知らなきゃ損!求人票の見方<給与 編>

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知らなきゃ損!求人票の見方<給与 編>

みなさん、こんにちは、 急に朝晩寒くなり、秋の花粉症も重なり、ダブルパンチのたむねぇです。 そんなことはさておき、 前回は、[知らなきゃ損!求人票の見方<社会保険・休暇 編>](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/171)をお伝えしました。 3回目にまでなりますと、この求人票の見方も、完全に連載っぽくなっていますが…(汗) ですが、今回は「待ってました!」とばかりに(??)、 誰もが気になる『**おカネ**』にまつわるところをお伝えしたいと思います。 ##『給料』と『給与』の違いって? 私たちが普段何気なく使っている、『給料』と『給与』という言葉。 コレ、実は2つがイコールだと思ったら、違うんです。 早速、1つずつ説明していきますね。 ###給料 働いた(勤務した)分に対して、会社から毎月支払われる賃金のこと。 ということは、いわゆる「基本給」のこと?? と思う方もいると思いますが、このへんはまた難しいので… 求人票で見る時は、**ざっくり**ではありますが、給料=基本給、と考えちゃってOKです。 ###給与 会社から支給されるもの『**すべて**』!! ⇒基本給(給料)+残業代+通勤交通費+各種手当+賞与などなど ※所得税法28条より※ 『給与所得とは、俸給、給料、賃金、歳費収び賞与並びにこれらの性質を有する給与に係る所得をいう』 参考まで(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%A6%E4%B8%8E) ##給与形態の種類 会社により、さまざまです。 今回は給与形態の中でも、求人票でよく目にする、代表的なものを一部紹介。 ###給与形態 ◎固定給制 ⇒毎月働いた分に応じて、決まった金額を支給 ◎歩合(給)制、出来高制 ⇒実績や成果により給与が決定し、支給される (注:完全歩合制や完全出来高制の場合は、固定給が一切なし) ●月給 ●週給 ●日給 ●時給 ●業務単位 ⇒講師など「1レッスンあたりいくら」として支給される ●年俸制 ⇒1年間で支給される給与合計をあらかじめ提示しし、実際には年俸を12ヶ月などで割った給与を毎月支給 ⇒年俸制を導入する企業の中には、ボーナス〇ヶ月分+12ヶ月=年俸としている企業もあります。 ###「手取り」って何?? 支給される給与の総額を「額面(がくめん)」と言います。 そこから、各種社会保険料や税金等を差し引いた金額、実際に私たちの手元に入るおカネが「手取り」となります。 ####各種手当について そして、説明の途中で出てきた「各種手当」ですが、意外や意外、年間に換算するとコレが**大きな差**となります。 たとえば、資格手当。 専門職に多いのですが、 ○○の資格を保有している方には月●万円支給、などというもの。 有資格者に月1万円の手当の支給⇒年間にすると12万円の差、となります。 ほかには、最近よく目にするようになった、住宅手当。 会社から3駅以内なら家賃補助で月●万円支給、など。 これも、 毎月2万円~3万円の手当の支給⇒年間24万円~26万円の差、になります。 ##まとめ いかがだったでしょうか? それぞれをもっと厳密にお話しすると、微妙に少し違うところもありますが… 求人票でチェックする場合は、上記のような大まかな認識でOKです。 ですが、求人票に書いてある、毎月の基本給だけを見るのではなく、 **<手当など全部含めて、年間の想定収入がどのくらいになるのか>** ということまで、ぜひ考えてみてくださいね。 余談になりますが、 **昇級・昇給**や**評価制度**も求人票を見る上での**重要なポイント**になります。 <A社> たとえ入社時は給与が高くても、評価制度が整っていないために、入社後の頑張りが給与に反映されない… こんなんでは困りますよね。 <B社> 入社時の給与がそこまで高くなくても、しっかりとした評価制度がきちんと整っている会社だったら? はい… 先々まで考え、B社を選びますよね…(笑) B社は、きっとアナタの頑張り次第!で、 頑張りが、その都度、給与にも反映されていきますので。^^ ぜひこれらも、求人票を見る上でのポイントにしてもらえたら、嬉しいです。
この記事を監修した人
平塚
代表取締役 平塚ひかる
2013年、立教大学在学時からアイ・パッションに参画し、すぐにトップセールスに。
入社4ヶ月目の22歳で最年少執行役員に就任。

会社の成長や就活のあり方を変えるというビジョンへの想いは、人1倍強く、
入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞するなど、常にトップを走り続けるスーパービジネスウーマン。
現在はCheerの代表取締役としてマーケティングや開発・広報・人事なども担当。

学生時代は名だたる有名企業や大手から引っ張りだこで
今でも一緒に働こうとアプローチを受け続けるほど(笑)
就活生への入社支援実績はCheerCareer1です。

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