AI面接が当たり前になる?!AI面接とは?
就活生の皆さんは、就職活動が本格化する時期ですね。
今回は、近年話題になりつつあるAI面接に関して記事を書こうと思います。
皆さんは、株式会社タレントアンドアセスメントが、2017年10月にAI面接サービスSHaiN(シャイン)の提供を開始し、現在は大手、中堅、中小企業問わず、370社以上の企業で導入されている事をご存知ですか?
様々な分野でAI化が進む中、採用の現場でも「人」が行っていた業務が「AI」化されつつあるのです。
AI面接とは
新しく生まれた採用手法の一つで、面接官としてAIがやり取りを行います。
AI面接は、ソフトバンクがIBMのWatson(ワトソン)を活用したツールを導入し、合否判定の業務効率を大幅に改善できたと発表したことから、広く世間でも知られるようになりました。
AI面接は、大手企業を含む様々な企業で導入が始まっています。
しかしAI面接に対する意見は、応募者側・企業の人事担当者ともに戸惑いが目立ちますので、今現在、ブランド力や知名度のある会社が導入している傾向が多いです。
AI面接について詳しく見ていきましょう。
AI面接の流れ
SHaiNの場合、アプリを起動するとそのまま面接が開始されます。
質問は、100問以上にわたり、受験者の答え方次第では、
「もっと具体的に」と言われたり、
答えた内容に対して更に深堀する質問をされたりします。
面接時間は、大体1時間程度ですが、曖昧な答えが多いと
質問数が増える為、1時間半以上掛かる時もあるそうです!!
AI面接SHaiNで評価される項目は11種類
内訳はこんな感じです。
AI面接質問によって評価される7項目
・バイタリティ
(粘り強さやエネルギッシュさなど主にメンタルの強さを評価)
・イニシアチブ
(上昇志向や自発性など主に目標達成意欲を評価)
・対人影響力
(主体性・巻き込み力など主にリーダーシップの有無を評価)
・柔軟性
(適応性・状況理解など臨機応変な対応が出来るかを評価)
・感受性
(共感性や気配りなど周囲と協力して仕事に取り組めるかを評価)
・自主独立性
(度胸や自律性など自分で考え行動まで移せるかを評価)
・計画力
(段取り力やタイムマネジメント力などきちんと計画を立て実行できるかを評価)
観察によって評価される4項目
・インパクト
(明るさ・好感度・清潔感。言葉遣いや表情も当然評価ポイントです。)
・理解力
(頭の回転・迅速性・正確性。質問に対して的確な回答が出来るか、回答するまでに掛かる時間なども見られます。)
・表現力
(伝達力・明瞭性・正確性・簡潔性。簡潔に分かりやすく答えられるかです。)
・ストレス耐性
(落ち着き・平常心・克服力。想定外の質問が来た際も冷静に答えられるか。
面接中の態度なども細かくチェックされています。)
以上が、SHaiNで評価される項目です。
AI面接攻略方法
SHaiNを提供している株式会社タレントアンドアセスメントの山崎代表は、
「SHaiN で聞くのは、これから出来ることややりたいことではなく、過去にどんな経験をしてきたかということです。どんな状況で、どんな課題があったのか。そして、どんな行動を起こして、結果はどうなったのかを答えることが求められます」
と話されています。
という事は、
「問題意識を持ち、解決に向け取り組んだ経験を積むこと」
がSHaiNの攻略方法になるといえるでしょう。
最後に、この記事を書いて感じた事は、
AI面接も人が行う面接も評価ポイントに大した違いはないのでは、
という事です。
AI面接の方がシビアに各項目を評価されるとは思いますが・・・。
人で行われる面接でも上記の評価項目を意識しつつ、面接に取り組んでみて下さい!!
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