【業界研究】24卒就活生必見!不動産業界の特徴や役立つ資格について解説!

市況分析

【業界研究】24卒就活生必見!不動産業界の特徴や役立つ資格について解説!

皆さん、こんにちは。
いきなりですが、不動産というと何をイメージしますか?
○○不動産という会社名に不動産がつく会社も多くありますし、
一人暮らしをしている学生さんであれば不動産は身近かもしれません。

ちょっと前になりますが、不動産関連で最近ニュースになった話題といえば
選手村はないでしょうか。
東京オリンピックで利用された選手村が大規模マンションとして販売されることは
テレビでも取り上げられていましたね。

選手村から大規模マンションに変わる「晴海フラッグ」は価格発表後にオリンピックの延期が決まり、
それに伴いもちろん引き渡し時期も遅れてしまうので販売が一時中止となっていました。
その販売中止期間に近辺の都心部マンションの価格が上昇したことで
結果的に中止前の価格が割安になったことで話題となりました。
近くだったこともあり、筆者は友人と選手村にオリンピック開催中に見に行ったのですが、
本当に大規模で迫力がありました。

本日はそんな不動産業界について取り上げたいと思います。
気になる方はぜひこのまま読み進めてみてください。

それではさっそく始めましょう。

不動産業界とはどんな仕事を行う?

まずは不動産業界とはどのような仕事があるのかをご説明します。
不動産業界で代表的な仕事は下記の4つに分けられます。
1つずつ詳しい仕事内容をお伝えしていきますね。
①開発(デベロッパー)
②仲介
③管理
④コンサルティング

①開発(デベロッパー)

不動産の企画・開発を行います。
不動産業界では開発を行う会社をデベロッパーと呼びます。
マンションやリゾート地、都市開発など大規模な建物の企画・開発を行います。
まさに街づくりに携わることができる不動産の醍醐味のような仕事です。
まずは土地の取得から始まり、土地やその周辺を活性化させるにはどのような建物を建てればよいかを企画します。
その企画を元にマンションや複合施設、オフィスビルを設計します。

②仲介

仲介はマンションやアパート、一戸建て住宅や土地などの賃貸・売買時に、
購入希望者と売却希望者もしくは借主と賃主の間に立って契約を結びます。
一人暮らしの皆さんが利用したり、駅前でよく見る不動産はここに当てはまります。
仲介で生じる手数料が会社の利益となります。
取り扱う不動産は自社で保有している場合と、ほかの企業や個人が保有している場合があり、
後者では代理店として顧客に対することになります。

③管理

管理はマンションやアパート、オフィスビルや商業施設などの入居者対応、空室の募集、物件の維持や管理、オーナー対応を行います。
具体的には不動産管理事業会社が、オーナーから委託された建物や設備のメンテナンス、清掃などを行い、
入居者の募集、審査、契約、入居者からのクレーム対応、家賃の回収、滞納者への督促といった管理も行っています。

④コンサルティング

不動産コンサルティングは商売を始めたい事業者や資産運用を考えている顧客を対象にアドバイスを行います。
近年増加傾向にある不動産投資は投資用のマンションなどを販売して利益を増大させることを指しますが、
不動産コンサルティングは投資の案内も行います。
不動産投資に興味を持つ年代の若年化もあり、都心部には投資用をコンセプトとしたマンションも建てられています。

元不動産社員が語る、不動産業界の特徴と向いている人とは?

不動産の仕事内容を理解したところで、元不動産社員である筆者が不動産業界の特徴と向いている人を紹介します。
まず、不動産の醍醐味といえば下記2つが挙げられます。
・動かす金額が大きく、その分やりがいも大きい。
これは今までの仕事内容を見ても分かる通り、販売する商品自体が建物であるため金額はとても大きいです。
・地図に自分他関わった建物名が載ったりと達成感が大きい。
これも不動産ならではですね。何もない土地から誰かの役に立つ建物を建てて、それが地図に残るのは不動産業界でしか味わえないのではないでしょうか。

次に不動産業界に向いている人の特徴を2つ挙げます。
・顧客に与える影響が大きく、成果がわかりやすいことを好む人
不動産業界は人が生きていくうえで欠かせないとされる衣食住の住にあたります。
人生で一番大きな買い物と行っても過言ではない住の買い物に関われるのはとても影響があります。
・休日は人込みを避けて遊びたい人
不動産業界は平日休みであることが多いため、どこに行っても比較的混まずに用事を済ませたり遊べます。
その分友人とスケジュールを合わせるのは難しくなってしまいますが、
役所など平日しか行けない場所に有休を使わずにいけるのは大きなメリットだと思います。

不動産業界の動向

次に、不動産業界の市場動向をお伝えします。
新築と中古の物件で比較します。
新築は建築作業員の不足などが影響してマンション価格は上がり続けています。
マンション価格は上がっても個人所得はそれほど増えていないので、顧客の購買意欲は少ない状況です。
その一方、中古は新築と比べてやはり価格が低いことが何よりの魅力です。
近年はリフォームの補助金や優遇制度が充実しており、こうした国の後押しにより中古の購入を検討する顧客が増えています。

コロナが不動産業界に与えた影響も見てみましょう。
まずはオリンピックに伴う訪日観光客を見込み、大量に建てられていたホテルや商業施設は今も大きな打撃を受け続けています。
また、在宅ワークが進んだことで大手企業が都心の本社を相次いで売却したことも話題となりました。
家で過ごす時間が増えたことでEC需要が急激に高まり、大規模な物流施設の開発が進んでいます。
不動産業界において新型コロナウイルスの影響は一時的であるとの声もありますが、当分は気にする必要がありそうです。

宅建だけじゃない!不動産業界で役立つ資格を紹介!

続いて、不動産関連の資格をご紹介します。
入社前に取る必要はありませんが、不動産関連で働くのであれば必要であったり役立つ資格は下記4つです。
・宅地建物取引士
宅建と呼ばれ、賃貸物件の仲介や土地・建物の売買を行う時に役立つ国家資格です。
・マンション管理士
マンションの管理について管理組合へアドバイスやサポートを行います。こちらも国家資格です。
・FP(ファイナンシャルプランナー)
相談者の資産や収入、家族状況などをふまえたうえで投資や相続、資産運用のアドバイスができる資格です。
直接不動産とは関わりませんが、金融や税金の知識を役立てるので不動産に活かせる場面があります。
・普通自動車運転免許
顧客を物件に案内する時に車を使うことが多いため、運転免許もあるとよいでしょう。

【業種別!】不動産業界のおすすめ企業紹介!

最後に、CheerCareerに掲載中の不動産業界のおすすめ企業を紹介します!
2024年卒向けの方向けには、まだエントリー受付を開始していない企業もありますが
今後受付を始めたときに備えてチェックしておきましょう!

株式会社フージャースホールディングス(①開発(デベロッパー))

株式会社フージャースホールディングス

株式会社ライブズナビ(②仲介③管理)

株式会社ライブズナビ

株式会社アズ企画設計(③管理)

株式会社アズ企画設計

きらめき不動産株式会社(④コンサル)

きらめき不動産株式会社

最後に

いかがだったでしょうか。
不動産業界に興味を持った方はぜひ就活の候補の1つとしてみてください。

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少しでもこの記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
マツモト

新卒で不動産仲介の営業として就職。
その後、約1年で退職し某プログラミングスクールでの学習を経て
2020年1月からCheerに入社。
文系体育会出身からエンジニアとして活躍するため、日々奮闘中。

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