制限の力

2020.04.14

制限の力


こんにちは。東京の矢島です。

制限ということについて、私が学生の時に経験した制限の力について書きたいと思います。

私は中高一貫の学校に通っていました。そして、中学ではサッカー部でした。

私が通っていた学校では毎週火、水、木曜日に確認テストという英語、数学、国語の小テストがあり、80点以上をとらないと放課後に追試がありました。つまり、その確認テストに受からないと部活の練習に参加できなかったのです。

そのため、部活の練習後、家に帰り、次の日の確認テストの勉強をして、次の日は朝練をし、確認テストで合格点をとって練習にでる、という日々を繰り返していました。そして、うまく時間を使って、定期テストでも良い成績を残していました。

高校に入り、私は途中で部活を辞めました。そのため、自由な時間が増えました。部活の時とはまた違う楽しい日々でした。一方、自由な時間が増えたにも関わらず、学校の成績は徐々に下がっていっていました。

最終的にはなんとか行きたかった大学に行けましたが、学校の成績に関しては明らかに時間がなかった部活時代のほうが良かったのです。

つまり、時間的な制限があった中学時代のほうが、制限が少なかった高校時代よりも時間をうまくつかっていたのです。

さらに、高校でも最後まで部活を続けていたメンバーは、全国大会出場という結果を残した上に、ほとんどが一般的に「高学歴」と言われるような大学に進学していきました。

私はこの経験から、「制限」の力を感じるようになりました。制限というものは一見ネガティブなもののように感じますが、考え方、使い方によっては自分が持っている力をより発揮するための道具にもなります。

今わたしたちはいろいろな制限の中に生きています。これは現在のコロナの状況下に限らず、普段の生活の中でも、時間的な制限や行動範囲の制限などに直面することはあります。

しかし、このような制限はうまく利用すれば、制限がないときよりもむしろ良い結果を生むこともあります。

ネガティブにとらえられがちな「制限」も、考え方、使い方次第ですね。

コロナで「制限」されている中ですが、新たな試みでWebで説明会をやっております。
もしよろしければご参加いただければと思います。
https://www.passion-navi.com/company/seminar/2944
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