大学2年生で「内定直結イベント 情熱のフェスタ」に参加して感じたこと

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大学2年生で「内定直結イベント 情熱のフェスタ」に参加して感じたこと

皆さん初めまして! 大阪大学 2 年生の廣尾 衛(ひろお まもる)です。

私は最近よく、先輩方に交じって就活イベントに参加することが増えてきて、たくさん経営者や人事の方にお話を聞いて勉強しています!今回、内定直結型のイベント「情熱のフェスタ」に参加したので、2年生である私が、イベントでの出会いを通して自分の目標を見つけた話をしたいと思います。

「情熱フェスタってどんな感じ?」や「これから行きます!」という学生さんに一人でも多く読んでいただければ嬉しいです。



■オープニング ~情熱のフェスタ開始!~

イベントが始まって最初にしたこと、それは「今日の目標を決めること」でした。参加している以上、学生は何か成長するポイントがある。そのために今日一日自分はどうなりたいのか、就職した自分のことをイメージして何を達成したいのかを決めます。自分が立てた目標は、「多くの人を引き付けること」。目標を立てることで、自分の当日目指すべき姿が明確に決まるので、その場ごとに「今はこうしないと!」という気持ちになることが多くなりました。まだ就職活動を本格的に始めていない 2 年生だからこそ、「就職した時に自分はどんな人間になりたいのか?」ということを考えるのは貴重な機会だと思いました。

■参加企業紹介 ~どんな新卒者を求めているの?~ 
続きて社長プレゼンです。6社の社長が直々に事業内容な経営理念、求める新卒についてのプレゼンします。求める新卒像の特徴はざっと分けて以下の3つ。

〈自分なりに考えたベンチャー企業が求める人〉
1.目標を自分で定めてトライアル・アンド・エラーを繰り返し続けられる人
2.困っている人を助けたい、生み出したくないと思っている人
3.物事を自責でとらえることのできる人

自分が成長して会社で活躍するための向上心を持って、それに向けた努力を怠らずPDCAを回せる人を求めているように感じました。

■初めての社長の壁チャレンジ! ~果たして「買った!」はもらえるのか?~
社長の壁では、まず当日初顔合わせの3人組で企画立案からスタート。私たちのチームでは売る商品として「1個一万円の飴」を選び、付加価値として「舐めればワンシーズン、インフルエンザにならない飴」を立案しました。私たちのチームでは、忙しい経営者・社会人をターゲットに「多忙」を解決する商品にしたいと考えました。

いざ営業へ。プレゼンの際に私が一番大事にしたこと、それは『とにかく笑顔で情熱を忘れないということ』でした。ただ、一筋縄ではいかないのがこのゲームの難しいところ。なかなか『買った』をもらうことができず、企業からは様々なフィードバックをもらいました『買った』をもらえないと思いの外、ダメージを受けるものですね。。でもその分『買った』をもらえた瞬間の達成感は本当に大きかったです!社長のフィードバックから、とことん既存の商品やサービスとの差別化を追求することの大切さを学びました。

■印象に残っているチームの営業プレゼン ~自分のライバルのすごさに圧倒~
一番印象に残っているのは、なんといっても1位のプレゼンです。1位のチームは他のチームよりも企画力、プレゼン力、情熱、すべての側面で圧倒的な評価を得ていて、90秒間の営業タイムで6社全てから『買った』をもらっていました。そのチームが選んでいたのは、1枚1万円の「ICチップ付きで再利用可能の往復はがき」でした。その価値は「採用時の手間を省けて、しかも熱い人材とのマッチングができる」とのこと。社長を含め企業側のニーズをちゃんと反映した企画で、本当にすばらしいと感じました。

■企業様からスカウトをもらった学生とは ~到達するべきゴール~
「社長の壁」が終わった後は、企業から「スカウト」がもらえる時間です。スカウトがもらえるとその場で社長面談ができ、有利な就活ができるようになっています。私は、プレゼン時の評価がスカウトを選ぶ基準だと思っていましたが、意外にも、企画を話し合っている時の様子を評価していることがわかりました。

〈意外と見られてる!プレゼン発表前の準備段階の姿〉
1.ブレーンストーミングで多様な意見が出た時に少しでも多くの意見を取り入れようとしていたか
2.グループワーク時の議論のやり方が論理的だったか
3.グループ時に自分なりの役割を持っていたか(リーダーシップ、まとめ役 etc.)

プレゼン時の姿勢しか頭になかった私にとっては、自分の視野がいかに狭かったのかを反省すると同時に、「スカウト」をもらうことだけではなくて、自分が入社した時にはここまでのパフォーマンスをしないといけないのだ、と改めて感じることのできる機会でした。自分の次の目標が決まったので、自分のレベルを上げるために「情熱のフェスタ」のような場へ足を運んでいこうと思います。

■6社の人事と交流 ~ここでも新しいゴールに気付いた瞬間~
ここでは興味を持ったベンチャー企業の人事の方にお話を聞くことができます。いざ、ペンとノートを片手に企業のブースへ!私には交流会で一人印象に残っている学生がいます。その学生は必ず各ブースで「私は営業をしたくて、特にインバウンドに興味があるが、そういう経験はできますか?」という質問をしている学生がいました。

もちろん営業の形態は企業ごとにそれぞれでしたが、はじめは正直「毎回その質問か…」って思っていました。でも「そういう自分はやってみたい業務って何だろう?」と考えたときに具体的な答えが全く思い浮かばない自分がいることに気付きました。漠然と「営業」くらいしか思い浮かばず、自分の世の中の仕事に対する勉強不足に気付きました。

一言「営業」と言っても、インバウンドやテレアポ、多様な形態があるにも関わらず全く調べていない自分。本当に「営業をやりたい」というのなら営業について調べないといけない。これに気付いたのが2年生で良かったと思いましたし、自分は本格的に就活を始める上では「○○職の特にこの分野に興味があるのですが」と質問できるようにしておく必要があるという新しいゴールも定まりました。

■まとめ ~「情熱のフェスタ」のすゝめ~ 
いかがでしたでしょうか?2年生として私が「情熱のフェスタ」に参加して学んだことは沢山あります。
就活に向けての業界や職種についての綿密な調査、入社後のチームワークを見据えたグループワークでの求められる姿…、本格的な実践を通して新しいゴールが見つけることができるイベントだったと思います。後は自ら行動に起こすのみ!

就活は不安や分からないことが多くて何からやればいいかわからない、だからこそ「早く行動を起こして目指すべきゴールに気付くこと」が大切だと思います。近い距離でベンチャー企業の社長たちからアドバイスをもらえて、自分の現状と目指すべき姿とのギャップに実践を通して気付くことができる「情熱のフェスタ」に皆さんもぜひも参加してみてくだい!

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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