起業/普通のサラリーマン生活では 得られない魅力とは?

市況分析

起業/普通のサラリーマン生活では 得られない魅力とは?

ベンチャー企業はリスクあり!?普通のサラリーマン生活では得られない魅力とは?

ベンチャー企業に一歩足を踏み入れるのであれば、ぜひともベンチャー精神を持つべきです。
ベンチャー企業に安定を求めている人はいないはず! 
安定を求めるならば、名の知れた大企業を目指した方がその願望を達成できるでしょう。
あなたがベンチャー企業への就職を目指す理由、ちょっと掘り下げてみませんか?

知りたい! ベンチャー企業を起業する精神

ベンチャー企業への就職を目指しながらも、起業する精神は理解できないという人もいるかもしれません。
それなら、なぜ起業するのかについて、少し理解を深めておきたいところです。
それは単純に、起業が楽しいということに尽きるようです。
何度失敗しても、今度こそうまくいくのでは?と、まるで子どものように目を輝かせる。
そんな気持ちにさせるのが、起業の楽しさなのです。
面白いことに、一度起業すると、一般企業で給料をもらいながら上司の顔色をうかがって働くサラリーマン生活に
違和感を覚えるといいます。
それが、失敗しても何度でも起業する人が多い理由の一つであるようです。

安定派サラリーマンでは決して得られないものがある

何度失敗しても起業したくなるのは、起業には、サラリーマン生活にはない、
無限の可能性があることが大きな根拠といえるでしょう。
単純にいえば、心から本当に楽しいと思えるから。
そして起業する人というのは、たとえ失敗しても、そこから何かを学びとります。
また、学び続けることが大事ということ自体も学ぶことができるそうです。

そもそもベンチャー企業とは何だろう。
そう考えたときに、**売上・利益と共に、「企業価値を急速に成長させる企業」と定義づけるならば、
冒険心を持って積極的に、果敢に挑戦していくスピリットが必須といえます。

起業に向いている人って?

「まずは行動」と考えて実行できる人

完全なる成功法なんて世の中には存在しません。
世の中もどんどん変化していきます。

ずーっと考えるよりもまず行動してみるといった「まずやってみる」志向性の方は、起業家に向いていると言えるでしょう。
正直、どんなビジネスでもやってみなければ結果は誰にも分かりません。
「もし失敗したらどうしよう」「こんなリスクがあるかもしれない」
「まずは対策や販路を考えてからじっくり」というように慎重すぎると、起業で重要なスピード感を失ってしまいます。
「まずはやってみて、失敗したら軌道修正すればいい」くらいの柔軟性は大切な要素だと思います。

「絶対できる」と自分を信じて行動できる人

起業家の方には自信家が多いように思います。
正直、起業してから困難を経験しないなんて人はいないでしょう。
その際に「自分は絶対に達成できる」「自分なら大丈夫」という強い気力が必要となります。

少し壁にぶつかったら、「もう駄目だ」と諦めてしまう人はチャンスを手にすることは難しいでしょう。
自分を信じ、継続し続けた人のもとに成功はやってきます。

社長という職業を一見華やかに勘違いする人も多いですが、
地味なことを継続できるかどうかって本当に重要です。(これは仕事全部共通の話です。)

もちろん自信過剰になりすぎて、謙虚さを見失ってしまうのは論外です。
でも、「この商品やサービスは絶対に売れる」という情熱や諦めない心は、必ず事業にいい方向性を示してくれます。

また、そんな情熱や自信を持った人には、たくさんの助けや出会いが生まれ、ビジネスの成功を後押ししてくれるでしょう。

「自分の責任」と自責で考え行動できる人

起業家はすべての責任を自分で取る必要があります。
事業が上手くいかないのも、商談が上手くいかないのも、自分の実力不足だと考え、
試行錯誤を繰り返していける人がビジネスを成功させやすいと言えます。

逆に何でも他人のせいにしてしまう人は起業家には不向きです。
そんなことしても何も始まりません。
たとえそれが周囲の人や環境や状況のせいだったとしても、起業家である以上、その失敗は自分の責任となります。

失敗を何かのせいにする時間があれば、どう改善していくか、どんな勉強をすればいいか、
先のことに目が行く人は起業家に向いているでしょう。

今安定している大企業、アップルもマイクロソフトもかつてはベンチャー!

アメリカでは、誰もがよく知る巨大企業であるアップルもマイクロソフトも、
かつてはただの1ベンチャー企業に過ぎませんでした。

もちろん日本でも同じようにベンチャーから始まった企業はたくさんあります
。例えば、ホンダやパナソニックです。
かつて、ほんの小さな町工場から始まったというのは有名な話です。

「ベンチャー企業を起業する」と宣言すると、
「おいちょっと待て! なぜわざわざそんなリスクをあえて選ぶのか」とストップがかかりがちです。

しかし、将来的にアップルやマイクロソフト並みの企業に変貌を遂げるのであれば、
ベンチャーがそれほど危険だともいえないのではないでしょうか。

将来、ほんとうに起業したいのであれば
経営者と近い距離で仕事を学ぶことのできる、ベンチャー企業を選ぶといいかもしれませんね。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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