22卒就活最新データから読み解く採用ポイントまとめ

採用市場・動向

22卒就活最新データから読み解く採用ポイントまとめ

22卒の採用活動、今年の最新データを見ていくと
非常に例年のデータでは説明がつきにくいような動向になっております。

今回は6月発表の最新データを使いながら
どのような22卒採用活動を進めていくべきか、分析していきたいと思います。

22卒採用、最新データから読み解く採用ポイントまとめ

22卒就活スタート時期(予定含む)

2019年10月 : 8.1%
11月〜12月  : 4.5%
1月〜2月   :16.8%
3月〜4月   : 44.4%
5月〜6月   :17.5%

7月〜8月   :6.2%
9月以降   :2.6%
※エンカレッジ調べ

6/1に大手インターンシップサイトが解禁するのが一般的ではありますが、
今年はなんと4月末までの段階で7割を超える就活生が就活をスタートさせました。

実際にCheerCareerの中での22卒の就活生の登録は
解禁前の5月末の地点で作対比350%増で会員数が増えています。

要因は大きく3つあると分析されます。

22卒採用市場の変化の要因

  1.  授業がオンライン化し、自宅にいる時間が増えた。
  2.  コロナの2波を懸念して、早めに動き出した。
  3.  オリンピックの開催の時期による就活への影響を懸念して動き出した。

先輩の就活を見ていて学生も売り手市場から買い手市場への変化を肌で感じていて
早めに動き出したため、早期化したと見られています。

では、実際に22卒はどのような採用活動を望んでいるのでしょうか。

22卒オンライン希望するもの

  1. 説明会 89%
  2. OB訪問  52%
  3. 面接 48%
  4. 座談会 46%
  5. インターン  32% ※ワンキャリア調べ

22卒の就活生は説明会はオンライン、インターンはオフラインを希望するという結果になりました。

より詳しく人気インターンについて調査した結果もご紹介します。

22卒サマーインターン人気コンテンツ

  1.  職業体験  
  2.  就職・選考セミナー
  3.  説明会
  4.  面談・座談会(人事)
  5.  業界研究グループワーク
  6.  面談・座談会(社員)
  7.  見学ツアー ※ワンキャリア調べ

なんと8割を超える学生がダントツ人気で回答した希望する人気インターンの内容が職業体験でした。

つまりは、オフラインでの職業体験のインターンを希望する学生が多いという結果になりました。

しかし、私が啓蒙活動を通して学生により詳細な話を聞いたところ、
注意すべき点が1つあります。

あくまでも学生は職業体験を通してその会社で働くリアルを知りたい、ということです。

つまりは、コロナの影響で自粛生活により完全リモートワーク に移行した会社に関しては
無理して対面でのインターンシップを模索する、というよりは
今の働き方を前面の表した形でオンラインの職業体験のインターンを開催することが得策でしょう。

実際に弊社のインターンもバーチャルオフィスでリモートで体験してもらうインターンを実施しています。
入社した後も基本的にリモートワーク になりますので
その働くリアルを伝えられるようにしています。

22卒採用、最新データから読み解く採用ポイントまとめ

いかがでしたでしょうか。
22卒採用を就活最新データから読み解く採用ポイントをまとめると、

  • 22卒採用ポイント①22卒の動きだしは早く、コロナの2波を想定して早めに動く学生増
  • 22卒採用ポイント②説明会はオンライン
  • 22卒採用ポイント③インターンはオフライン(リアルな働き方に合わせる)
  • 22卒採用ポイント④インターンの内容は職業体験

ということになります。

今後も最新情報をキャッチアップしてまとめていきますので
いい人材が採用できるよう、しっかりと準備を進めましょう。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

この人の記事をもっと読む
このページをシェアする