【IT業界研究】ぶっちゃけ、IT業界ってなに?

市況分析

【IT業界研究】ぶっちゃけ、IT業界ってなに?

就活を進めるうえで、誰しも通る業界研究。

ベンチャー企業にも、IT系のサービスを提供する企業は多いですよね。
しかし、ひと口にIT系といっても、くくり切れないほどサービスの裾野が広いのもまたIT業界の特徴です。

今回はそんなIT業界研究を通して、全体感をつかんでいきましょう!

【目次】
1 「IT」という魔法の言葉
2 IT業界ざっくり見取り図
3 IT業界の職種は?
4 IT業界のおすすめ企業
5 まとめ

「IT」という魔法の言葉

昨今、就活でも魔法の言葉のように使われている「IT」という言葉。
就活生のみなさんは、本当に「IT」とは何か、理解して使えているでしょうか?

業界研究を進めるにあたって、その業界の基礎知識は前提として必須です。
ですので、ここでITに関する基本的な考え方を抑えておきましょう!

そもそもITって?

ITとは”Information Technology”の略称であり、直訳すると「情報技術」になります。
つまり、情報を伝達する技術はすべてITに含まれるのです。

IT業界研究を進めるうえで、まずは具体的なITサービスとして、
ここからはGoogle・Amazon・Suica、この3つのサービスを例に見ていきましょう。

IT業界のサービス事例紹介

Googleの場合

Googleが提供している検索サービスとは、世界中のwebサイトの情報を集めて、
入力されたキーワードを元にその情報の中から特定のwebサイトを探し出すものです。

つまり、情報の収集・検索を行うテクノロジーである点でITサービスだといえます。

Amazonの場合

企業などが販売している商品情報を扱い、ユーザーに向けて表示したり、
ユーザーが商品を購入した際にもその取引情報を扱っています。

つまり、商品情報や取引情報を扱っている点でITサービスだといえます。

Suicaの場合

Suicaなどの類は「交通系ICカード」と言われており、
お金をチャージすることで電車やバスなどに乗ったり、買い物をすることができます。
カードの中にはお金の情報が入っており、改札やコンビニでタッチするときに、
カード内の金銭情報のやり取りが行われるため、交通機関の利用や買い物をすることができるのです。

つまり、カード内の金銭情報を扱っている点でITサービスだといえます。

IT業界ざっくり見取り図

業界研究にあたって、ひと口に「IT業界」といっても、その中で企業が扱っている領域は企業ごとに異なります。
その業界内の領域を大きく分けると、

  • ソフトウェア・クラウド領域
  • ハードウェア領域
  • インターネット領域
  • システムインテグレーション領域
  • 通信・プロパイダ領域
  • ITコンサルティング領域

以上の6つに分けられます。

【IT業界研究】ぶっちゃけ、IT業界ってなに?

ソフトウェア・クラウド領域

ソフトウェアとは、ハードウェアとともにシステムの構成要素であり、コンピュータを動かすプログラムのことを指します。
この領域では、文書ソフトや会計ソフトといった、実際に触れることができない製品・サービスを提供しています。
企業例:Microsoft、SanSan、トレンドマイクロ

ハードウェア領域

ハードウェアとは、ソフトウェアとともにシステムの構成要素であり、目に見えるもの前御案を指します。
この領域では、パソコン本体や周辺機器といった、実際に触れることができる製品を提供しています。
企業例:ソニー、富士通、Apple

インターネット領域

ポータルサイトといった、運営サービスなどを提供しています。
※ポータルサイトとは……インターネットにアクセスする際の入り口になるウェブサイトのこと。
企業例:Google、Amazon、楽天、ヤフー

システムインテグレーション領域

顧客企業の要望に対して、システムの企画・構築・運用までのサービスを一括して提供しています。
企業例:NTTデータ、SCSK

通信・プロパイダ領域

光ファイバや電話回線等の通信設備を提供しています。
企業例:NTT、KDDI、ソフトバンク

ITコンサルティング領域

顧客の事業や業務を分析し、顧客の抱える課題点に対してITを活用したソリューションを提供しています。
企業例:アクセンチュア、アビームコンサルティング

IT業界の職種は?

営業

IT業界にも、もちろん営業職はあります。
扱う商材は、自社開発のソフトウェアやITサービスなど、企業によってさまざまです。

セールスエンジニア

営業とエンジニア、どちらの要素も持った職業です。
商材の販売から、その後のお客様のアフターフォローまで幅広く行います。

ITコンサルタント

コンサルタントとは、「企業の様々な経営上の課題を明らかにし、解決する助言をする」職業です。
つまり、ITコンサルタントはITの力で企業の経営課題を特定し、解決します。

システムエンジニア

顧客へのヒアリングから要件定義、設計、実際のテストまでを行います。
システム開発でいう上流工程を扱います。

インフラエンジニア

ネットワークアンジニアやサーバーエンジニアといった、システムの基盤を扱うエンジニアの総称です。

プログラマ

実際にコーディングすることをはじめ、構築したシステムのテスト、実装、運用までを行います。
システム開発でいう下流工程を扱います。

プロジェクトマネージャー

一般的にシステムエンジニアの上位職と言われており、開発プロジェクトを円滑に進めるために、
人員やスケジュール等を含めたプロジェクト全体の管理を行います。

データアナリスト

「ビックデータ」を活用して情報を解析することで、ターゲットのニーズや動向を見つけ出し、
問題解決の手段などを考案する、データ分析のスペシャリストです。
※ビックデータとは……総務省が2012年に出した「情報通信白書」では「事業に役立つ知見を導出するためのデータ」と説明されています。

IT業界のおすすめ企業

チャットプラス株式会社

チャットプラス株式会社

高機能のサービスを低価格で販売し、大手新聞社や大手運送企業、大手旅行代理店といった、
様々な企業に重宝されるサービスを展開するITベンチャーです。
創業4年でありながら、クライアントは全国に8000社。
売上も前年比で300%成長しており、今後も急成長の見込みがあります!

株式会社セキュア

株式会社セキュア

「目を事業」として、セキュリティを中心とした様々なソリューションを提供するITベンチャー。
業務時間の最低5%(月間8時間)を学習の時間に充てるといった、ユニークな福利厚生の制度も充実しています。
セールス・エンジニアどちらも学部・学科は不問であり、とにかく“チャレンジ”したい就活生にはおすすめの環境です!

まとめ

IT業界研究は進んだでしょうか?

「IT業界」の中にも様々な領域が存在し、企業によって横断的な領域を扱っていたり、一つの領域に特化していたりと様々です。
全体観を把握したうえで、自分にとってより関心のある領域について深めていくと、より業界研究が進むのではないでしょうか。

業界研究の次は、企業研究も併せて進めてみましょう!

CheerCareer(チアキャリア)では、ほかにもたくさんの優良ITベンチャー企業をご紹介していますので、気になる領域の企業をぜひチェックしてみてください!

CheerCareer(チアキャリアでは)、内定直結イベントやSE添削、面接対策などさまざまなセミナーを開催しています。
ぜひあなたにぴったりのセミナーを見つけてください!
就活イベント・セミナー一覧

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

このページをシェアする