【閲覧注意】次の文の真意が分かった人はIQ125

2016.03.07

【閲覧注意】次の文の真意が分かった人はIQ125

子供の頃の思い出の場所に行くと色々思い出します。これはとだが聞いた話。
引っ越し業者で働く男がいました。ある日、千葉の房総にあまり立ち入られない雑木林があり、そこにあるお屋敷のような家が取り壊されることが決まり、中にある家具を取り出すために呼ばれたそうで。
その家は大きなベランダが特徴的で、引っ越し当日、彼がその家を見ると、小学生の頃ここに来ていたことを思い出しました。

それは小2の夏休みです。彼の祖父がこの近くの病院に入院、先も短く最後の瞬間を看取るため夏の間この近くに住むいとこの家に家族で居候をしていたときです。
ただ子供。せっかくの夏休みを近所の友達と過ごせない、お見舞いということがつまらないということで、近所を冒険し時間をつぶしていました。
その時みつけたのが、この家です。

初めてその家を見つけたのは紙飛行機がきっかけです。彼が雑木林を探索していると、紙飛行機が飛んできました。あたりを見ると、大きな家のベランダから色白の女の子が紙飛行機を飛ばしていました。
彼が女の子に何をしているかを聞くと、彼女は自分は病気で太陽の下に出られない。紙飛行機を飛ばして遊ぶだけの退屈な毎日。いつか紙飛行機みたいに自分も飛んでいきたいと。
彼も退屈をしていたので、自分が話し相手とし毎日ここに遊びにくることを伝え、それから毎日通い、また明日くるねと約束をしたのですが、8月の最終週、彼の祖父が亡くなり、ドタバタがあり落ち着いたころには元の家に帰ることになり、とうとう彼女に挨拶ができませんでした。


あーそんなこともあった。彼は、彼女のことを懐かしみながら、そのベランダに繋がる部屋へと行くと、そこの部屋は家具がなにもないがらんとしていて、ただたった一つ赤い箱がありました。

なんだこれ。と思い箱を開けると、










嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき毎日来る毎日来る毎日来る嘘つき嘘つき嘘つき

と血でべっとり書かれた折り紙の束と白骨がでてきたそうです。

あとでわかったことなのですが、ここの家には50年以上人が住んでいた記録はないそうです。
そんな彼は今は引っ越し屋をやめ静岡の電力会社に勤めているとのこと。


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