あなたはどのタイプ?今どきの就活生を表す5つのタイプ

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あなたはどのタイプ?今どきの就活生を表す5つのタイプ

「就活生」というのは
黒髪スーツ、皆が同じようなスタイルで行なっていて
「個性がないなぁ」と思われがちです。

そんな中、
パーソル総合研究所×CAMP 「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」 によると、
今どきの就活生は5つのタイプに分けられる!とのこと。

  1. じっくり計画就活必勝タイプ (16.7%)
  2. 仕事のやりがい貫徹タイプ (14.5%)
  3. 真面目にコツコツ安定就職タイプ (35.7%)
  4. 働きやすさ優先のローカル就職タイプ (18.0%)
  5. 今を生きる省エネ就活タイプ (15.1%)

今回は、この5つのタイプについて取り上げます。

あなたはどのタイプ?就活意識5タイプ

1. 【就活積極層】じっくり計画就活必勝タイプ (16.7%)

図1. じっくり計画就活必勝タイプの傾向

各値に対して平均以上であるこのタイプは、

就活準備に対して
→ 就活本番に向けて念入りに準備が必要であると考えている
就活本番に対して
→** 就活には意欲的、集中して本気で取り組みたいことが見受けられる
就職後について
→ 自分の
やりたいことを実現できる仕事をしたいが、
定年まで見据えつつ地元に近い勤務地を希望しているなど、
安定も求めている**

就活も、就職後のその先も成功したものでありたいという
意識の高い優等生タイプです。

2. 【就活積極層】仕事のやりがい貫徹タイプ (14.5%)

図2. 仕事のやりがい貫徹タイプの傾向

  • 仕事を通じて具体的にやりたいことがある
  • 時間をかけてでも、希望にあう就職先を見つけたい が特出している事に対し、
  • 就活は、なるべく短期集中で取り組む方が良い
  • 実家・地元に近い勤務地で働きたい が平均以下のこのタイプ。

時間をかけてでも自分のやりたい仕事を見つけたい、
そのためには安定は重要視しない!
という
メラメラタイプです。

個人的には、ベンチャーに向いてそうなタイプだなぁ、と思いますね。(笑)

3. 【中間層】真面目にコツコツ安定就職タイプ (35.7%)

図3. 真面目にコツコツ安定就職タイプ

ほぼ平均と変わらないですが、

  • 定年まで安定して働ける企業に就職したい の項目だけはちょっとだけ高いこのタイプ。

親や周りの様子を伺いながら、それなりに就活も頑張って、
定年まで働ける安定した仕事を求める
タイプです。

4. 【就活消極層】働きやすさ優先のローカル就職タイプ (18.0%)

図4. 働きやすさ優先のローカル就職タイプの傾向

このタイプは、基本的に
どの項目に対して平均以下の数値を叩き出していますね。

  • 仕事を通じて具体的にやりたいことがある の項目が平均を大幅に下回っているのに対し、
  • 実家・地元に近い勤務地で働きたい が特出しているこのタイプは、 とにかく地元や実家の近くにいたい、 そのためには仕事は何でも良いし、就活に対する意欲がない など消極的な学生が多いようです。

5. 【就活消極層】今を生きる省エネ就活タイプ (15.1%)

図5. 今を生きる省エネ就活タイプ の傾向

どのタイプよりも平均以下なこのタイプは、

  • 就活は、なるべく短期集中で取り組む方が良い の項目のみ平均に近い値を出しています。

短い期間で就活を終わらせて楽したい、遊びたい、
将来よりかは今が楽しければそれでよい
タイプで、
おそらく「今時の若もんは・・・」と言われるタイプでしょう。(かなしいですね)

どのタイプの就活生が就活成功していると言えるのか

就活終了〜入社後までの特徴を、表にまとめてみました。

タイプ 内定獲得数 内定先満足度 リアリティ・ショック ジョブパフォーマンス
じっくり計画就活必勝タイプ 2.46社 86.6% 3.69
仕事のやりがい貫徹タイプ 2.58社 76.9% 3.85
真面目にコツコツ安定就職タイプ 2.09社 69.0% 3.36
働きやすさ優先のローカル就職タイプ 2.18社 68.6% 3.31
今を生きる省エネ就活タイプ 1.81社 66.7% 3.37

【就活積極層】である
「1. じっくり計画就活必勝タイプ」と「2. 仕事のやりがい貫徹タイプ」は
内定獲得数も比較的多く入社後のジョブパフォーマンスも数値も高いため
就活自体も、入社後も成功していると言えるでしょう。

特に「1. じっくり計画就活必勝タイプ」に関しては、
事前準備・就活本番・就職後の未来も真面目に考えて活動しているためか
内定先満足度も高くリアリティショックも少ない人が多いようです。

逆に【就活消極層】のうち、特に「4. 働きやすさ優先のローカル就職タイプ」は
やりたいことを重要視せず地元での就職のみを重要視し、
企業の細かい部分を把握せず就職したことが考えられます。
その結果、入社後のリアリティショックのが大きくジョブパフォーマンスが低いことが窺えます。

「5. 今を生きる省エネ就活タイプ」は、就活に消極的なため
内定が出た段階で就活を終了している人が多いと予想されます。



就活の成功が何なのかは人それぞれですが、
とにかく就活の準備をしっかりして、本番に臨むことが、成功への1番の近道です。

内定獲得・就職先の決定がゴールではありません。
これから先の人生も考え、就活をしていきましょう!


(参考文献・引用)
■ パーソル総合研究所・CAMP(2019) - 「就職活動と入社後の実態に関する定量調査 結果報告書」

■ パーソル総合研究所 - 現在の就活生・データから見る5つのタイプ


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この記事を書いた人
青森のいしかわ

青森県出身のエンジニア。2016年、大学卒業後に上京。
地元愛が強すぎて、何かと理由をつけて青森に帰省しようとする。
ついに2021年9月に地元青森にUターン!
お笑いを見るのが趣味で、特にゴイゴイスーが好き。

青森のいしかわのTwitterアカウント

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