株式会社エムディーピー
「圧倒的成長」のうそほんと

2022.04.10

「圧倒的成長」のうそほんと

こんにちは。
ベンチャー企業を見ている学生のみなさん、
こんな言葉を目にしたことがありませんか。


・圧倒的成長ができる環境!!
・裁量権の大きい職場!
・〇年で執行役員に!

これらをみたら一旦立ち止まって考えてほしいと思っています。
そもそも、圧倒的成長ってなんでしょうか?
中小企業では圧倒的成長できないのでしょうか?



私の個人的な感想を言うと

ベンチャーにあるのは、圧倒的成長ではなく、「圧倒的な経験」です。
経験から自ら学べる人であれば成長できますが、
ベンチャーは、大企業と比べて教育に費用をかけないので
そうでない人は、ずっと成長できないまま。
そしていつか、経験できる仕事すら回ってこなくなります。

つまり、圧倒的成長というのは
「圧倒的成長(できるかはあなた次第です)」ということ。



そもそもですが、去年まで学生で焼肉屋さんでアルバイトをしていたあなたが
たった数年で市場価値の高い社会人になれるでしょうか。
もちろん、中には凄腕の方もおりますが
それは全員に当てはまるわけではありません。

大企業では、40代で部長クラスだったりするので
若くして役職をもらうとなんだか自分の価値が高い気がしてきます。
でも、役職=市場価値ではないので
自分のキャリアをよく考えることが必要です。

そして自ら学び、経験から成長できない人は、
ベンチャーにあまり向いていません。



いや、ベンチャーには圧倒的成長を遂げた人がたくさんいる!!
という方は、ベンチャーの社長やマネージャーの経歴を見てみてください。
意外と大企業出身の方が多くありませんか?

結局のところ、ベンチャーに入りたい方は入ってよいし、
若くして優秀な方やバリバリ成長をとげる方もいますので
その背中を追いかけるのは間違っていません。

ただ、ベンチャー>大企業ではないので
「圧倒的成長!!」という言葉に踊らされないでほしいと思います。

むしろ、大企業の方が、教育の仕組みが出来ているので
ある程度は自動で成長できますし、
給料もそこそこまでは自動で上がるし
福利厚生もいいです。
優秀な人も多いし、ネームバリューもある…。



それでも、みなさんがベンチャーに就職したい理由は何ですか?
その理由こそが、その会社に感じている魅力であり
一番の志望動機だと思っています。

説明会▶https://cheercareer.jp/company/seminar/3831
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