そもそも業界って何?どんな種類があるの?

市況分析

そもそも業界って何?どんな種類があるの?

皆さん、こんにちは。 就職活動を始めるにあたって、皆さんがまず最初にすることはなんですか。 とりあえず説明会に行く方もいらっしゃるでしょう。 いきたい企業ややりたいことが決まっている方は、企業研究から始めるかもしれません。 ですが、説明会にしても企業研究にしても、その前にやるべき大切なことがあります。 それは業界を知ることです。 今回は、就活の第一歩とも言える業界について一緒に学んでいきましょう。 ## そもそも業界とは まず初めに、そもそも「業界」とはなんでしょうか。 「業界」だけでなく就活を始めると、それ以外にも「業種」、「職種」や「業態」という言葉を耳にするかと思います。 皆さんはそれぞれがの意味をきちんと理解していますか。 一つずつ順番にみていきましょう。 #### ①業種 業種とは、どのような商品やサービスに携わっているかを表しています。 事業の種類が「業種」とも言われています。 #### ②業界 業界とは、同じ業種や取扱商品を同じくする仲間。そういった人たちの社会のことを言います。 ここで、先ほど説明した業種という言葉が出てきましたが、業界とは業種をより細かく分類したものです。 例えばサービス業という業種の中に、ホテル業界や飲食業界といった業界というカテゴリがあります。 #### ③職種 職種とは、職業や職務の種類のことを表します。 営業やエンジニアなど、企業内での役割を指しています。 #### ④業態 業態とは、営業形態の違いで分類したもので、「商品をどのように売るか」で分けられたものです。 例えば「卸売・小売業」は商品を販売する業種ですが、売り方はそれぞれ異なります。 デパートなどの店舗で接客して販売する場合と店舗を持たずにオンラインでのみ販売する場合では、 業種は同じでも業態は異なるのです。 ## なぜ業界研究をするのか それぞれの言葉の意味が分かったと思いますので、次はなぜ業界を知るべきなのかをお話しします。 就活という限られた期間の中で、皆さんの納得のいく結果を得るためには皆さんが受けたい企業をきちんと見極める必要があります。 受けられる企業には限度があるので方向性を絞っていかなければなりませんが、 皆さんは企業についてどれだけ知っているでしょうか。 筆者は就活を始める前に知っている企業といえばCMで流れてくるBtoCの大企業くらいでした。 そこが何をやっている企業なのかも、CMからイメージできることしかわかりませんでした。 だからこそ、まずは世の中にどのような業界があるかを知ることが重要なのです。 業界について学んでいくと、皆さんが知っていた範囲の狭さにきっと驚くでしょう。 また、業界を知ることでCMからのイメージだけではなく、仕事内容をきちんと理解した上で企業を選ぶことができます。 それは入社後に「思っていたのと違った。。。」と、後悔するリスクを下げることにもつながるのです。 ## 業界の種類 業界を知るメリットを理解したので、早速どのようなものがあるかをご紹介します。 CheerCareerの企業検索ページでは、業種と職種で絞って企業を検索することができます。 載せている業種は以下の通りです。 * メーカー * 商社 * 流通/小売 * 金融/証券/保険 * 広告/出版 * ソフトウェア/情報処理 * コンサル * 不動産/住宅 * 外食/フード * 医療/福祉 * 教育 * 人材 * エコ/リサイクル * ファッション/美容 * サービス * その他 CheerCareerではこの分類で載せていますが、調べるサイトによって分類は多少異なるかもしれません。 皆さんが気になっている企業はどの業種に分けられているのか、ぜひサイトを見てみてください。 一方でまだ受けた企業が決まっていない方は、業種と職種を絞って気になる企業を探してみましょう。 [CheerCareerの企業検索ページはこちら](https://cheercareer.jp/search/company) ## より詳しく業界について調べるツール紹介 先ほど、どのような業種があるのかをCheerCareerを例に羅列しました。 そこで、各業種・業界で何をやっているのか、より詳しく知りたい方にオススメのサイトを2つご紹介します。 * [業界動向サーチ](https://gyokai-search.com/2nd-genre.htm) こちらのサイトではジャンル別で業界の一覧が見れるようになっています。 皆さんの気になる業界をクリックすると、その業界の規模や動向を知ることができます。 業界によってはニュースや就活について書かれていることもあり、 その業界に関連する過去の主なニュースや就活に役立つような情報を得ることもできるようです。 また、上記サイトのトップページでは業界地図でよく見る業界天気図や急成長している業界、 各業界の現状をグラフでわかりやすく見ることもできるようになっています。 * [業界別カオスマップ](https://jp.techcrunch.com/special/industry-chaos-map/) 変わり種としてこちらもオススメです。 特定の業界に絞ってカテゴライズされた情報を得ることができます。 他のには載っていないような変わった業界が多く、新しい発見ができるかと思います。 スマホゲームやスマートキッチン業界など様々な業界があるので、 「ゲームが好き」「料理が好き」といった普段興味のあることに関連するものから探してみるのも面白いでしょう。 サイトのサブタイトルにもあるように、業界の中でもニッチなもののカオスマップが載っています。 今はコロナで就活も大変な時代ではありますが、上記サイトにあるようなニッチな業界は世の中の不景気の影響を受けにくいというメリットもあります。 そういったベンチャーはたくさんありますので、選択肢を増やす意味でも視野に入れることをお勧めします。 ## 終わりに ここまで業界や業種、職種などについて学んできましたがいかがでしたでしょうか。 これらを知ることは就活のスタートダッシュを成功させるために、重要なことです。 しかし、業界や業種を知ってからの行動はもっと重要になっていきます。 すでに受けたい業界も企業も決まっている方はその業界が業界全体でどの立ち位置にいるのか、 そしてその業界の中で受けたい企業はどう差別化を図っているのかを見つけましょう。 それを踏まえて面接で志望動機を話すことで、他の応募者より説得力のある伝え方ができるはずです。 その一方で、まだ業界も決めていないという方は、一度に様々な業界や企業に出会えるイベントに参加することをお勧めします。 CheerCareerではさまざまな業界の有料ベンチャー企業6社に出会える情熱フェスタを開催していますので、ぜひ参加してみてください。 [情熱フェスタの詳細はこちら](https://cheercareer.jp/staticpages/jonetsu_festa) 今回は以上となります。 少しでも皆さんのお役に立てますと嬉しいです。 業界や業種を知ることは、皆さんの就活の方向性を決めるにあたり肝となる重要なポイントです。 是非この記事を参考に就活を進めてみてください。 皆さんにとって納得のいく就活となるよう、心より応援しています。 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
マツモト
新卒で不動産仲介の営業として就職。
その後、約1年で退職し某プログラミングスクールでの学習を経て
2020年1月からCheerに入社。
文系体育会出身からエンジニアとして活躍するため、日々奮闘中。

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