【プロが教える】オンライン就活徹底解説
オンライン就活の現状
コロナ禍においてオンラインを活用した就活は必須ともいえます。
オンライン就活とはweb上就職活動を行うことです。新型コロナウイルスの影響により、対面ではなくオンライン上で面談や企業説明会が実施されています。
MMD研究所の調査によるとオンライン就活を経験した329名に調査を行いました。2021年度から社会的にリモートワークが進んだことによる「オンライン」苦手意識を持っている学生は、意外にも少ない結果になりました。また、8割以上の学生が「今後もっとオンライン就活が普及してほしい」と回答しています。この結果から、一度対策や経験を積むことで、オンライン就活を有利に薦めるのなるではないでしょうか。
オンライン就活のメリット
お金がかからない
時間の都合が付けやすい
雑音が入らないため、企業説明会や面接に集中できる
3つのメリットを解説していきます。
お金がかからない
就活でかかるお金は「交通費」や「宿泊費」が主に挙げられます。
オンライン就活だと、お金を節約することができますね。地方に在住の学生にとっては、かなり嬉しいメリットではないでしょうか。
時間の都合が付けやすい
会場へ向かう必要性がないため、移動時間がかかりません。そのため、「他の説明会にいきたいから、別の会社の説明会は諦めよう。」など、対面式の面接に比べて、時間の都合が付けやすいことで受ける会社の数も増え、就活に選択肢が生まれます。
雑音が入らないため、企業説明会、面接に集中できる
オンラインでは、自宅で受けることが多いです。そのため、自室だと静かにリラックスした状況で受けることが可能です。対面式だと周囲の雑音が入る場合もあり、集中力が削がれるケースもあるので、その点だとオンライン就活の方がメリットがありそうですね。
オンライン就活のデメリット
「会社の雰囲気を捉えにくい」
「会話のテンポが合わない」
次にオンライン就活を行う上でのデメリットを解説していきます。
会社の雰囲気を捉えにくい
オンラインで説明会を受けると、リアルで担当者に会えないため、会社の雰囲気を捉えにくいです。リアルの説明会ですと社長の生の声を聞いたり、実際に働いている人の姿を見ることができます。例えば、選考が進んでいった場合には、対面での面談などを依頼して会社の雰囲気や風土を知り、ミスマッチを防ぐことも一つの手段ですね。
会話のテンポが合わない
web上で行う面接では、避けては通れない道です。例えば、相手の声が遠くなったり聞こえなくなる場合があります。
他にも、自身の魅力を伝えにくいこともあり、対面の印象などは、対面式に比べリモートで会った場合の印象に比べて伝わりにくいでしょう。
オンライン就活を徹底対策〜事前準備
オンライン就活に備えて、徹底対策をしていきましょう。
まずは、オンライン就活の事前準備編です。大きく分けてポイントは3つです。
*ネット環境を整える
*印象をUPのための準備
*スマホとPCはどちらが好ましいか
ネット環境を整える
ネット環境は必須事項です。まずは、自身のPCでネット環境を確かめましょう。実際に友人とZOOMを繋ぐなど試して見てください。
さらに、面接の前にはPCの充電が足りているか確認しましょう。面接や企業説明会の途中で通信が途切れてしまっては大惨事です。復旧にも時間がかるため、事前に充電しましょう。また、携帯もしくはPCの通知音は必ずオフにしましょう。相手に聞こえてしまい、面接中に対応してなくてはいけません。また名前の変更をしておくことをおすすめします。大学の講義で使用したままのZOOMの名前になる方が多いため、予め変更しておきましょう。
印象をUPのための準備
次に、第一印象をあげるために簡単にできる事前準備をご紹介します。これは、PCを使用する方が対象ですが、外付けカメラを使用してください。値段も¥3000~なので値段も張りません。私も使用したことがあるのですが、明るさや顔の印象がはっきり映るのでおすすめです。
他には、自室の電気は明るさの確認や、服装として白い服がおすすめです。PCだと照明や相手のPCの影響で暗く映ってしまうケースがありますので、身だしなみにも気を使いましょう。
次に、使用する機器についてです。断然、スマホよりPCがおすすめです。理由は、スマホだと画面が小さく写り、印象が良くないからです。自身のPCをお持ちなのであれば、そちらを使用することが無難でしょう。社会人になってからPCを使用する頻度は格段に上がるため、予め慣れておくのも事前準備をとして良いのではないでしょうか。
オンライン就活チェックリスト
*使用する機器の充電は充分にされているか?
*ネット回線が安定しているか?
*部屋のライト、画面は明るく設定されているか?
*プロフィール画像は適切か?
*名前はフルネームで登録されているか?
オンライン就活を徹底対策〜当日確認
次に、当日確認編です。こちらでは、面接での応対の仕方などを重点的に解説していきます。
リアクション
リアクションは普段よりも意識して行いましょう。具体的には、「相槌」や「表情を豊かにリアクション」をとることです。オンライン就活の面接では大袈裟にリアクションをとるくらいでちょうど良く相手に映っています。
身振り手振り〜伝わりやすく
実際に話す場合には、身振り手振りを入れましょう。実際にオンラインで動きがないと相手には静止画のように映っています。話す時には、身振り手振りを交えて伝えることで、対面式の面接と変わらないような印象を与えることができるでしょう。
オンライン面接経験者が語る「失敗から得た気づき」
実体験を交えて、失敗から得た気づきをお伝えしたいと思います。
第一志望の会社の役員面接を受けていた時のことです。志望動機について話していた時に突然、画面がフリーズし、面接官の方の動きが止まりました。その瞬間、パニックに陥ったことをよく覚えています。画面がフリーズしてから数分後に面接官から電話がその後の対応策を迅速に教えてもらい事なきを得ましたが、試験自体にマイナスにならないのか不安で一杯でした。面談後に、面接通過通知をいただくことができ、安堵の気持ちに変わりました。
このエピソードから、得た気づきは2点あります。
「ネット環境でのトラブルは選考に影響しないこと」「トラブルが起きた後に、柔軟に対応できるかを意識すること」
ネット環境をトラブルはオンライン就活をする上ではつきものです。自身の体験にもあるように、面接官の方がすぐ対応してくださるので私のようにパニックにならず、落ち着いて次の対応を待ちましょう。企業によっては、ネット環境が悪化した時の対応を明記している場合もあります。事前によくメールを読んでおくことをおすすめします。
次に、トラブルが起きた際には、柔軟に対応することを意識しましょう。社会人になった際にもオンラインを使用した会議や商談を行う企業も多くあります。逆に、不足のトラブルにも焦ることなく、柔軟に対応できることをアピールするチャンスではないでしょうか。
最後に
私が運営しているCheerCareerにも、オンライン説明会、オンラインイベントが多く開催されています。オンラインを上手に活用する者が、就活を制するといっても過言ではありません。是非この記事を読んで、オンライン就活を上手に薦めていきましょう。
今就活真っ盛りの方や、これから一歩を踏み出す方もぜひCheerCareerをご登録してみてください。