株式会社アイデンティティー
シルバーアクセサリーの価値

2017.04.25

シルバーアクセサリーの価値

月曜担当北井です^^

四月最終週の研修です!
最後の研修は商品企画販売研修です。

どういうものかというと、一言でいえば自分たちで考えた商品を街で売るというもの。
一見単純そうなこの課題ですが、実はマーケティングの知識が必要なかなり難しい課題です。

ものを売るといっても、もちろん売れなければ意味がありませんよね。
それにはターゲットの選定、市場調査、ニーズ、需要など様々な知識、調査が必要です。
そういった下調べがきちんとできている上でヒット商品というものは誕生するのです。

また、商売をする以上、利益獲得は絶対に無視できません。
原価に対して利益をどれだけ得られるか。その計画を綿密に練る必要があります。
原価と売値がさほど変わらない商品を売ると当然利益はあがりませんが、かといって原価を安く抑えようとして商品のクオリティを下げると売れません。これもまた損失です。

しかし、世の中にある商品のほとんどは原価に対して売値がかなり高いです。
それはなぜかというとそれ相応の付加価値をつけているからです。

みなさんはシルバーアクセサリーの原価をご存知でしょうか。
有名ブランドのアクセサリーなどは数万円することもあります。
しかし、実はシルバー、いわゆる銀の原価は実は指輪ほどの量だと大体300円程度。
私たちは300円の銀を数万円で購入するのです。

なぜそれだけの差ができるのか。
その差額が付加価値です。

シルバーアクセサリーであれば付加価値はおおよそ職人の技術力とブランド力がその付加価値に値します。
私たちは職人の丁寧な作業と技術力、販売ブランドのネームバリューに対してお金を払っているのです。

逆に数千円単位で売られているアクセサリーなどはよく見れば技術が足りなかったり、見栄えが悪いもの。大量生産できるデザイン、ノーブランドなど付加価値が低いのです。


このように商品にとっての付加価値というのは目に見えない価値といえます。
我々は目に見えない価値の方により多くのお金を支払います。
よく原価を知ると、その商品を買う気が失せてしまう人がいますが、きちんと本物の付加価値を見極めることさえできればそれは相当の価値のあるものだとわかるのです。
しかし、我々にはそんなことはわからないので自分が良いと思ったものを買う!正直これが結論です。笑

ですから、渋谷でわたあめ屋さんを見かけたらその付加価値を想像してぜひ買ってみてください!
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