AI・ロボットに奪われない仕事とは!?

市況分析

AI・ロボットに奪われない仕事とは!?

皆さん、こんにちは。
チャンモリです。そろそろ夏ですね♫
以前、終身雇用の終わりと新しい時代の働き方 という記事で
働き方が大きく変わってきているということについて書きました。
その社会構造変化に大きな影響を与えているものの1つが、
AIやロボットによる労働力の代替なので、今日はその事について書こうと思います。
AIの技術革新はものすごいスピードで進んでいます。ギュンギュンです。
2045年までにはSingularity(シンギュラリティ:人間と人口知能の能力が逆転)が起こると言われていて、
それにより社会構造が劇的に変化すると予測されています。
実際、野村総研とオックスフォード大学の研究では、
20年以内に日本の約49%の職業がAIやロボットに代替することが可能と弾き出しています。
49%って半分も仕事なくなるんかいな!とツッコみたくもなりますよね。
しかもそれが20年以内に起こるとされています。。
20代前半に入社し、下積みを重ね、やっとやりたいことができるようになった30〜40代で
「あはは。AIに仕事奪われてリストラされました」ってなってしまってはさぁ大変。
そうならないように消える職業と残る職業について見ておきましょう。
それぞれの上位の職業はこちら↓
※( )内はAI・ロボットに代替される可能性を現しています

【消える職業】
1位:電車運転士(99.8%)
1位:経理事務員(99.8%)
3位:包装作業員(99.7%)
3位:路線バス運転手(99.7%)
5位:塵芥収集作業員(99.6%)
6位:郵便外務員(99.5%)
6位:学校事務員(99.5%)
6位:ビル清掃員(99.5%)

【残る職業】
1位:精神科医(0.1%)
1位:言語聴覚士(0.1%)
3位:中学校教員(0.2%)
3位:外科医(0.2%)
3位:教育カウンセラー(0.2%)
3位:バーテンダー(0.2%)
3位:助産師(0.2%)
3位:ゲームクリエーター(0.2%)
3位:旅行会社カウンター係(0.2%)
3位:フードコーディネーター(0.2%)

では、消える職業と残る職業の違いは何でしょうか?
消える職業は単純作業や付加価値を生まないルーチンワーク等が中心。
これはイメージできるかと思います。

逆に、残る職業には、CMHの3つがポイントと言われています。
・Creativity(クリエイティビティ)
・Management(マネジメント)
・Hospitaliry(ホスピタリティ)

これは人間しかできない能力の範囲とされていて、もう少し細かく見ると以下のようになります。
・クリエイティビティ:新たな価値・0から1を生み出す力
・マネジメント:人を動かし組織的に仕事を行う力
・ホスピタリティ:相手の心情を汲み取り、心からのおもてなしができる力

AIのことを過剰に気にし、不安になる必要はありませんが、
少し先の未来のことも見据えてキャリアを考えていくのも大事な視点かと思います。

盲目的に今ある会社・仕事・職業がずっとあると思わないこと。
そういう社会で生き抜く力を自らつけていこうと思うこと。
その上で、CMHスキルを若いうちから高めるにはどうしたら良いか?を考えてみると、
ファーストキャリアの選択は自ずと見えてくるかもしれません。

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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