自己分析のやり方を6STEPで解説!おすすめツールも紹介
やっほ〜皆さんこんにちは、いいみゆで〜す!
今回は、自己分析についてです。
突然ですが、皆さんはこんな疑問を持ったことはありませんか?
「なんで自己分析ってやらなきゃいけないの?」
「やらなきゃって思っているけど、どうやってやればいいのか分からない」
「自己分析を効率的にやる方法が知りたい」
就活生にとって避けては通れない自己分析ですが「めんどくさいな〜」と思っている人もいるのではないでしょうか?
確かに自己分析は、考えることが多いです。
しかしきちんとやったかどうかで、就活の結果が変わると言っても過言ではありません。
そこで今回は以下の内容について解説します。
- 自己分析のやり方
- おすすめの自己分析ツール
この記事を読めば、サクッとしっかり自己分析をする方法が分かります。
空いた時間でバイトや面接練習などもできますよ〜!
ぜひ最後までお読みください。
自己分析を行う理由とは?
そもそも、なぜ就活において自己分析は必要なのでしょうか?その理由は下記の2つです。
- 就活や企業選びの軸を明確にするため
- 自分の強みを企業にアピールするため
理由が分かれば自己分析もしやすくなります!1つずつ見ていきましょう。
1. 就活や企業選びの軸を明確にするため
自己分析を行うと、就活や企業選びの軸を明確にできます。
- どんな仕事がやりたいのか
- どんなことが得意・不得意なのか
- 反対にやりたくないことは何か
上記を理解していると、自分に向いている業界や企業が分かるだけでなく、入社後にミスマッチが起こる可能性も少なくなります。
新卒1年未満で転職した私の意見ですが、転職活動は正直しんどいです。新卒のころから自分に合う企業で働けるのって、本当に幸せなことなんですよね。
皆さんには私みたいな思いをしてほしくありません。
自分の未来のためにも、企業選びの軸は明確にしておきましょう!
2. 自分の強みを企業にアピールするため
自分のことをきちんと理解していると、正しく強みをアピールできます。
採用担当者を納得させられるような回答をするには、自己分析で自分を深く知っておく必要があるからです。
例えば数学を友人に教えるとき、自分が公式を理解していなければ、相手に正しく伝えられないですよね。
さらに質問されても、相手が納得する回答はできないはずです。
面接も同じで、自分を正しく知っておかないと強みをアピールできません。
自分の良さを面接官にきちんと伝えるために、自己分析を行いましょう。
関連記事:自己分析とは~なぜ就活で自己分析が必要なのか?やり方や注意点も解説~
【かんたん6STEP】自己分析のやり方を徹底解説
自己分析は、たった6ステップでできます!
「え、めっちゃかんたんじゃない?」と思ったそこのアナタ!
そうなんです!
自己分析は難しいものではありません。
考えることはそこそこありますが、これから解説する順番どおりにやってみると、意外とサクサクできるはずです。
- 【STEP1】自分の過去を洗い出す
- 【STEP2】過去の経験に感情を付け加える
- 【STEP3】感情の深掘りをする
- 【STEP4】過去の経験に対して「どう行動したか」を考える
- 【STEP5】共通点を探す
- 【STEP6】企業選びの軸を考える
1つずつポイントを解説します。
【STEP1】自分の過去を洗い出す
幼少期〜現在までを振り返って、印象に残っている経験を洗い出します。
ノートでも携帯電話のメモ帳でも、なんでもOKなので、書き出してみてください。
エピソードは下記を例を参考に、良かったこと悪かったことを2〜3個ほどピックアップするのがおすすめです。
幼少期>運動会のかけっこで1位を取った、ピアノの発表会で全然演奏できなかった
小学校>作文コンクールで金賞を取った、学芸会で主役のオーディションに落ちた(以下中学校、高校、大学と続く)
エピソードは多いほうが自己分析の材料になるため、思いつく限り書き出してみましょう。
【STEP2】過去の経験に感情を付け加える
【STEP1】でピックアップした経験に感情を付け加えます。
プラスの感情だけでなく、マイナスの感情も掘り起こしましょう。
```幼少期
・運動会のかけっこで1位を取った>嬉しかった
・ピアノの発表会で全然演奏できなかった>緊張した、怖かった
小学校
・作文コンクールで金賞を取った>嬉しかった
・算数のテストで0点を取った>悲しかった
```
この段階での感情は「嬉しかった」「悔しかった」など、かんたんで大丈夫です。
【STEP3】感情の深掘りをする
【STEP2】の感情に対して「なぜそう思ったのか」を深堀りします。
引き続き、先ほどの例を使って見ていきましょう。
```・運動会のかけっこで1位を取った>嬉しかった
>(なぜ嬉しかったのか)日曜日に父と公園で一生懸命練習したから
>(なぜ練習したのか)1位になったらおもちゃを買ってもらう約束をしていたから
・算数のテストで0点を取った>悲しかった
>(なぜ悲しかったのか)母親に怒られたから
>(なぜ怒られたのか)勉強しないでゲームばっかりしていたから
```
上記のように「なぜ」を繰り返しながら深堀りすると分かりやすいです。
【STEP4】過去の経験に対して「どう行動したか」を考える
過去の経験に対して「どう行動したか」を考えましょう。
これをすることで、面接で「挫折したときにどう乗り越えたか」と質問された際、説得力のある回答ができます。特に挫折や失敗した経験に対して、しっかりと考えておくのがおすすめです。
算数のテストで0点を取った>悲しかった
>(なぜ悲しかったのか)母親に怒られたから
>(なぜ怒られたのか)勉強しないでゲームばっかりしていたから
>(どう行動したか)テスト前は1日30分勉強をするようにした
挫折や失敗は誰にでもあるもの。そこでどう行動したかで、自分の性格や困難に立ち向かう姿勢が分かります。
【STEP5】共通点を探す
これまでにピックアップしたエピソードの中から、共通点を探しましょう。
共通点を探すことで、一見違う出来事でも実は同じ感情を持っていたり、どのようなときにモチベーションが上下しているのかなどが分かったりします。
共通点が見つかれば、そこが自分の強みや弱みです。
【STEP6】企業選びの軸を考える
自分の強みを活かせるのはどんな企業か、反対に向いていないのはどんな企業かを考えます。
今までの例で見ていきましょう。
```
・運動会のかけっこで1位を取った
>一生懸命練習した成果が出て嬉しかった
>頑張りが評価される環境が向いている
・算数のテストで0点を取った
>勉強したけどあまり点数は上がらなかった
>コツコツと勉強するのは苦手
```
この人の場合は、下記が企業選びの軸だと言えます。
OK>年功序列に関係なく頑張りが評価される企業
NG>コツコツ作業が求められる企業
以上で自己分析は完了です!
自己分析はいつから始めるべきか
自己分析の開始時期に正解はありません。
しかし、できるだけ早く行うのがおすすめです。
一般的に大学3年生の3月が就活解禁ですが、最近は独自スケジュールで早期から選考を進める企業も増えています。
そのため自己分析がギリギリだと、説明会や面接対策などと重なり大変です。
早めに自己分析を行っておけば、面接を進める中でブラッシュアップもできます。
後回しにせず、早めの行動を心がけましょう。
自己分析におすすめのツール3選
自己分析をより効率よく進めるために便利なツールを、3つ紹介します。
- 自分史
- マインドマップ
- モチベーショングラフ
それぞれの使い方や特徴を紹介するので、自分がやりやすそうなものを選んで取り組んでみてください。
1. 自分史
自分史は、これまでの人生で何をしてきたのか、何を考えていたのかをアウトプットするツールです。
客観的に自分を見つめ直すことができ、強みや弱みが分かります。
手順は下記のとおりです。
(1)下記のような表をつくり、それぞれエピソードを埋める
(2)それぞれのエピソードに対して「なぜ」を繰り返して、行動〜学んだことを埋める
自分史は、エピソードがあまり思い浮かばない人や、自分のことを人に話すのが苦手な人におすすめです。
関連記事:自分史の書き方がわからない!例文とあわせて手順を紹介
2. マインドマップ
マインドマップは、思考を図にしてアウトプットするツールで、下記が分かります。
- 何を考えているか
- 何を大切にしているか
- どんな信念で行動しているのか
手順は下記のとおりです。
(1)中心にキーワードを書く(今回は自己分析なので「自分」)
(2)中心に書いたキーワードから、放射線状に関連する言葉やイメージをつなげていく
マインドマップは、自分の考えを整理したい人や、文章で表現するのが苦手な人におすすめです。
3. モチベーショングラフ
モチベーショングラフは、過去の出来事や気持ちを可視化できるツール。
成功体験や失敗経験をグラフ化し「なぜ、このときにモチベーションが上がったのか」「なぜ、そう感じたのか」などを分析します。
手順は下記のとおりです。
(1)縦軸を「モチベーション」横軸を「時間」にして、幼少期~現在までの具体的な出来事とモチベーションの上下を書き出す
(2)当時の状況を振り返り、グラフの「山」と「谷」の共通点を洗い出す
(3)モチベーションが上下した原因を言語化する
モチベーショングラフは、自分の強みや弱みが分からないと感じている人におすすめです。
自己分析が不安な人はキャリアアドバイザーに相談してみよう
自己分析は、正しい手順で行えば難しくありません。最近は便利なツールもあるため、ぜひ自分にあったものを使ってみてください。
自己分析が終わったら、次は業界研究・企業分析をしてみましょう!
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それではまた次の記事でお会いしましょう。いいみゆでした〜!ば〜いば〜い!