就活はいつから始める?業界別選考スケジュールと今から始める就活対策!

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就活はいつから始める?業界別選考スケジュールと今から始める就活対策!

2026年に卒業をひかえる「26卒生」の就職活動が近づいてきました。 しかし、26卒生の皆さんのなかには、 「就活はいつから始めるべき?」 「就活って何から始めたらいいの?」 「就活のスケジュールは?」 など、さまざまな不安を感じている人も多いでしょう。 そこで本記事では、26卒生たちの不安を解消すべく、就活のスケジュールやまずやるべきことなどをご紹介します。 ぜひ、本記事を最後まで読んでいただき、スムーズに就活をスタートさせましょう! ## 1⃣就活はいつから始まるのか? 26卒の就職活動は、2026年4月〜6月頃にスタートする学生が多いことが想定されます。 その理由は、8月ごろ開催となる夏インターンシップの申込を6月前後にスタートする企業が多いからです。 インターンシップ参加には選考があり、履歴書やエントリーシートの提出が必要となることが多いため、申込時期である6月までに自己分析や業界・企業研究などを進めておかなければなりません。 インターンシップは就職活動に必須ではない、と思う人もいるかもしれません。しかし、26卒以降の学生にとってインターンシップは就職活動において大事なポイントとなりえます。 なぜなら、25卒生を対象とするインターンシップより、「インターンシップ新ルール」が適用となり、採用直結インターンシップが政府公認となるからです。 では、インターンシップが内定獲得に直結することが就活ルール上認められたことで、26卒の就職活動はこれまでとどのように変わるのでしょうか。 ## 2⃣採用直結インターンシップとは? 政府は、2025年以降卒業見込みの学生を対象としたインターンシップ時に取得した学生情報について、企業が採用活動に利用できるという新ルールを制定しました。つまり、採用直結インターンシップが公認されたのです。 これまでも企業の採用活動の一環としてインターンシップを利用することが黙認されてきましたが、公に採用直結インターンシップ開催が可能になったことで、これまで経団連の就活ルールを遵守してきた日系企業のなかでも、インターンシップありきの採用活動をスタートする企業が増えることでしょう。 そのため、インターンシップが就職活動を成功させる大切な要素となることは間違いありません。 新ルールにおける採用直結インターンシップは、 * 学生の参加期間は、5日間以上    ※専門性が高いと位置づけられる業務の場合、2週間以上 * インターンシップ開催時期は、学部3年・4年もしくは修士1年・2年の長期休暇期間    ※夏休み、冬休み、入試休み、春休み * 就業体験は必須    ※参加期間の半数を超える日数を職場で体験すること * 実施場所は、原則職場    ※リモートワークが常態化している場合、リモートワークを含む 主に上記の条件を満たしたものを指します。 参加期間が5日間以上であることや、原則職場での実施であることなどから、手当たり次第に参加することはスケジュール的に難しいかもしれません。 **採用直結インターンシップに参加するなら、事前の自己分析や業界・企業研究をもとに参加企業を厳選しましょう。** また、企業が開催する採用活動イベントは、採用直結インターンシップだけではありません。 新ルール上で「オープン・カンパニー」「キャリア教育」と定義されているイベントでは、実施期間が単日などの超短期でありながら、実際に働く社員との交流を通じて企業情報を収集できます。 上記のイベントは採用に直結するものではありませんが、ネットだけでは知ることが難しい企業の詳細な情報や社風などを知ることが可能です。 スケジュールを合わせやすくインターンシップよりも敷居の低いイベントなので、積極的に参加し、企業や業界について具体的にイメージをしてみてください。 関連記事:[25卒から採用直結インターンがOKに変わる!種類やメリット・選び方も徹底解説](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/1082) ## 3⃣26卒の就活スケジュール(時系列) ### 大学3年 4~6月 大学3年生の4〜6月から、本格的に就活がスタートします。この期間では、先ほど説明したインターンシップ参加に向けて、自己分析やES作成、企業・業界研究、合同説明会への参加などが重要となります。自分に合った企業を厳選し、インターンシップへの申込を行いましょう。 ### 大学3年 7~9月 夏期インターンシップが多くの企業で行われます。この時期に開催されるインターンシップは、選考を有する中長期のインターンシップだけではなく、選考なしの1dayインターンシップや合同説明会、セミナーなども多く開かれているため、業界・企業研究などに有効的です。 ### 大学3年 10~12月 この時期には、冬期インターンシップの情報公開や選考が行われます。また外資系企業やベンチャー企業では本選考が始まり、早ければ年内に内定が出ます。このような企業を視野に入れている学生は、早めに就職活動をスタートさせ、夏期インターンシップに参加することが重要になるでしょう。 ### 大学3年 1~2月 冬期インターンシップが多くの企業で行われます。インターンシップだけではなく、選考対策に関するセミナーや相談会なども多く開催されます。また、企業によっては採用選考活動を行い、早期内定を出す所もあります。 ### 大学3年 3月~ 企業の広報活動(説明会等)が本格的にスタートします。また、26卒以降からはインターンシップを通じて専門性を判断された学生に限り、面接などの採用選考活動が3月から可能となりました。 ### 大学4年 4月~ 大手企業の採用選考活動が本格的にスタートします。 ## 4⃣まずやるべきこと ## 自己分析 就職活動の第一ステップは、自己分析です。 自分の興味のある業界や職種、企業を探しだし、自分軸を持って就職活動をすすめるには、まず自分自身について客観的に分析し理解することからはじめなければなりません。 また、本選考はもちろん、多くの場合はインターンシップ参加時にも選考があり、書類選考に利用されるエントリーシートや履歴書の内容は自己分析の内容が大きく反映されます。 関連記事:[【自己分析のやり方がわからない24卒必見!】自己分析のフレームワークを大紹介!](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/941) ### 業界研究・企業研究 前述した通り、25卒以降の就職活動で採用直結インターンシップが公認されたことから、インターンシップの重要性の高まり、同時に参加を希望する企業の絞りこみがポイントとなります。 まず、企業を厳選するためには、企業や業界について十分に知っていなければなりません。 浅く広くさまざまな業界を調べ、気になる業界については深掘りし、特徴や将来性を見極める必要があります。企業に関しても同様に行いましょう。 関連記事:[就活の業界研究のやり方を徹底解説!業界研究の方法、おさえるべきポイントは?](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/1049) ### 就活サイトを登録 業界研究や企業研究に役立つものとして就活サイトがあります。 就活サイトは、求人検索型やスカウト型、エージェント型など様々なタイプがあり、複数のサイトをうまく使いこなすことによって効率よく情報収集を行うことができます。 また、自己分析や選考対策に役立つコンテンツも豊富であるため、登録は必須であると言えます。 関連記事:[【25卒最新】就活サイトおすすめ9選比較!サイト毎の特徴やメリットをご紹介。](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/1076) ### 合同説明会やセミナーなどに参加 合同説明会では、1度に多くの企業を知ることができます。 対面やオンライン形式で高頻度で開催されているため、積極的に参加し、業界研究や企業研究に活かしましょう。 また、自己分析や選考対策に特化したセミナーや、就活に関する様々な悩みや不安を相談できる相談会、就活エージェントも多数あるので、有効的に活用しましょう。 ## 5⃣準備しておくべきもの ### スーツ 就職活動において、スーツを着用する機会が必ずあります。 特に説明会や面接の段階で必要となるため、スーツやそれに合ったネクタイや革靴、鞄を用意しておきましょう。 ### 証明写真 履歴書やエントリーシートを作成するにあたって、証明写真が必要となります。 証明写真が撮影できるアプリもありますが、証明写真機やプロのカメラマンに撮影してもらう方が良いでしょう。 ### スケジュール管理できるもの 就職活動において、スケジュール管理が非常に重要になっていきます。 Googleカレンダーやスケジュール帳などを用意し、一目ですぐに確認できるようにしておきましょう。 ### 費用 就職活動では、説明会やインターンシップ、面接のために移動をしなければならない場合があります。 その場合、交通費は自分が負担しなければならないため、場所や頻度によってはかなり費用がかかってしまいます。 その他にも、スーツなど就職活動に必要なものを揃えるための費用も必要となるため、覚悟をしておく必要があります。 ### 就活に割く時間 説明会やインターンシップ、面接などの日時を自分で決めることはできません。 従って、就活に割く時間を作る為にも、大学の単位をできるだけ早めに取っておく事や、アルバイトの時間を調整するなど、工夫が必要になります。 ## 6⃣就活に不安を感じたら ### 就職エージェントを利用 就活エージェントは、キャリアアドバイザーがマンツーマンで支援してくれるサービスです。 就活相談から企業紹介、選考対策まで行ってくれるため、1人で就活をするのが不安な学生に適しています。 また、早期内定が貰える可能性があるため、早く内定が欲しいという学生にも有効的です。 [☞内定までサポート!キャリア面談を予約しましょう!](https://cheercareer.jp/event/detail/363) ### 大学のキャリアセンターに相談 どの大学にもキャリアセンターがあり、就活に関する説明会やセミナー、個別相談会等が実施されています。 就活に関する情報は勿論、企業紹介や選考対策を行ってくれたり、過去の卒業生の体験談などを聞くことができる可能性があります。 ### OB・OG訪問 OB・OG訪問とは、興味のある業界や企業で働いている先輩を訪ね、実際の仕事内容や社内の雰囲気などの情報を得ることです。 実際に働いている方の話を聞くことで、説明会やインターンシップでは分からない部分が見えてきます。 また、就活相談や選考対策など行って貰える場合もあり、就職活動のプラスになるでしょう。 関連記事:[OB・OG訪問とは?始めるタイミングやメリット・デメリットについて詳しく解説!](https://cheercareer.jp/ip_blogs/article/1123) ## まとめ 本記事では、26卒の就職活動の傾向や流れ、具体的にまず何をやるのかについて紹介してきました。 近年の就職活動の傾向として「早期化」が顕著であり、早い時期に内定を出す企業がおおくなっています。 従って、就活生も早めに自己分析や業界・企業研究を行い、できる限りインターンシップに参加する必要があります。 就職活動に乗り遅れないように、早速「自己分析」からスタートしてみてくださいね。
この記事を監修した人
平塚
代表取締役 平塚ひかる
2013年、立教大学在学時からアイ・パッションに参画し、すぐにトップセールスに。
入社4ヶ月目の22歳で最年少執行役員に就任。

会社の成長や就活のあり方を変えるというビジョンへの想いは、人1倍強く、
入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞するなど、常にトップを走り続けるスーパービジネスウーマン。
現在はCheerの代表取締役としてマーケティングや開発・広報・人事なども担当。

学生時代は名だたる有名企業や大手から引っ張りだこで
今でも一緒に働こうとアプローチを受け続けるほど(笑)
就活生への入社支援実績はCheerCareer1です。

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