急成長が止まらないIoTベンチャーの魅力を徹底解説!23卒、24卒におすすめのIoTベンチャー3選

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急成長が止まらないIoTベンチャーの魅力を徹底解説!23卒、24卒におすすめのIoTベンチャー3選

就活生のみなさん、「IoT」という言葉聞いたことありませんか?
おそらくどこかで1度は見たり聞いたりしたことがあると思います。

知っている就活生も多いとは思いますが、実は近年このIoT市場の急成長がとどまることを知らず、特にベンチャー界隈で激アツなんです!

ということで今回は、そんなIoTベンチャーの魅力について解説していこうと思います!

そもそも「IoT」とは

まず知らない方のために「IoT」とは何かを簡単に説明したいと思います。

IoTは「Internet of Things」(モノのインターネット)の略で、
一言でいうと「モノに通信機能を持たせると、便利なことができるようになる」ということです。

ここでいう「モノ」とは、私たちに身近な家具家電や車、
インフラから、医療現場や工場、農業まで広い意味を含んでいるので、様々な産業や分野に活用できる可能性があります。

では、具体的に「どんなモノ」に「どんな通信機能」を持たせると「どんな便利なこと」ができるのかをIoTベンチャーによる事業の実例で紹介していきます!

IoTを使った事業の実例

今回は、国内外のベンチャー企業が展開しているIoT事業の実例を3社紹介します!

①スマホ1台で家中の家電をできるようになるデバイス「eRemote」

日本のベンチャー企業のリンクジャパンの製品であるeRemoteは、照明や家電をスマホから遠隔で操作することを可能にするデバイスです。
「家の照明や家電」に「スマホで一括操作できる通信機能」を持たせ、「家の手が届かない場所や外出先からでも照明や家電を操作できる」というIoTを使っています。

②駐車場の空き情報をスマホで確認できるサービス「StreetLine」

アメリカのベンチャー企業のStreetLineは、「StreetLine」という駐車場の地面にセンサーを埋め込むことによって、駐車場の空き情報がスマホで確認できるサービスをリリースしています。
「街の駐車場」に「センサーを埋め込んで駐車情報を管理する通信機能」を持たせ、「スマホでどこからでも駐車場の空きを確認できる」というIoTを使っています。

③自動車のローン滞納でエンジンを遠隔で停止させることができるデバイス「MCCS」

日本のベンチャー企業であるGlobal Mobility Service株式会社は、自動車に取り付けることによってエンジンを遠隔で制御できたり、位置情報を取得できたりするデバイス「MCCS」を開発し、金融的な課題解決を目的に活用しています。
「自動車」に「遠隔からのエンジン制御を可能にする通信機能」を持たせ、「ローン審査の敷居を下げる」というIoTを使っています。

IoTベンチャーの魅力は?

なぜ普通の「IoT企業」ではなく、「IoTベンチャー」なのかと言いますと、
IoT市場では現状どの分野でも圧倒的な市場のリーダー企業はあまり台頭していないのに加え、
スピード感と目新しさが重要な市場のため、先ほどの実例にあったようにベンチャー企業が数多く活躍しているからです。

では、IoTベンチャーの魅力について解説していきたいと思います!

①市場がまだまだ成長段階

IoT市場は、「IoT元年」と呼ばれている2017年頃から本格的に成長拡大し始めた市場です。
IT専門調査会社のIDCJapan株式会社の調査によると、国内IoT市場における2019年の支出額実績は7兆258億円で、
2024年には11兆4,697億円に達するという予測データが発表されているほどの成長市場なのです。

また、大手企業がIoT市場に参入するために、IoTベンチャーと提携したりM&A(合併と買収)したりするケースも多いので、IoTベンチャー自体にもニーズがあると思います。

したがってIoTベンチャーもこれからまだまだ成長が見込めるので、20代で役職が与えられたり、高収入が得られたりする可能性も増してくるかもしれませんね。

②理系も文系も活躍できる

IoTベンチャーは、理系はプログラマーやエンジニアで、文系は営業やマーケティングなどで両方が大活躍できます。
実際に就活サイトでIoTベンチャーの募集を見ると、エンジニアと営業職などが半々であったり、
エンジニアの募集の方により力を入れているようなベンチャーもあったりします。

③エンジニアが成長しやすい

IoTベンチャーは、エンジニアの人数の割合が普通の企業より多い場合が多いので、
経験豊富な上司から学べたり同期の間で切磋琢磨したりして、エンジニアが成長しやすい環境があるのが魅力です。

また、IoT市場の拡大に伴って世界的にIoTを開発する優秀なエンジニアが不足しており、
大手が優秀なエンジニアを獲得する目的でIoTベンチャーをM&Aをすることもあるほどエンジニアのニーズが高まっているので、
IoTベンチャーで経験を積み成長ができれば市場価値の高い人間になれるかもしれません。

④最先端の事業にワクワクできる

IoTベンチャーでは、先ほどの実例にもあったような、人の生活を豊かにする最先端の事業を展開していることが多いので、
新しい製品やサービスを開発したり顧客に提供したりできます。
それによって、「今どきのベンチャー企業で最先端の事業を扱う」というワクワクが体感できるのが魅力です!

おすすめのIoTベンチャー3選

ここから、23卒、24卒におすすめのIoTベンチャーを紹介していきます!

株式会社セキュア

株式会社セキュア

2002年に設立された株式会社セキュアは、
「目を事業にした会社」をテーマにグローバルにAIを使ったセキュリティ事業を展開するIoTベンチャーです。

IoT事業としては、2020年7月に最新のAIテクノロジーを活用した未来型無人化店舗「SECURE AI STORE LAB」をオープンしたことで話題になりました。
顔認証で決済をするため手ぶらで買い物ができ、AIによる映像解析や複数のセンサーで来店者の動線分析や表情分析、
手に取られたが買われなかった商品や商品がどれくらい手に取られているかなどのデータを可視化することもできる最新のコンビニです。

最新のテクノロジーを駆使したIoT事業を行っているベンチャーなので、新しい価値を提供する仕事がしたい就活生におすすめです!

株式会社オプティマイザー

2005年に設立された株式会社オプティマイザーは、
エネルギー事業で積み上げたテクノロジーのノウハウを生かした事業展開を行うIoTベンチャーです。

IoT事業としては、2019年にリリースされたiPadの美人受付アプリ「βReception(ベータレセプション)」があります。
会社の受付などで普通は人を雇って案内業務を行ってもらうところを、
年間58,800円でiPad上の多言語にも対応している美人な受付嬢が案内をしてくれるという全く新しいIoTサービスです。

創業以来14年連続で増収している勢いのあるベンチャーなので、成長著しい会社に入りたい就活生におすすめです!

株式会社ヘッドウォータース

株式会社ヘッドウォータース

2005年に設立された株式会社ヘッドウォータースは、
自社開発サービスを含めた数多くのAIやIoTを中心に事業を展開するIoTベンチャーで、2020年9月に東証マザーズに上場しています。

IoT事業としては、

  • 卓上型ロボットの「Sota」をスマホアプリのコントローラーで任意のセリフを選択しつつ、色々な事を指示することが可能になる顔認識モバイルを開発。
  • 幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2018」のローソンブース(ローソン型未来のコンビニ)に展示されている 「ローソンクルーあきこちゃん」のロボット化と、ロボットコンテンツ開発の技術協力を行い、タブレットでロボットのIoT操作を可能に。
  • ファッションブランドHARE.JPでファッション紹介を行うAmazon Alexaスキルを開発 など多岐にわたります。   エンジニアの育成にかなり力を入れているIoTベンチャーなので、成長したいエンジニア志望の就活生におすすめです!

まとめ

いかかでしたか?

IoT市場はこれからますます成長していくでしょうし、
新しいIoTサービスや製品もリリースされていくことが予想されますので、
これからどんなIoTベンチャーが出てくるか楽しみですね!

もしこの記事を読んでIoTベンチャーが気になったら、おすすめの3社の詳細などをぜひCheerCarrerで見てみてください!

この記事を書いた人
のっちょ

大学3年生で絶賛就活中のインターン生。
スーパーポジティブで1日あればどんなことでも気持ちの切り替えができるのが長所。
夢は、起業してソーシャルビジネスで人々の生活を豊かにしながら、幸せな家庭を築くこと。
好きな飲み物は牛乳で、毎日1L以上飲んでいるヘビーミルクドリンカー。
最近のマイブームは、至高のペペロンチーノを探究すること。

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