コロナ禍で「早期内定」獲得目指す学生が急増!誰でも狙える早期内定の獲得方法

市況分析

コロナ禍で「早期内定」獲得目指す学生が急増!誰でも狙える早期内定の獲得方法

2022年卒の就活生のみなさん。
今後の就活はオンラインが続くのか?リモートワークも視野に企業選びをするのか?
先が見えない就活に不安を抱えていませんか?

2022卒の学生の動きは非常に活発です。
そして企業からも「12月までには内定出しをしたい」という声が聞こえてきています。
「早期内定」に拍車がかかり、今年は誰でも早期内定が狙える状況になりました。
このコラムでは早期内定の現状と早期内定を獲得する方法を解説していきます。

目次

  1. 早期内定とはいつのこと?
  2. 新型コロナウイルスによる影響
  3. 企業が早期内定を出す目的とその企業群
  4. 早期内定をもらうメリット
  5. 早期内定を獲得する方法

1. 早期内定とはいつのこと?

まずは2022卒就活スケジュールを確認しておきましょう。
2022卒の就活は2021卒までと同様、日本政府が企業に要請しているスケジュールとなります。

3月1日 エントリー解禁
6月1日 選考開始
10月1日 以降に内定

しかし、このスケジュールは形骸化しており、
10月よりも前に内定通知をする企業が殆どです。

実際には、4~5月に内々定を出す企業が多いため、
6月の選考開始よりも前に出た内定のことを「早期内定」と言います。
ベンチャー企業ではさらに選考が早く、3月解禁よりも前の10~2月に内定出しをする企業もあります。

2. 新型コロナウイルスによる影響

今年のコロナショックによる経済危機は、企業の採用活動および学生の就職活動にも影響を及ぼしており、
売り手市場から買い手市場に逆転したと言わざるを得えません。
企業の採用数の減少に伴い、採用基準もハードルが高くなることが見込まれています。

学生の動き出しも例年より非常に早く、焦りを感じている就活生が多いことがよくわかりますね。
2022年卒は特に「早期内定」を求めていると言えるでしょう。

新卒採用 「売り手市場」に陰り(NHK大学生とつくる就活応援ニュースゼミ)

3. 企業が早期内定を出す目的とその企業群

企業が早期内定を出す目的とは?

企業が早期内定を出すのは、ずばり“優秀な学生の確保”が目的です。
早期に動く意欲的な優秀層にアプローチでき、「早期内定」で囲い込みを狙いやすくなる企業側のメリットがあります。

早期内定を出す企業群

では早期内定を出す企業とはどのうな企業なのでしょうか。

① ベンチャー企業

ベンチャー企業は経団連に加盟していない場合が多く、採用スケジュールに関係なく、早期から内定出しすることが可能です。
サマーインターンシップの時期から実質的な選考が始まり、9~12月に内定通知を行う「年内内定」も稀ではありません。
また、元から採用枠が少ないベンチャー企業では採用が充足次第、採用活動を終えることになります。
そのため、ベンチャー企業に興味のある学生は今からエントリー・選考進めておきましょう。

② 外資系企業

経団連に加盟している日系企業とはことなり、外資系企業は採用スケジュールを遵守する必要がありません。
外資系企業の多くが例年10月から選考を開始し、意欲的に動く優秀な学生の確保に積極的です。
海外本社の採用に合わせた採用スケジュールになっているのも理由の一つです。

4. 早期内定をもらうメリット

早期内定は企業側だけではなく、学生にも大きなメリットがあります。
実際に早期内定を獲得するために、学生の動きが年々活発になっています。

① 気持ちに余裕が持てる

内定がもらえないと周りの就活生と比較しまい、ネガティブになってしまいますよね。
1社でも内定を保有していると、「第一志望に落ちてもここに入社すればよい」という心の余裕が持てます。

就活力が鍛えられ自信がつく

早期選考を受けると、自己PRや面接の受け答えの訓練になるため、実力をつけた状態で就活本番を迎えられます。
いざという時の本命企業、大手企業の選考では他の学生と差をつけられ、就活がより有利に進められるでしょう。

「早期内定」が評価される

早期内定を持っているということは、早期から“意欲的に動く学生”であり、
他の企業でも早期内定を出した“優秀な学生”という証になります。
そのため、早期内定自体が評価につながるのも大きなメリットと言えます。

5. 早期内定を獲得する方法

インターンシップに参加する

最も一般的な方法の一つがインターンシップです。
早期内定を獲得するためには、もはやインターンシップの参加は必須。
企業がインターンシップを行う目的の一つに、優秀な学生の囲い込みがあります。
そのため、殆どの企業が早期選考、本選考へのルートを用意しており、
インターンシップに参加することで早期選考ルートに乗ることが可能になります。

CheerCareerでは長期インターンを募集中の企業が多数!スキル獲得と同時に早期内定目指しませんか?
☞関連記事:早期内定最短ルートはココだ!《夏休みに参加できる"長期"インターンシップ開催企業特集》

スカウト型ナビサイトを活用する

近年主流のスカウト型ナビサイトでも早期内定がもらえるルートとして多くの学生が活用しています。
企業がナビ上の学生プロフィールを閲覧し、会いたい学生に直接スカウトまたはオファーを出すため、
説明会とは異なるルートで有利に進められるのが特徴です。
企業から興味を示してくれるため、業界が定まっていない学生でもスカウトをもらったら行動がしやすくなるのもメリットです。

CheerCareerのスカウト機能では、プロフィールを記入した人の内、90%が1週間以内に スカウトメッセージを受け取っています!
☞関連記事:スカウトが届きやすくなるコツ/人事と先輩内定者がアドバイス

内定直結系マッチングイベントに参加する

サマーインターンシップが始まる6月から内定直結イベントも活発になります。
内定直結イベントは成長企業・ベンチャーが複数社が参加し、主にビジネスワークを通して学生を評価、マッチングするのが特徴です。
その場でスカウトがもらえるイベントも多数あります。
企業は通常エントリーでは会えない学生に直接アプローチできるため、スピード選考・スピード内定も魅力の一つ。

CheerCareerでは、11月から全国で内定直結イベント「情熱フェスタ」が始まります。
ベンチャー社長が集結する国内唯一の就活イベントで早期内定を目指しませんか?
☞関連記事:イベント責任者が大解剖!年間2000名応募を超える「情熱フェスタ」潜入レポート

いかがでしたか?
内定=ゴールではありませんが、早期内定はメリットが多いですよね。
誰でも今から早期内定を狙えるので、きっかけを掴むためにもぜひアクションに移してみてください。

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

このページをシェアする