25卒就活が変わる!早期のインターン参加が選考の鍵に!今できる準備を紹介

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25卒就活が変わる!早期のインターン参加が選考の鍵に!今できる準備を紹介

「25卒から就活が変わるって本当?」
「インターン直結採用ってどういうこと?」
「25卒は今から何をしておけばいい?」

2022年6月に政府が就活に関するルールを一部変更したことから、「25卒から就活が変わる」と漠然と不安を抱えている就活生も多いのではないでしょうか。

具体的には、これまでの就活とどう変わるのか、ルールが変わったことによって何をすればいいのか、気になりますよね。

結論から言うと、25卒からより一層インターンへの参加が重要視される就活になります。なぜなら、新ルールに伴って政府が正式に「インターンで取得した学生情報をそのまま選考に使用してOK」としたからです。

そこでこの記事では、

  • 25卒就活が今までと違う3つのこと
  • 25卒の就活スケジュール
  • 就活が本格化する前にやっておくべきこと
  • 25卒就活の今後の動向

について、解説していきます。

年々、就活の動向は少しずつ変わってきていますが、25卒はこれまで以上に、早期に就活を始めることが成功の鍵と言えるでしょう。

この記事を読んで、就活のスタートダッシュの一歩を踏み出してみてください。

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25卒からインターン重視の就活に

冒頭でもお伝えした通り、25卒からより一層インターンへの参加が重視されるようになります。

これまでは、「インターンシップで取得した学生情報は、企業の採用選考活動には利用してならない」と規定されていました。しかし、今回のルール変更で、「一定の要件を満たしたインターンシップであれば、採用選考活動に利用してOK」となったのです。

学生目線でわかりやすく言うと、「インターンシップでの評価がそのまま選考に反映される」ということです。

ただ、これまでもインターンシップを選考の一部として行っている企業はありました。

今回のルール変更で、正式に企業がインターンシップを選考に組み込むことができるようになったので、大手企業や有名企業もこぞってインターンシップを選考活動に取り入れるようになるでしょう。

これらのことから、25卒からはインターンシップに参加して評価を得ることが、就活を成功させるための重要なポイントとなってきます。

25卒就活が今までと違う3つのこと

就活においてインターンシップが重要視されるようになることは、なんとなくわかってきたと思います。

ここではもっと具体的に、25卒就活が今までの就活と違うことを3つに分けて解説します。

25卒就活が今までと違う3つのこと

  • 採用直結インターンシップが増える
  • インターン参加の期間が長くなる
  • インターンへの参加難易度が上がる

以下で1つずつ違いについて詳しく解説していきます。

採用直結インターンシップが増える

採用直結インターンシップとは、採用選考を兼ねたインターンシップのことです。

政府が正式に採用直結インターンシップを認めたので、これまで建前上、インターンシップと採用活動を一緒にできなかった企業も、積極的におこなうようになります。

たとえば、夏に実施したインターンシップで評価の良かった学生を早期選考に招待したり、インターンシップを一次選考と位置付けたりする企業が増えるでしょう。

これによって、就活スタートの時期が、インターンが始まる大学3年生の夏になると想定できます。

年々早まっている就活スケジュールですが、25卒からはさらにその動きが顕著になるでしょう。

就活スケジュールの詳細は、「25卒の就活スケジュール」で詳しく紹介するので、参考にしてみてくださいね。

インターン参加の期間が長くなる

25卒の採用直結インターンシップは、これまでのインターンシップよりも、期間が長くなります。

なぜなら、政府が認める採用直結インターンシップの条件が、5日間以上となっているからです。

これまでは明確な決まりがなかったので、1〜3日の短期インターンシップから2週間以上に及ぶ長期インターンシップまでさまざまでした。

しかし、採用直結インターンシップは、5日以上かつ参加日数の半数の時間は就業体験を必ず行うものとし、社員が学生の指導をすることも義務付けられています。

そのため、大学3年生のサマーインターンでは、1社あたりのインターン期間が長くなります。必然的に参加できる企業数も限られてくるでしょう。

就活生は「サマーインターンにとりあえず申し込む」ではなく、しっかりと自分の行きたい企業なのか吟味してから申し込む必要があります。

関連記事:有給インターンを始めよう!求人を探す前に知っておきたいこと徹底解説

インターンへの倍率が上がる

25卒のサマーインターンシップ募集企業情報は2023年4月頃から徐々に公開され、エントリー受付が始まります。

これまで以上にインターンシップがそのまま就職活動に響いてくるので、多くの学生が採用直結インターンシップに参加するようになるでしょう。

特に人気企業は、応募が殺到することも考えられるため、例年以上にインターンの参加倍率が高くなることが想定されます。

また、企業もルール変更に伴って、例年ほどのインターン参加人数枠を設けないということもあり得るでしょう。日数が最大5日以上であることや、インターンに割く人員確保が必要であるためです。

そのため、就活生は早くから情報をキャッチして、準備しておくことが大切です。

25卒の就活スケジュール

25卒の就活スケジュールは、ルール変更に伴って前年よりも前倒しになります。

以下の表で、就活スケジュールと、学生がやるべきことを確認しておきましょう。

時期 就活スケジュール 学生がやるべきこと
4月〜7月 インターン情報公開 インターン説明会
インターンエントリー開始
情報収集
自己分析・企業研究など
サマーインターンに応募
サマーインターン準備
8月〜9月 サマーインターン サマーインターン参加
秋・冬インターン準備
OB/OG訪問
10月〜11月 秋・冬インターン 秋・冬インターン参加
就活の軸を決める
本選考にエントリーする企業を絞る
12月〜2月 企業説明会スタート
本選考エントリー開始
ES準備
本選考エントリー
志望動機作成
面接対策
3月以降 本選考スタート 本選考で実践&改善

2023年4月〜7月では、企業がサマーインターンの情報を公開したり、エントリーを開始したりします。この時期は、とにかく情報収集をして、サマーインターンに向けて準備を徹底しましょう。

サマーインターンは選考にも直結するので、この時期にある程度自分の行きたい企業を明確にしておく必要があります。

2023年8月〜9月は大学の夏休みに入り、企業が続々とサマーインターンを実施し始めます。オンラインと対面の両方を活用して、うまくスケジュール管理していきましょう。この時期に、秋・冬インターンの情報も公開されていくので、情報をキャッチしておくことを忘れないように注意してください。

2023年10月〜11月は、学校が始まりますが、同時に秋・冬インターンも開催されます。サマーインターンの経験を活かして、自己分析をしながら就活の軸を定めていく時期です。ここで焦らず、もう一度じっくりと考えて、自分の行きたい企業を絞っていきましょう。

2023年12月〜2024年2月は、企業の説明会がスタートし、本選考のエントリーが始まります。ESを書いたり、志望動機を作成したり、面接対策をしたりするなど、就活生にとって忙しい時期に入ります。

2024年3月以降は、いよいよ本選考が正式にスタートします。この時点ですでに内内定をもっている人もいるかもしれません。周囲と比べず、これまでやってきたことを実践し、その都度改善していきましょう。

関連記事:インターンシップとは?~新たな制度についても詳しく解説~

就活が本格化する前にやっておくべきこと

25卒就活はこれまで以上に、いかに早く行動するかが鍵になってきます。

そのうえで、就活が本格化する前にやっておくべき3つのことを紹介します。今からでも十分間に合うので、ぜひ行動に移してみてくださいね。

就活が本格化する前にやっておくべきこと

  • インターンの情報収集
  • 自己分析
  • 興味のある企業の絞り込み

インターンの情報収集

まず、重要になってくるのはインターンの情報収集です。方法は主に4つあります。

  • 企業のホームページから直接探す
  • 就活求人サイト/インターンシップ用求人サイトを見る
  • 学校のキャリアセンターに問い合わせる
  • サマーインターン合同説明会に行く

気になっている企業がある場合は、その企業のホームページに行って直接調べるのが一番早いです。

就きたい業界や職種がある程度定まっている場合は、就活求人サイトやインターンシップ用求人サイトで検索すると、応募情報が出てきます。

まだ自分にはどんな業界がいいのかもわからない場合は、学校のキャリアセンターに行ったり、合同説明会などに行ったりして、まずはどのような企業のインターンシップがあるのか知るところから始めましょう。

自己分析

インターンの情報収集をしつつも、自分が将来何をしたいのか見つけていくために、自己分析も欠かせません。

先でも述べたように、25卒からは、「夏はとりあえずインターンに参加しておけばいいか」と軽い気持ちでエントリーしてしまうと、後々後悔します。

夏のインターンが本選考と同じくらい重要になってくるので、エントリーまでに自分分析をしっかりしておきましょう。

自己分析を夏までにしておけば、サマーインターンに参加する企業が絞り込めるだけでなく、インターンで自分の強みを活かしてアピールすることもできます。選考にも有利になるので自己分析は早い段階からやっておいて損はありません。

関連記事:自己分析とは~なぜ就活で自己分析が必要なのか?やり方や注意点も解説~

興味のある企業の絞り込み

自己分析をしっかりとおこなったうえで、興味のある業界、企業を絞っていきましょう。仮にインターンに参加してみて「なんか思っていたのと違うな」となったとしても、秋・冬インターンもあるので、そこまで慎重にならなくても大丈夫です。

ただ、25卒から採用直結インターンが増えるので、人気企業や有名企業のインターンはすぐに埋まってしまう可能性があります。もし仮に、サマーインターンに参加できなくてもその後もチャンスがあります。

興味のあった企業がインターンシップを実施していない、または募集期限が終わっている場合には、同じ業界内や業種で探してみるのもよいでしょう。

どうしても気になる企業が見つからない場合は、インターンシップで経験できることやプログラム内容で参加企業を絞ってみるのも1つの手です。

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25卒就活の今後の動向

ルール変更に伴って、25卒就活はこれまで以上にスケジュールが前倒しになり、より早期の対策が必要になることがわかりました。

その他にも、25卒就活の今後の動向において2つの傾向をお伝えします。

オフライン開催も増える見通し

コロナ渦に伴って、就活のオンライン化が急激にすすみましたが、徐々にオフライン開催も増える見通しです。

就活のオンライン化に伴って、企業説明会から内定出しまでは、全てオンラインで行う企業も少なくありません。それによって、就職後のギャップが大きくなったり、学生と企業のミスマッチが増えたことも事実です。

今後は、オンラインとオフラインを組み合わせた就活が多くなるでしょう。どちらにも柔軟に対応できるように、準備しておきましょう。

内定率は回復傾向に

コロナショックに伴って、内定率が急激に下がりました。コロナの影響が一番大きかった21卒の大学就職内定率(2020年10月1日時点)は69.8%。前年の20卒の内定率(76.8%/2019年)から7ポイントも下がるという大打撃を受けました。

しかし、翌年の22卒の同時期の内定率は71.2%、23卒は74.1%と徐々に回復傾向にあります。

コロナ前の水準にはまだ戻っていませんが、24卒、25卒の内定率も上昇すると予測できるでしょう。ただ、昨今の円安や世界情勢もふまえたうえで、「伸びている業界、衰退している業界」を見極めた業界選びが重要です。

早く動くことが鍵!先を見据えた就活を

この記事では、25卒の就活ルール変更に伴って、具体的にどう変わるのか、就活生はどのような行動をとったら良いのか解説しました。

重要なポイントをおさらいすると、以下の通りでした。

25卒就活が今までと違う3つのこと

  • 採用直結インターンシップが増える
  • インターン参加の期間が長くなる
  • インターンへの参加難易度が上がる

就活が本格化する前にやっておくべきこと

  • インターンの情報収集
  • 自己分析
  • 興味のある企業の絞り込み

繰り返しになりますが、25卒こそ、早期就活が成功の鍵になります。また、就活市場や世界情勢を踏まえたうえで、先を見据えた就活をおこなっていきましょう。

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この記事を書いた人
旅するライター女子なつぽん

24歳|フリーランスWebライター|広島出身
22年間広島で育ち、就活で上京。都内ITベンチャー企業で1年半ライターとして勤務。新卒2年目で独立し、現在は旅をしながらフリーのWebライターとして活動中。親に就職先を大反対され、内定承諾書を破られた経験があります笑


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