ー経営計画書vol.31ー
【ESとCSのバランス】

中小企業経営を自転車に例えると、ハンドルを握り、方向を決めているのは社長です。

この方向が間違っていたり、社長が目の前ばかりを見ていて遠く先（経営理念・ビジョン）を見ていないと石や木にぶつかって転んでしまいます。

そこで、社長は会社の進むべき方向を決め、全力でペダルを漕ぎます（漕ぐのは後輪）。後輪が動くことによって前輪が動くのです。


社長が社員を大事にすることにより社員が幸せになり、幸せな社員がお客様を幸せにするため、
後輪が社員満足（ES）で、前輪が顧客満足（CS）となります。

社長1人ではお客様満足は実現できません。
しかし、社長1人で社員満足は実現できるのではないでしょうか。

ESとCSがバランスしてこそ「奇跡の中小企業」経営が現実し、社員が一生幸せに暮らせる会社になります。低成長時代では、特に社員満足が大事でしょう。

現場力こそ利益の源と考えているためです。

【ー続くー】
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