Web面接のポイント11選!+実際にやって気づいた意外なポイント

面接対策

Web面接のポイント11選!+実際にやって気づいた意外なポイント

コロナウイルスの流行により、「就活のオンライン化」が急激に進みました。
企業説明会や面接、GDなど、オンライン上で行われることが増えました。

それ以降、就活のオンライン化の傾向は続いています

そこで今回は、その中で誰しもが経験するであろう「Web面接」についてお伝えします。

Web面接は今でも多くの企業で行われています。
ついこの間就活が終わった2023年卒の先輩方も、8割以上がオンラインで選考を実施したとしています。
以下の記事でもその実態について書かれています。
【23卒採用】8割以上がオンラインで選考実施するも最終面接は「対面での実施のみ」73.5%|@人事ONLINE

Web面接は対面と違って、面接官や場の雰囲気がつかみづらく、やりにくさを感じている人も多いかと思います。

私も選考などでベンチャー企業から大手企業まで20回ほどWeb面接・面談を受けましたが、
移動などがなく気軽に受けられる反面、オンラインならではの難しさがありますね。
そんなWeb面接におけるポイントを、私の実際の経験や人事の方の声をもとにお伝えします。

Web面接で就活生が気を付けるべきポイント

Web面接を受けるにあたり注意すべきことは様々ですが、ここでは私の経験や人事の方の声をもとに、11点ご紹介します。
面接前、面接中、面接後に分けて見ていきましょう

Web面接で就活生が気を付けるべきポイント:面接前

①通信環境の整備

Web面接はインターネット回線を使用して行います。
そのため、回線の速度が遅い場所で行うと、途中で画面や音声が止まってしまったり通信が途絶えてしまうことがあり、円滑に面接を行うことができなくなります。

カラオケ店やカフェなどの公衆Wi-Fiは不安定である場合が多いので避けたほうが無難です。
有線LANケーブルがある場所やルーターの近くといったインターネット接続が安定した場所で受けるようにしましょう。

また、Web面接はオンライン会議システム(ZoomやGooglemeet、Skypeなど)を使って行います。
指定されたアプリを事前にダウンロードし、上手く動作するか確認しておきましょう。

Web面接の際のインターネット環境についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
☞オンライン面接の環境対策~ガジェットマニアが教えるWeb就活3つのポイント~
就活記事

②背景

いくら身だしなみをきっちり整えても、後ろに映る自室が散らかっていては面接官にだらしのない印象を与えてしまいます。
面接前にきちんと片付けるか、白い壁の前で面接を受けるのが無難です。

③通知音や振動

Web面接中にSNSやe-mailの通知音が鳴ってしまうことがあるかもしれません。

また、スマートフォンで面接を受ける場合は、通知音だけでなく振動にも注意しなければなりません。
普段なら便利なマナーモードですが、面接中に端末が振動してしまうとカメラの映像が大きくぶれてしまいます。

サマーインターンの選考で集団Web面接を受けていたとき、ある1人の学生が通知をオフにするのを忘れていたようで、面接中に何度も「ブー」という音とともに映像がぶれていました。

面接官にも迷惑がかかってしまうので、事前に確認しておきましょう。

④映像の確認

Web面接が始まる前に、画面に映る映像に問題がないか確認しておきましょう。

照明の場所や角度によっては、自分の顔が暗く映ってしまうことがあります。
同じ人でも、顔の明るさによって相手に与える印象が大きく変わります。

以前参加した模擬面接会で指導してくれた人事の方も、画面に映る顔が暗いとネガティブな印象を持ってしまうとおっしゃっていました。
Amazonや楽天で専用のライトがお手頃価格で買えるので、必要に応じて用意しておくと安心です。

⑤服装

カメラに映る範囲だけ服装を整え、下はジャージやスウェットでWeb面接を受けている人も多いのではないでしょうか。
途中で起立しない限り面接官にばれることはありませんが、企業や面接官によっては起立を求めてくることもあるようです。

ひとりの大人として、身だしなみという意味でも、対面の面接に向かうときと同じ格好でWeb面接に臨みましょう。

⑥緊急連絡先の確認

準備万端でWeb面接に臨んでも、予期せぬトラブルで通信が切断されてしまうことがありかもしれません。
マイページやHPに緊急連絡先が記載されているはずですので、事前にメモしておくと万が一の時も安心です。

Web面接で就活生が気を付けるべきポイント:面接中

⑦笑顔

Web面接は対面とは異なり、画面を通してだと自分の表情が相手に伝わりにくいです。
いつもの3割増しの笑顔で話すように心がけましょう。

私も意識しているポイントで、ある企業のインターン選考中では、面接官から「面接中も常に笑顔で進めやすかった」と言ってもらえました。

⑧ジェスチャー

Web面接では自身の雰囲気を伝えづらいからこそ、適度にジェスチャーを交えて話すと効果的です。
こうすることで相手に生き生きとした印象を与えることができますし、少し緊張をほぐすこともできます
ただし、やりすぎには十分注意しましょう。

⑨目線

これはWeb面接ならではの注意点です。
面接中はつい画面に映る面接官の顔を見てしまいがちですが、それでは面接官からすると少し下を向いているように見え、目線が合わなくなってしまいます。

慣れるまで違和感があるかもしれませんが、自分が話している最中は画面の上にあるカメラを見るようにしましょう。

⑩話し方

Web面接は接続から面接開始まで独特の緊張感がありますが、始まってしまえば対面の面接と同じです。
結論ファーストで、簡潔かつ分かりやすく話すよう心がけましょう。

また、場合によっては音声にラグが生じることもあります。
緊張して早口にならないよう、ゆっくり話すことを意識するとよいです。

Web面接で就活生が気を付けるべきポイント:面接後

⑪お礼メール

必須のものではありませんが、ビジネスマナーの一つとして面接後に感謝メールを送ると第一印象がアップするかもしれません。
面接官もわざわざ時間を取って、そして環境を整えて面接をしてくれていますので、一度お礼メールを送ってみてはどうでしょうか。

実際にWeb面接をして気づいたポイント&裏ワザ

僕はいち就活生として、今までインターン選考やスカウトを通して約20社面接や面談を受けました。

なのでここからは、僕が実際にWeb面接をして気づいたポイントや裏技をご紹介したいと思います。
まだまだ経験としては浅いですが、特に重要だと思ったことや気づけそうだけど意外と気づけないポイントについてご紹介します。

意外と気づけない!Web面接をして気づいたポイント

照明は想像以上に大事

グループ面接やGD(グループディスカッション)を受けて一番感じた部分です。

Web面接で画面に映る顔が暗いと、学生の私でもネガティブな印象を受けます。
いくら素晴らしい内容のことを話していても、画面が暗いとせっかくの魅力が半減してしまいます

面接は顔合わせの意味もあるので、相手にしっかり自分の顔や表情を見せるべきでしょう。
多くの面接官が口をそろえて言うポイントでもあるので、やはり気をつかうべきところだと思います。

マイク付きイヤホン(ヘッドホン)を使うのがベター

Web面接ではマイク付きのイヤホンやヘッドホンを使うほうがよいでしょう。

グループ面接で、パソコン内蔵のマイクに向かって話している人を見かけることがありますが、声がこもって聞こえたり、小さくて聞き取りづらかったりすることが多いです。
そうなると面接官の意識が話している内容よりも聞き取ることに向いてしまい、自分の言いたいことが上手く伝わらないこともあるかもしれません。

あなたが話している最中に、画面に映る面接官や他の学生たちが同時にイヤホン(ヘッドホン)を付けた耳元に手をもっていったときは、あなたの声が上手く聞こえていないことを示している場合が多いです。

しゃべりすぎない

Web面接に限ったことではないですが、重要なポイントだと感じています。
1つの質問に対して2分も3分も話し続けていると、それを聞いている面接官も途中で飽きてしまいます。
「結局何が言いたいの?」と思われてしまうかもしれません。

私は、初面接のときに1つの質問に対して長く話しすぎたせいで、途中で制止されてしまったことがあります。
今思えばどう考えても話しすぎでしたが、あの時は初めてで緊張していたため、まとまりのないまま話し続けてしまっていました。

面接はあくまでコミュニケーションですので、演説のようにならないように意識すべきだと思います。

緊張しやすい人はこちらの記事もチェックしてください!
☞【24卒 就活生必見!】面接中の緊張対策
就活記事

Web面接だからこそできる!印象に残るための裏ワザ

Web面接ならではのメリットを生かした、とっておきのアピール方法をご紹介します。

ずばり、
『自己紹介や自己PRでパワーポイント資料を活用する』
です。

「そんなことしていいの?」と思う方もいるかもしれません。
もちろん、事前に画面共有を禁止されている場合はできませんが、そうでなければ手段の一つとして検討する価値は十分あると思います。

以前私があるベンチャー企業で面談を受けた際、パワーポイント資料を活用して簡単な自己紹介を行ったところ、
「文字として見られるから理解しやすい。とてもありがたい。」と言っていただけました。
Twitterでも以下のような書き込みがあります。
```
3年の2月から就活始めた友人
4月の面接ではオンライン面接

自己PRや自己紹介、最後に一言や
逆質問、志望動機用のパワポを作り
のぞんだらその場で速攻内定貰った

やれることや尖りかたを考えて
熱量高くぶつかりにいくのって
マジで大切だし、そこまでの熱量を
ぶつけてもらったらそら嬉しいよな
```
出典:Twitter

このあたりの対応は企業によって変わってくるかとも思うので、
不安な場合はOB訪問などの際に尋ねてみてはいかがでしょうか。

ポイントを押さえてWeb面接を成功させよう

以上、Web面接のポイントをお伝えしました。

Web面接にやりにくさを感じているのは学生も企業も同じです。
だからこそ、少しの意識や心遣いで他の就活生と差をつけることができるのではないかと思います。
細かなところにも気を配りつつ、一歩一歩頑張っていきましょう。

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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