眼から鱗。企業目線を知って得する就活イベント攻略法!

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眼から鱗。企業目線を知って得する就活イベント攻略法!

昨今、色々な面白い就活イベントが増えてきていますね。

「就活イベントでは、最大限学びを得たい」
「イベントでのアピールポイントを知りたい」

そんな方のために就活イベント攻略法として
今回は企業目線での就活イベントについて分析していきたいと思います。

■企業が就活イベントに出る理由

まず前提としてここから。
実は、皆さんが思っている以上に、企業はイベントを重要な採用ツールだと考えています。

①できるだけ多くの学生と「直接」会いたい
②大手/中小/ベンチャーなど、「企業文化やマインド」でマッチしている学生に会いたい。
③業界/職種など「仕事内容」でマッチしている学生に会いたいたい。

大きく分けてこういった目的で参加します。
もちろん、企業によって求める人物像が違うので、参加するイベントもそれに合わせて選んでいますが、
ナビサイトよりイベントで出会った学生の方が相性がいい!
イベントで出会った学生さんが入社してくれた!という声は非常によく聞きます。

企業はイベントに出ることで、
マッチした未来の人材に「直接」出会える絶好のチャンスだと思っているんです!

■企業はイベントで学生の〇〇を見ている!

企業がイベントに参加する目的を知った上で、
今度は皆さんがイベントでアピールするポイントを3つお伝えします。

①相槌を打ちながらメモを取る

もはや大前提!
実はどの企業も、自社のブースでメモを取っていた学生はしっかりチェックしています。

「いやいや、そんな事ないでしょ…」と思った方、本当ですよ(笑)

実際に私は様々なイベントで企業担当をしていますが、
企業控室では「この子、メモ取ってて良かったよ」「なんか好印象だよね」という会話が飛び交います。

自分がその企業に興味があるないに関わらず、あれば尚更メモを沢山取って、
せっかく来たイベントをより学びの多いものにすることをオススメします!

②他の学生の意見やプレゼンをしっかり聞く

これは、学生から発表する機会があるイベントでは必須かもしれません。

自分のプレゼンに必死になって周りのプレゼンを聞けていなかった…ということはありませんか?
実は凄く勿体ないです。

企業は、「この子は他の人が話している時に聞ける人かな?」という協調性の有無を確認している事があります。
もちろん協調性よりも主体性を重要視する企業もありますが、
どの会社でも「誰か」と働くには最低限の協調性が必要です。

自分が思いつかなかったようなロジカルなプレゼンや、
奇抜なアイデア、企業の人が高評価しているプレゼンの共通点を盗む機会にもなります。
自分の成長尺度も倍になるはずです!

③取ったメモをもとに具体的な質問をする

これも非常に重要。
弊社の説明会でも、質問してくれた方は必ずチェックをつけ、質問の内容もしっかり覚えています。
「あの回の説明会で~~の質問してくれた学生さんだよね!」
と役員陣の記憶にも残りますし、好印象のまま選考に進む事ができます。

むしろ、質問タイムから選考が始まっていると言っても過言じゃないかと。(笑)

イベントでも「核心をつく質問だね」と思わせたら勝ち。
色々な企業が集まっている中で、その会社にしかない特徴や強味をメモしておいて、
「なぜ?」「どうやって?」「何を目的に?」というような
具体的質問をしてみて下さい。

きっと企業があなたを見る目が変わりますよ!

さらに、最近の就活イベントにはグループワークも多いと思います。
そう、グループワーク。

はじめましてな仲間と共に、数名でグループになって
あるお題を元に、話し合い、思考し、実行し、駆け抜ける、
あの、グループワーク。

正直、コミュニケーション力高い方が有利なのでは、とか
口下手すぎて初対面の人と話すの苦手なんです、とか
お題についてそんなすぐアイデア浮かばないし発言できない、とか
そもそもグループワークって、企業はどこ見てんの?とかとか。

何かと不安に思う方も少なからずいらっしゃるのでは。

そんなグループワーク。意外と視点を変え、理解することで
苦手意識が緩和されるものです。
グループワークについても一緒に考えてみましょう。

就活でのグループワークはプロジェクト進行体験

グループワークと言われると、
「チームをまとめ、よいアイデアが浮かんでは沢山発言され、
リーダー的な人が有利なもの」と、思いがちではないでしょうか。

果たして、本当にそうなのか。

そもそもグループワークとは。

就活の場面では、その名の通り、
数名がグループになって1つの仕事や目標に向かい実行すること」を意味します。

同じように、社会に出て仕事を行う場面でも、上記のような光景を見かけます。
クライアントや上司、同僚、他の部署の方、外部のチームなどなど、
沢山の人が関わって1つのプロジェクトに向かい、形をつくり、実行しています。

このように選考や就活イベントでのグループワークは、
未来の自分がビジネスで必然的に経験することを
短時間で簡易的に、尚且実践的に体験できるワーク
なのだと思います。

グループワークで企業が見ているポイントいろいろ

簡易的に実践的にビジネスの経験を体験できるグループワーク。
とはいえ、実際にグループワークをしてそこで一体何を見ているの?と、
不安になることも。

ここでは「チームをまとめ、良い発言を行い、リーダー気質ある」人を
見ているだけではありません。

実際に会社に入って、どのようにプロジェクトを進めていくかを見ています。

もちろんチームをまとめるリーダー気質を見ている企業もあるでしょう。
でもそれだけではありません。
社風や仕事内容、環境により、求めている人材の選考基準は企業ごとに違うからです。

例えば、
はじめましての方と、どのようにコミュニケーションを取り、話し合いを進めていくか、
どのようにアイデアを伝えるか、相手から引き出すか、
相手の発言の聞き方や質問の仕方、話し方や言葉遣い、
プロジェクトを成功するために、どのように関わり自分の力を発揮しているか、
など見ているポイントは様々です。

「自分らしさ」を発揮する

グループワークでは、実際のプロジェクト進行の仕方を見ていて、
企業側が見ているポイントはそれぞれで、ってじゃあどうしたらいいんじゃい!と
戸惑う方もいらっしゃるのでは。

どうしたらいいか戸惑うのは、
グループワークではこうしなきゃいけない、と思っていて
少し無理をして「こうしなきゃいけない」を行っているのかもしれません。

もちろん頑張って出来る方もいますし、
もしかしたら自分が気づかなかっただけで、得意な分野だったのかもしれません。

プロジェクトを進行する中で大事なのは、
いかにより良いアイデアを出し、互いに最高の力を発揮し、
素晴らしいプロジェクトを築き上げ、最高のパフォーマンスで維持していけるか、です。

就活でのグループワークでは
「こうしなきゃいけない」ではなく
「自分の最高のパフォーマンスができるのは何か」を一度考えてみてください。

例えば
話すのは苦手、でも話は聞き上手ってよく言われる、のであれば
同じグループの人のアイデアを沢山聞き出してみては。

分析するのが得意、客観的に考えることが多い、のであれば
様々な意見をまとめ、プロジェクトに向けどのような選択肢があるか提案してみては。

じっくり考えるのはあまり得意じゃないけど、人前で話すのは任せな!な方は
是非心に響くプレゼンをしてみては。

「自分らしさ」が発揮できるポジションで、最高のパフォーマンスを行うことが
就活でのグループワークの攻略のポイントとなるのではないでしょうか。

グループワークでの自分の最強ポジションを見極める

不得意なことは人それぞれですが
得意なことも人それぞれです。

1つのプロジェクトには、沢山の人が関わり、形をつくり、実行しています。
その中でいかに自分の力を発揮するか、
どこで自分の力が発揮できるかを見極めることが大切です。

就活でのグループワーク、
どうぞ自分の力が発揮できる最強のポジションを見極め、
最高のパフォーマンスを行ってくださいね。

以上が「学生が意外に気付かない。、企業目線を知って得する就活イベント攻略法」でした!
もし今後イベントに参加する予定があれば、活用してみてください。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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