嘘の情報に踊らされない6つの方法

市況分析

嘘の情報に踊らされない6つの方法

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<目次 >
・メディアリテラシーの必要性
・メディアリテラシーを身に付けるために
 ー①情報を発信しているのは誰なのかを明確にする
 ー②1つの情報だけをあてにしない
 ー③新しい情報なのか古い情報なのかをチェックする
 ー④「事実」なのか「感想」なのかを前提にする
 ー⑤反対となる情報は存在しないかを確認する
 ー⑥感情に流されないようなクセをつける
・さいごに
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メディアリテラシーの必要性

今、就活に関する情報は爆発的に増えています。

以前、記事でも取り上げましたが、
Twitterでの就活情報も非常に活発で、
多くの就活生がTwitterから就活のトレンド情報を仕入れています。

(前回の記事:Twitterを活用しないと就活で後悔するリスクが高まる)

その他にも、テレビのニュースや口コミサイトを使って、
就活に関する情報を獲得している人もいると思います。

しかしながら、情報が大量に発信されているからこそ、
その情報が真実か否かを見極める能力も、
個人が高めていく必要性が高まっているのも事実です。

誰もが自由に情報を発信できる世の中。

真実ではない情報があらゆるところで散見され、
その情報に踊らされた結果、
混乱におちいってしまうということがよくあります。
(トイレットペーパーのデマなんかはその代表例ですね。)

では、そのような溢れかえった情報の中から、
真実をピックアップするためにはどうすればいいのか。

そのために必要なのが「メディアリテラシー」です。

メディアリテラシーとは、
メディアを通して伝わるさまざまな情報から真偽を見極め、
必要な情報を必要な時に抜き出して活用する能力のことです。

ではそのメディアリテラシーを身につけるためにはどうすればいいのか。

まさに今、求められている能力ですね。

メディアリテラシーを身に付けるために

①情報を発信しているのは誰なのか

その情報が、一体誰が発信した情報なのか。
まずはそこを確認しましょう。

発信者が誰であるかが明記されているか、
その発信者のプロフィールが公開されているか、
その人はその情報に詳しいのか、または、なぜ詳しいのか、
どういった根拠をもとにしているのか
を確認することで、真の情報に近づくことができます。

②1つの情報だけをあてにしない

ある事柄において発信されている情報が
1つしかないということはまずありません。

今見ている情報以外にも、関連した情報がないか、
ネット上だけでなく、テレビや本、新聞からの情報収集も意識し、
しっかりと自分の目で確認したうえで、
情報に曖昧さを残さないようにしましょう。

③新しい情報なのか古い情報なのかをチェックする

就活という切り口1つとっても、
昨年と大きく市場が変化しています。

新しい情報が必ずしも正しいというわけではありませんが、
いつ頃発信された情報で、
その情報が発信された頃にはどういった背景があったのかを、
おさえておくことが求められます。

④「事実」なのか「感想」なのかを前提にする

当然みなさんが目にする情報の中には、
個人の意見だけで語っている情報が含まれてきます。

「あくまでそれは個人的見解ではないか」
「個人の感想によるものではないか」

を念頭に置くように心がけましょう。

⑤反対となる情報は存在しないかを確認する

嘘の情報には必ずと言っていいほど、
反例が存在します。

何か情報を見つけた時には、
「偏った根拠を元に作り出された情報ではないか」
「その情報とは反対の情報は存在しないか」
を確認するようにしましょう。

⑥感情に流されないようなクセをつける

情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、
客観的に情報を捉えるクセづけも意識しましょう。

感情に流されるのではなく、論理的な視点を持つことが重要です。

さいごに

冒頭でお伝えしたように、
今、メディア上における情報の量が爆発的に増えてきています。

反面、リアルな場で集められる情報が極端に少なくなっているので、
メディアリテラシーを持っておかないと、
取り返しのつかない状況にもなりかねません。

情報の取捨選択を自分でしっかりとできるようになり、
嘘の情報に踊らされることのない就活にしましょう!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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