【23・24卒必見】コロナ禍での第二新卒の就活法!

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【23・24卒必見】コロナ禍での第二新卒の就活法!

皆さんこんにちは。
この記事を読んでいる皆さんはタイトルにもある”第二新卒”の方々でしょうか。

長い就活を終え社会人としての生活を送る中で、何かやりたかったことと違うなと感じていませんか?
もしくは、ご自身のキャリアプランを考えていく中で、方向転換をしようと決意してこの記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうか。

転職を考えるきっかけは本当に人それぞれ!

しかし転職をしようと思う一方で、社会人としての経歴はまだ浅いのに、転職活動がうまくいくだろうかと不安や悩みを抱えている方も、多いのではないかと思います。

そこで、今回は実際に前職を1年で退職し第二新卒として転職をした筆者が、コロナ禍での第二新卒はどう転職活動をするのがオススメかをお話ししていきます。

また、筆者の知人でちょうどコロナ前の今年1月と、現在転職活動中の方の二人がいるので、その二人の経験も踏まえてお話しさせていただきます。

第二新卒とは?

まずはその前に、そもそも第二新卒とは何なのかを整理してみましょう。

第二新卒とは一般的に、学校を卒業して企業に就職したあと1~3年以内に就職や転職を目指す若手の求職者のことを指します。
例えば四年生大学を22歳で卒業して就職した場合、25歳までの方が第二新卒に当てはまります。

では、新卒と第二新卒の違いは何なのでしょうか。

まず挙げられるのは、第二新卒は基本的なビジネスマナーが身についているということ。

入社してから一定期間ビジネスマナー研修がある企業も多いです。
逆に研修が設けられていない企業であっても、対面はもちろん電話やメール対応などは基本マナーとして教わります。

企業に入れば学生時代とは比較にならない頻度で、自分より目上の方や顧客と関わることになり、確実にビジネスマナーは身についています。

また、職種によるかもしれませんがExcelなどMicrosoft officeのスキルやプレゼンスキルなども実務経験を通して取得しています。
このようなことから新卒と第二新卒の違いは、第二新卒は実務経験を通して得た社会人としての基礎が身についていると言えるでしょう。

コロナ禍での第二新卒

第二新卒の定義や新卒との違いを理解したところで、次は転職市場における第二新卒の立ち位置についてお話しさせてください。

ここで重要になってくるのが、コロナ前とコロナ後で転職市場における第二新卒の立場が大きく異なっているということ。

それでは、コロナ前とコロナ後で転職市場における第二新卒の立ち位置がどう変わったのか。
筆者の主観や知人の経験に基づく話ではありますが、見ていきましょう。

コロナ前の第二新卒は売り手市場

コロナ前の第二新卒は、売り手市場ということもあり多くの求人を募集していました。
さらに第二新卒専用のエージェントもありますし、求人検索をする際にも「第二新卒歓迎」といったキーワードをよく目にしていたかと思います。

コロナ前の今年1月に第二新卒として転職活動をしていた知人に話を聞くと、エージェントを通して第二新卒向けの求人も含め数多くの紹介をしてもらったそうです。

未経験の業界、職種の求人もあったので応募することができ、書類通過率も悪くなかったそう。

このように一知人の経験に基づいたものではありますが、コロナ前の第二新卒の転職は転職市場にとってある程度需要があり、やりたいことにチャレンジできる状況のようでした。

一方コロナ禍の第二新卒は?

一方、コロナ禍の今の状況はどうでしょうか。

転職市場自体がコロナで大きな影響を受け、全体の求人数が減ったこともありますが、その中でも第二新卒の求人は以前と比べて減った印象があります。

実際、7月末から転職活動を始めた知人に話を聞くと、第二新卒向けの求人は少なく、さらに未経験の業界や職種への求人はほとんどないそうです。

書類選考でも、応募したポジションが前職の経歴が生かせるものであれば通りやすいが、未経験のものはなかなか通らないと苦労しているようでした。

コロナ禍でダメージを受けた企業は、採用への投資を減らしているとことも多く、そういった企業が中途採用で求めるのはやはり即戦力となる経験者になる傾向があるようです。

第二新卒の就活プランの立て方

コロナ前とコロナ後で転職市場での第二新卒の立ち位置が変わってきています。

このコロナ禍で第二新卒で転職しようと思っている方々はどのようなキャリアプランを立てていけば良いのか。

これから筆者の意見を書きたいと思います。

経験を生かした業界、職種選び

未経験ではなく現職からスキルアップするために転職を考えている方は、現職での経験が生かせる業界・職種に絞って求人を探すとご自身の希望に沿ったものが、見つけやすいのではないかと思います。

新卒時と違い、転職活動では職務経歴書も重視されますので応募企業の仕事内容を把握し、そこに繋がるような書き方をすると良いでしょう。
企業への良いアピールになり、書類選考の通過率もぐんと上がるはずです。

また、この状況下での転職活動は長期戦になることを踏まえておいた方が良いかもしれません。
それは求人数が減っているため、コロナ前よりどの求人も高倍率になっているから。

転職活動がうまくいかない時期が続くと、採用してくれる企業があるならそこに決めてしまおうと思うこともあるかと思います。

しかし、ご自身のキャリアプランに沿うものなのかをしっかりと吟味した上で判断していただきたいです。
現職を続けながら日々求人をチェックし、気になるものがあれば応募するといったペースで進めていくのが良いのではないかというのが、筆者の意見です。

もし何となくで入った企業であれば、自分とミスマッチが起こる可能性があります。

闇雲に応募し選考を受けるのではなく、自分の納得する転職活動を行ってください。

コロナ禍での未経験採用の現状

まず、今の状況が変わらない限りは未経験への転職は非常に厳しいのではないかと思われます。
どうしてもチャレンジしてみたい人も、給与面などおそらく待遇は現職より下がることが予想されます。

そのボーダーをご自身で妥協できる範囲で求人を探されるのが良いのではないでしょうか。

今すぐに転職したいといった強い希望がないのであれば、今は現職を続けながら次に挑戦したい職種につながる資格取得や勉強などの準備期間に充てるのが得策です。

準備期間があることで、ご自身のキャリアについてじっくり考えることができますし、次に挑戦したいことがご自身に向いてるかを判断する良い機会にもなります。

この状況がいつまで続くか見通しがつかず、不安を抱える方は多いと思います。
今できることを精一杯やって、転職の時までに万全に備えるのがベストでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は正解があるようなテーマではないので筆者の知人の経験談などを元に書かせていただきました。

そして第二新卒で今から転職活動をするぞ!と意気込んでいた方々には少しネガティブな内容となってしまい、ご不安な思いを抱いてしまっていたら申し訳ありません。

しかし、筆者自身第二新卒として未経験の職種へ転職した立場として、皆さんが転職後に後悔してしまうようなことは絶対にして欲しくないのでこのテーマを書かせていただきました。

コロナ禍でなかなか思い通りにいかず辛い思いをされている方もいらっしゃるかと思います。

けれど、この状況がずっと続くわけではないので今できることを一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人
マツモト

新卒で不動産仲介の営業として就職。
その後、約1年で退職し某プログラミングスクールでの学習を経て
2020年1月からCheerに入社。
文系体育会出身からエンジニアとして活躍するため、日々奮闘中。

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