ベンチャー志望の学生にお勧めしたい、ベンチャーが強い業界3選!

市況分析

ベンチャー志望の学生にお勧めしたい、ベンチャーが強い業界3選!

こんにちは!インターンのしらすです。
現在就職活動を進めている中で、大手企業だけでなく、
ベンチャー企業も調べることによって、視野を広げたいと考えている方は多いと思います。
しかし一方で、ベンチャー企業への就活にまだまだ不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

もちろん、経営状況は企業によって様々です。
楽天やGREEといった大手企業に引けを取らないメガベンチャーもあれば、残念ながら倒産してしまう企業もあります。
コロナウイルスの状況だとなおさら不安ですよね。

倒産リスクを図るには、企業ごとに財政状況を調べるのが1番無難な方法だとは思いますが、1社1社調べるのはあまりにも効率が悪いですよね。

そこで、まずは業界ごとに考えることで、効率アップをしませんか。
そうすることで、ある程度目星をつけてから企業研究に取り掛かれますよ。

ベンチャー企業が強い業界

ベンチャー企業が強い業界1、IT業界

ベンチャー企業に最も多いのがIT系の企業です。
近年、IT技術は急速に進歩しています。その結果、時代の流れに素早く対応できるベンチャー企業がITに多く進出しました。
また現在、コロナウイルス感染拡大対策によって、オンライン化が急速に求められているため、IT事業はますます盛り上がりを見せるでしょう。
さらに、オンライン授業・会議・飲み会のみならず、ネットショッピングなど、オンライン化の波はさらに進んでおり、これまでITに関連しなかった領域もITと掛け合わせて新たな事業領域を創造することも増えています。
特に新しいシステムやアプリなどはアイデアが勝負になってくるため、ベンチャーでも大手以上のシェアを取れるものがつくれることがベンチャー企業が多く参入している理由です。
まだまだ学生の生活では馴染みのないものも多くありますが、今後もっとも伸びる業界であることは間違いないでしょう。

ベンチャー企業が強い業界2、人材業界

次に紹介するのが人材業界です。
人手不足が深刻に問題視されている中で、大企業だと新卒の一括採用が多く、ベンチャー企業では、即戦力を少数求めて採用していることがほとんどです。
そのため、ベンチャー企業向けに学生のレベルが試されるイベントが増え、その場で内定をもらえるような、大手企業にはあまりない採用イベントが増えています。
ベンチャーのスピード感だからこそ毎年変化する採用市場に対応できることが多くあり、人材から事業をはじめるベンチャーは多く存在します。
コロナウイルスの影響で採用がシビアになってきている現状で、学生のレベルがはかれるこのようなイベントは今後ますます需要が増えるでしょう。

ベンチャー企業が強い業界3、教育業界

続いては、意外かもしれませんが教育業界です。
大手企業に多いと思われがちですが、ベンチャー企業にも増えています。
例えば、忙しい人向けに好きな場所で好きな時間に受講できる「EduTech」
「EduTech」とは「e-ラーニング」のようなもので、オンラインで講義を受けて学習できるアプリやネット配信サービスのことです。
「スタディサプリ」のように月額料金を払えば、どの講義も受講し放題といったサブスクリプションを上手く取り入れ、何度でも講義を受けられるメリットから注目を集めています。
現在では、コロナウイルスの影響によりオンライン上で学習が学べるメリットから、ますます需要が上がることは間違いないでしょう。

このように、ベンチャー企業は大手企業とは違う角度から業界進出を成功させました。
では、なぜこのような業界に新規参入するベンチャー企業が多いのでしょうか。

なぜベンチャー企業が進出するのか

ベンチャー企業が進出している業界に共通して言えることは、「新規性」と「瞬発力」が求められることです。

顧客のニーズが時代の流れとともに変更しやすい業界だと、新規に事業参入しやすくなります。
また、大手企業は関わってくる人数が多いため、意思決定までに時間がかかります。
しかし、ベンチャー企業では、人数が少ない分意思決定がスピーディーに出来、大手企業よりも早く行動することが可能です。
この利点を利用できる業界に、ベンチャー企業が集中していると言えるでしょう。

では、コロナウイルスの状況で知名度があまりないベンチャー企業が生き残る可能性はどれくらいあるのでしょうか。

今後の業界の成長可能性

大手企業とは違った役割を担っているのがベンチャー企業です。
「瞬発性」を生かしてこの3つの業界は特に今後成長するでしょう。

例えば、「IT企業」は新しいシステムを時代のニーズに合わせていち早く開発することで、ベンチャー企業でも大きなシェアを獲得することが可能です。
コロナウイルスの感染拡大防止に向け消毒を定期的に行い、体温を自動に測るロボットなど、もうすでに開発へ動いています。

そして、「教育業界」でもITを上手く活用した事業の拡大が進んでいます。
対面授業を思うように開始できていない学校では、対面授業を補えるオンライン講義も求められるようになりました。
先生・生徒・保護者が、学習状況をweb上でいつでも確認できるようになり、学習の進歩状況がデータとしてまとめられるため、いつでも見ることができます。
こうして、保護者にとっても安心できる学習サービスが確立され、需要がますます高まるでしょう。

また「人材業界」では、新卒採用だけでなく中途採用の需要も増えてくると考えられます。
その理由は、コロナウイルスの影響で仕事を失ってしまった人が多くいるためです。
突然仕事を失ったことによって、今すぐにでも新しい仕事を探している人にとって「瞬発性」をもってサポートしてくれるような人材サービスは大きな支持を得るでしょう。

このように、大手企業では乗り遅れてしまうような「時代のニーズ」にいち早く対応できるのがベンチャー企業の最大の強みです。
特にこの3つの業界はコロナウイルスによって市場に大きな変化があった業界です。
変化に柔軟に対応できる企業が今後生き残っていくでしょう。

もちろん、今回取り上げた業界はあくまでも業界そのものがベンチャー企業が躍進しているという例であり、企業ごとには様々な業界でベンチャー企業が活躍しているので、これを機に他の業界のベンチャー企業も調べてみてください。

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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