2021.09.01
南の島に派遣された靴のセールスマンの物語
【社内報:新しい扉 THE NEW GATEからの抜粋】
靴のセールスマンが2人、南太平洋の孤島を訪れた。
目的はもちろん、靴を売ることだ。
でも島民を見るとみんな裸足。
そこでひとりのセールスマンは、すぐ会社に電報を打った。
セールスマンA
「とんでもないところへ来ました。
我々にはまったく用がありません。
誰も靴を履いていないんですから」
ところが、
もうひとりのセールスマンは興奮した様子で
会社にこんな電報を打った。
セールスマンB
「ここはすばらしいところです。
島の人間は靴を履いていません。
これならいくらでも靴が売れます」
この後の後日談。
実は、この報告に納得できずに
3人目のセールスマンを派遣した。
すると、このセールスマンは島民に
いろいろと聞き込んでから、会社にこのような電報を打った。
セールスマンC
「島の人間は誰も靴を履いていません。
そのため彼らの足は傷だらけです。
私は島民に、靴を履けば足は守られ、
足の痛みから解放されると説明しました。
みんな非常に喜んでいます。
島民の80%が一足12ドルなら購入すると言っています。
これなら初年度だけで5000足は売れるでしょう。
まずはシンプルなもので十分なので、
安価に大量生産できます。これに島までの輸送と
現地での流通や販売にかかるコストを差し引いても
大きな利益が見込めます。
ライバルに気づかれないうちに早く話を進めましょう」
・・・・・
最初に登場した2人のセールスマンは物事の見方が違いました。
セールスマンBは「これならいくらでも靴が売れる」と
潜在需要を判断したことで優れています。
(潜在需要:隠れていた欲求)
皆さんが現場で働いている中でも
この潜在需要は、必ず存在します。
潜在需要があります。
そこから
単に需要を探すのではなく、需要を作り出す
”欲しい人を見つけ、その人が欲しがるものを作る”ことが
ビジネス界にとって、多くの会社がしのぎを削っています。
3人目の靴のセールスマンCの優れていたところは、
裸足の人に靴の価値を伝え、買うかどうかまで
調べたうえで会社に報告したところです。
つまり、
単に需要を探すのではなく、
需要を作り出したところにあります。
現場でお客様を毎日対峙されている皆様にも
新しいチャンスが毎日訪れていますよ!
今日も何か1つでも見つけてみましょう。
靴のセールスマンが2人、南太平洋の孤島を訪れた。
目的はもちろん、靴を売ることだ。
でも島民を見るとみんな裸足。
そこでひとりのセールスマンは、すぐ会社に電報を打った。
セールスマンA
「とんでもないところへ来ました。
我々にはまったく用がありません。
誰も靴を履いていないんですから」
ところが、
もうひとりのセールスマンは興奮した様子で
会社にこんな電報を打った。
セールスマンB
「ここはすばらしいところです。
島の人間は靴を履いていません。
これならいくらでも靴が売れます」
この後の後日談。
実は、この報告に納得できずに
3人目のセールスマンを派遣した。
すると、このセールスマンは島民に
いろいろと聞き込んでから、会社にこのような電報を打った。
セールスマンC
「島の人間は誰も靴を履いていません。
そのため彼らの足は傷だらけです。
私は島民に、靴を履けば足は守られ、
足の痛みから解放されると説明しました。
みんな非常に喜んでいます。
島民の80%が一足12ドルなら購入すると言っています。
これなら初年度だけで5000足は売れるでしょう。
まずはシンプルなもので十分なので、
安価に大量生産できます。これに島までの輸送と
現地での流通や販売にかかるコストを差し引いても
大きな利益が見込めます。
ライバルに気づかれないうちに早く話を進めましょう」
・・・・・
最初に登場した2人のセールスマンは物事の見方が違いました。
セールスマンBは「これならいくらでも靴が売れる」と
潜在需要を判断したことで優れています。
(潜在需要:隠れていた欲求)
皆さんが現場で働いている中でも
この潜在需要は、必ず存在します。
潜在需要があります。
そこから
単に需要を探すのではなく、需要を作り出す
”欲しい人を見つけ、その人が欲しがるものを作る”ことが
ビジネス界にとって、多くの会社がしのぎを削っています。
3人目の靴のセールスマンCの優れていたところは、
裸足の人に靴の価値を伝え、買うかどうかまで
調べたうえで会社に報告したところです。
つまり、
単に需要を探すのではなく、
需要を作り出したところにあります。
現場でお客様を毎日対峙されている皆様にも
新しいチャンスが毎日訪れていますよ!
今日も何か1つでも見つけてみましょう。
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