いま注目のスカウト型就活サービスとは?

市況分析

いま注目のスカウト型就活サービスとは?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業説明会が軒並み中止となっています。
企業が学生と直接会う機会が限られているなかで、
学生に対して直接オファーを出す「スカウト型採用(ダイレクト・リクルーティング)」が注目を浴びています。
この記事では、スカウト型の就職活動について、そのメリットやデメリットに触れながら解説をしていきたいと思います。

いま注目のスカウト型就活サービスとは?

目次
■スカウト型採用(ダイレクト・リクルーティング)の概要
スカウト型採用とは?
スカウト型採用がおすすめの理由
■スカウト型就活のメリット・デメリット
スカウト型就活の◯つのメリット
応募企業数を増やせる
企業選びの幅が広がる
早期内定の獲得につながる
面談などの経験を積むことができる
スカウト型就活の◯つのデメリット
スカウト=採用ではない
興味のない企業からスカウトが届くことがある
インターンなどの経験がある人の方が評価される
■CheerCareerの特徴
ベンチャー企業に特化
学生の関心を集めるイベントを年間80本以上開催
企業についてよくわかる「企業マンガ」がある
就活生のキャリアを考えてくれるエージェントがいる
■スカウトされるための大事なポイント

スカウト型採用(ダイレクト・リクルーティング)の概要

スカウト型採用とは?

「スカウト型採用」とは、気に入った学生に対して企業側からアプローチをする逆求人型の採用形式のことです。
学生が自己PRやこれまでの経歴、将来像などのプロフィールをサービス上に登録し、
企業が関心を持った学生にスカウトメッセージを送る流れとなっています。
売り手市場において企業の採用活動が活発化しているここ数年で、
スカウト型就活サービスの利用者は、学生と企業の双方で増えています。

スカウト型採用がおすすめの理由

学生にとっては、企業が関心を持った学生に対してアプローチをするため、
特別選考の案内や早期内定を獲得できる可能性があります。
また、志望していた企業以外からもアプローチが届くことがあり、
多くの企業と出会うことができ、就職活動の幅を広げるきっかけにもなります。

企業にとっては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、
会社説明会や採用エントリーを経ずに、学生と1対1の接点を持つことができるのでおすすめです。

スカウト型就職活動のメリット・デメリット

この見出しでは、スカウト型の就職活動を行うメリットとデメリットについて説明をします。

スカウト型就活の4つのメリット

スカウト型の就活を行うメリットは主に以下の4つです。

  1. 効率よく応募数を増やせる
  2. 企業選びの幅が広がる
  3. 早期内定の獲得につながる
  4. 面談などで経験を積むことができる

ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

効率よく応募数を増やせる

一度サービス上に自分のプロフィール情報を登録すれば、企業からアプローチを待つだけの状態となるので、
いちいちES等を書く必要がありません。
これまでの就職活動は、説明会に行き、ESを提出し、webテストを受けるといった段階を踏んで面接を行う流れが一般的でした。
しかし、スカウト型の就活サービスでは、それぞれの企業に対してこのような作業を行う必要がなく、
効率よく応募数を増やすことができます。

企業選びの幅が広がる

自分の興味がある業界・業種以外の企業からのスカウトが届くことがあります。そのような企業と面談をすることで、
これまで知らなかった他業界の良さに気づくきっかけになるかもしれません。

早期内定の獲得につながる

企業からのアプローチの中には、特別選考を用意していただけることがあります。
通常のフローにおける1次選考をスキップすることができます。
内定までの時間が短くなり、就活が解禁される前に実質的な内定を獲得することも可能になります。

面談などの経験を積むことができる

スカウト型の就活サービスを早期から利用することで、他の就活生よりも早く、人事との面談を行うことができます。
サービスに登録しているプロフィールについて人事と話しているうちに、
「もっとこうしたほうがいい」などの改善点が見つかるかもしれません。

スカウト型就活の3つのデメリット

スカウト型の就活を行うデメリットは主に以下の3つです。

  1. スカウト=採用ではない
  2. 興味のない企業からスカウトが届くことがある
  3. インターンなどの経験がある方が評価される

ここでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

スカウト=採用ではない

企業からスカウトメールが届くことが、直接採用につながるわけではありません。
特別選考などで通常のフローのあるステップをスキップできるものの、それ以外については一般的な就活と変わりません。
興味のある企業からスカウトが届いた場合は、しっかりと準備をして臨みましょう。

興味のない企業からスカウトが届くことがある

興味のない企業からスカウトメールが届くことが多々あります。しかし、ただ無視をするのではなく、
「なぜ興味がないのか?」を自問自答して判断をすることで、今後の就活に活かすことはできるのではないでしょうか。

インターンなどの経験がある方が評価される

企業はサービスに登録されているプロフィールをもとに、学生にアプローチをします。
ですので、プロフィールに企業が求めているスキルや経験を記載している学生に関心を持つことが多くなるでしょう。

CheerCareerの特徴

サイトURL:https://cheercareer.jp/
CheerCareerはベンチャー企業を志望する就活生向けの就活ナビサイトです。
もちろん企業側からのスカウトが届くこともあります。

CheerCareerの特徴は以下の4つです。

  1. ベンチャー企業に特化
  2. 学生の関心を集めるイベントを年間100本以上開催
  3. 企業についてよくわかる「企業マンガ」を掲載
  4. 相談会や就職セミナーがたくさんある

ベンチャー企業志望の学生向け

ベンチャー企業に特化している就活サービスとなっています。
「若いうちから活躍の場が欲しい」「どんどんチャレンジしたい」というような思考を持っている就活生にとっては
うってつけのサービスとなっています。また、掲載企業もこれから伸びるベンチャーを中心に掲載し、
学生一人ひとりに対して弊社のスタッフがアドバイスもしているためミスマッチが少ないことが強みです。

学生の関心を集めるイベントを年間100回以上開催

成長意欲の高い学生を対象としたイベントを年間100回以上開催しています。
企業・学生の双方から人気の高い、スキルアップイベントや内定直結型のイベントとなっています。
中には、ビジコンのようなイベントも開いており企業様も本気でロジックを評価します。
イベントを通じて企業のことを知れるだけでなく、ビジネスマンがどうマーケットを考えているのかを知ることができます。

企業についてよくわかる「企業マンガ」を掲載

企業の紹介ページに漫画が掲載されています。
企業の成り立ちや事業内容、求める人物像について、マンガを用いたわかりやすいコンテンツを用いて説明しています。
会社の説明は文字が多くてよくわからないので漫画で事業の概要や会社のカラーを気軽に知ることができます。

就活生のキャリアを考えてくれる相談会や就職セミナーがたくさんある
就職サイトの裏側を知っているからこそわかる「Cheerの社員」が相談に乗ってくれます。
就活生のキャリアについて親身に考えてくれて、就活生におすすめの企業を紹介してくれます。
相談自体に料金は発生せず、内定後でも相談することが可能になっています。
全メンバーTwitterを運用しているので頻繁に相談に乗っています。
DMを送るのはハードルが高い。。という学生向けに相談会も頻繁に開催しています。

スカウトされるための大事なポイント

企業からスカウトをされるためには、自分のプロフィールを充実させることが何よりも大事なポイントとなります。
スカウト型の就活サービスではよく
「プロフィールが◯◯%になるとオファーが届きやすくなる」といったメッセージを見かけます。

ベネッセの就活支援サービス「doda」が行った、プロフィールの完成度とオファー受信数の推移についての調査では、
プロフィール完成度が65%以下の学生と70%以上の学生とでは、
後者が前者と比べて2.7倍のオファーを自身していることが明らかになりました。
スカウト型の就活サービスで、企業が学生の情報を得る唯一の手段がプロフィールを見ることになります。
プロフィールが魅力的であればあるほど、企業から多くのスカウトを受け取ることができるようになるでしょう。

文章については、読みやすく納得させるような文章でなければいけません。

気をつけることとしては、

  1. 結論ファースト
  2. 論理性
  3. 目的と学びを明確に
  4. 一貫性

の4つです。

結論を初めに述べて、それを説明するように論理的な文章になるようにしましょう。
例えば、自己PRでは以下のような流れがおすすめとなります。

自分の長所
長所が活かされたエピソード
エピソード中の課題
課題解決に向けた施策
具体的な成果
長所が企業のなにに役立つのか

自分の志向性が伝わりやすい充実したプロフィールになるように心がけましょう。

他にもスカウトが届きやすくなるコツの記事などもあるのでリンクを貼っておきますね。
スカウトが届きやすくなるコツ/人事と先輩内定者がアドバイス

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでいただいた方の少しでもお役に立てたら幸いです。

私も実際にスカウト型の就活サービスを利用していました。
就活の早期からサービスを利用し始めたのですが、自己分析を通じてプロフィールを登録したのですが、
企業の方にわかりやすい文章やエピソードでアピールすることをかなり意識していました。

複数の企業からスカウトをいただき、より深く業種・業界について考えるきっかけを与えていただいたこともあり、
サービスを利用していて損だと感じたことありませんでした。

この機に一度、利用してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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