市況分析 2020.06.09
コロナで注目が集まる新卒スカウトサービス4選
## そもそも新卒スカウトって?
スカウトとは、求人サイトや人材紹介サービスにプロフィール(履歴書)を登録することで、
求人する企業・人材紹介会社から勧誘を受けられるサービスです。
一昔前までは、スカウトといえば転職サービスでしたが
最近では新卒でも一般的になりました。
プロフィールに記載されたアルバイトの経験や学業状況などを見て、
「この人に応募して欲しい!」と思った起業の人事などがスカウトのメールを送る仕組みです。
もう既にスカウトメールが届いている方も、これからサービスを利用しようという方も、
覚えておいて損はないスカウトサービス。
上手く活用すれば、就職活動がスムーズに進むはずです。
また、コロナ禍で、学生との直接の接触を減らす目的で
ウェブ面接を導入する企業が相次ぎ、就活がオンライン化しました。
そのため、ウェブ面接は(集団面接が難しいため)個別対応が主流になってきています。
すると選考対象の学生を事前に絞る必要が出てくるので
そこで誰と会うのか、スカウト型は(精緻な)検討に役立っており
スカウトを利用したい企業が急増している傾向です。
就職サイトによっては企業だけではなく人材紹介などの人材紹介会社がスカウトを配信してるサービスもありますね。
### 新卒スカウトサービスのメリット
ではスカウトサービスってどのようなメリットがあるでしょうか。
* 企業側からオファーが来るので、効率的に就活ができる
* 興味のない業界や職種のスカウトが来ることもあるので視野が広がる
* 企業の特別選考に乗ることもできる
* しっかりと自己PRを書くことで、より多くのオファーを受け取ることができる
### 新卒スカウトサービスのデメリット
次にスカウトサービスのデメリット。
スカウトサービスのデメリットって実はあまりないように思います。
【自分からバリバリ進んで受けたいから、企業からのスカウトなんていらない】
って人にはスカウトは必要ないかもしれませんね(笑)
「プロフィールを書くことに戸惑うので相談したい」なんて声をもらうことはあります。
### 一般的なスカウト就活の流れ
#### 新卒スカウト就活:自分らしさを表現!プロフィールを作成
幼少期〜現在の自分を振り返り、今までどんなことをしてきたのか、
興味のあることは何かなどをエピソードとしてまとめます。
文章だけでなく写真や動画・研究スライドなどを使って自分を自由に表現できるサイトも。
大体どのサイトも80%以上登録してね、という案内が多いようです。
#### 新卒スカウト就活:「あなた」を見た企業からスカウトを獲得
いよいよ企業からスカウトが!
スカウトを読んで興味が沸いたらスカウトを「承諾」しましょう。
承諾すると、企業と直接メッセージのやりとりができるようにな利ます。
#### 新卒スカウト就活:互いの理解を深める面談・選考がスタート
面談や選考、インターンシップなど次のステップの案内が届きます。
自分に興味を持ってくれている企業なのでぜひ日程調整を進めましょう。
企業も限られた時間で、気持ちを込めてスカウトをあなたに送ってくれたので、
約束した日には必ず遅れることなく参加しましょう。
また、ビジネスマナーとして、メッセージはなるべく早く返信するようにしましょうね!
#### 新卒スカウト就活:内定・内定を承諾/就活終了
とまあこんな感じです。
では、実際にどのようなスカウトサービスがあるのでしょうか。
各社のスカウトサービスの特徴を簡単にまとめてみました。
## コロナで注目が集まる新卒スカウトサービス4選
### 新卒スカウト就活:**「CheerCareer(チアキャリア )」**
パッションナビ から名称変更をしたCheerCareer(チアキャリア )
ベンチャー・成長企業が選ぶ 就職サイト 第1位
成長志向の人材が選ぶ 就職サイト 第1位に日本トレンドリサーチに選出されています。
他のスカウトサービスとの違いは、
ベンチャー ・スタートアップの求人に強いこと、社長からスカウトをもらえること。
イベントや就職サイトの機能も持ち合わせるなど、ニーズに合わせて使い分けできるということです。
掲載希望企業の増加とともに登録学生数350%増です。
### 新卒スカウト就活:**「オファーボックス」**
オファーが届く逆求人型就活サイト
* 就活生4人に1人が利用している(173,000人)※2020年06月現在・2021年卒/2022年卒合算
* 5,890社以上からスカウトが来る(登録企業数No.1)
* 東証一部上場企業の19%が登録している
* 自己分析ツールを利用して、自分の強みと弱みを知れる
3―4月上旬にかけての登録企業数は前年比2倍に増え、5月上旬における学生の登録数も前年比で倍増しています。
### 新卒スカウト就活:**「dodaキャンパス」**
dodaキャンパスは、スカウト型の就活サイトです。
プロフィールをdodaキャンパスに上げておけば、
人事がそれを見てあなたに選考のスカウトを出してくれます。
「人事が興味を持ってくれている」状態から選考をスタートできるので、
内定しやすく、就活が圧倒的に効率的になります。
プロフィールを書いておくだけで、自分に興味を持った企業からスカウト連絡が届くので、
非常に効率的に就活を進めることができます。
他のスカウト型就活サイトのようにベンチャー企業が経営しているのではなく、
dodaキャンパスは、転職大手(業界2位)のパーソル(旧インテリジェンス)が運営しているので、
転職市場で培ったコネクションを活かして、非常に多くの大企業の契約を獲得できているのです。
企業の申し込みは2月の100社に対し4月は4倍400社以上と跳ね上がりました。
### 新卒スカウト就活:**「キミスカ」**
『キミスカ』は学生が登録したプロフィールに興味を持った企業から
スカウトが届く逆求人型の就職活動サイトです。
ちなみに総スカウト数は90万件を軽く超えている上に
登録している就活生は10万人程度なので
一人当たり9つくらいはスカウトがもらえるという計算になります。
また一番のキミスカならではのサービスの特徴は
最終選考で落ちても無駄にはならないということ。
今までの選考結果も評価対象になります。
最終面接で落ちたとしてもそのことが実績になるので
キミスカに登録している他の企業を受ける際には有利に就活が進められます。
4-5月の企業からの問い合わせが前年比2割増だったそうです。
## コロナで注目が集まる新卒スカウトサービスまとめ
多くの企業はこれまで就活イベントに出展したり説明会を開催したりして選考に参加する学生の母集団を作っていましたが
しかし今年はコロナ禍により軒並み中止になり、母集団形成の機会を失いました。
そこでスカウト型採用に学生との接点を求めてニーズが高騰しています。
特にコロナの影響により学生との直接の接触を減らす目的でウェブ面接を導入する企業が相次ぎ、
コロナの感染拡大が収束した後も一般化する見方が強まっています。
ウェブ面接は(集団面接が難しいため)個別対応が主流に。
すると選考対象の学生を事前に絞る必要です。
そこで誰と会うのか、スカウト型は(精緻な)検討に役立ちます。
スカウトサービスを利用したい企業は今後も増えていくでしょう。
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