から改善策の設計、実行、効果検証までを一貫して行うため、現場視点とビジネス視点の両方を身につけやすい点が特徴です。若手のうちから裁量を持って課題解決に関わりたい人にとって、挑戦しがいのある環境といえるでしょう。

株式会社ダイブ

株式会社ダイブ

<特徴>

・東証グロース上場企業として、成長フェーズの中で事業拡大を進めている
・ホテルや旅館など観光業界に特化した人材サービスを主軸に展開している
・若手のうちから裁量を持って業務に関わり、挑戦しやすい社風がある

<概要>

株式会社ダイブは、観光業界を中心に人材サービスを提供し、業界が抱える人手不足や繁閑差といった課題の解決に取り組んでいる企業です。住み込みで働く求人を扱うリゾート人材サービスをはじめ、観光地での「働く体験」を支える仕組みづくりを行っています。

現場の声をもとに課題を捉え、改善につなげていく姿勢を重視しているため、提案から実行まで一貫して関われる点が特徴です。観光や地域活性に関心があり、人と地域をつなぐ仕事に挑戦したい人にとって、やりがいを感じやすい環境といえるでしょう。

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のYoutube

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