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ES提出期限
最終面接前日3時まで(4月初旬)
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提出方法マイページ上で
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設問01.企業がITに投資する理由について、昨今のIT動向や企業を取り巻く環境を踏まえて、あなたの考察を記述してください。(800文字以内)
現在、様々な企業はイノベーションのジレンマに陥っている。これは革新的な技術やビジネスモデルで他社との競争に勝った企業が、大企業になると革新性を失ってしまう状態の事である。現在のイノベーションはビジネスモデルや社会構造の変革といった「コト」のイノベーションであり、様々な業界に影響を及ぼすので多くの企業がこのジレンマに注意を払っている。このジレンマを克服するために多くの企業はITによる新たなビジネスモデルを構築し、収益性を大幅に向上させている。その中で生き残るためには他のどの企業もITを取り入れる必要性が出てくる。また、ITの適用範囲は広く、既存・新規顧客と従来・新規の提供価値の2軸で分かれた4つの象限にIT施策を打つことができる。
①既存顧客×従来価値 社内業務の変革:業務効率化や情報共有などにより、社内業務の改善が求められる。そこで、RPAや見える化によるタスク管理のようなデジタル技術により業務改革ができる。
②既存顧客×新規価値 新しい顧客価値の創出:顧客理解を深め、自社製品の使用状況を把握し、付加価値をつくる必要がある。そこで、情報をデータとして収集し蓄積・分析するような技術(ビッグデータ、アナリティクス)が活躍する。
③新規顧客×従来価値 ビジネスモデルの変革:顧客ターゲットの変革や新規市場の開拓が求められる。ここで、SNSやビッグデータを活用し、新たなターゲットを見つけ出すことができる。
④新規顧客×新規価値 新規ビジネスの創出:全く新しいサービスを生み出したり、ビジネスや市場そのものを創り出すことが求められる。そこでネットとモノの共有を組み合わせたシェアリングエコノミーのようにITと他分野を組み合わせることにより革新的なビジネスを創出できる。
このように企業が変革するための施策において、ITが担っている役割は幅広く、大きいので、多くの企業がITに投資すると言える。選考体験談一覧