INTRODUCT

名古屋発のベンチャー企業が盛り上がりを見せているのをご存知でしょうか?

ここ数年、株式会社エイチームや株式会社MTGなど上場を果たし、全国区で名を挙げる企業が増えてきました。
スタートアップの動きも活発で、「次なる急成長企業はどこだ!」と注目が集まっています。

その中でも、昨年2020年12月に8億円の資金調達を実施し勢いに乗る、名古屋発のDX推進ベンチャー・株式会社クラッソーネ。
今回は同社のCHRO人事最高責任者である宮田さんと採用担当の幡中さんに、ベンチャー企業の実態についてお話をお聞きしました。

名古屋発の注目企業の詳細、伸びるベンチャーの見極め方、ベンチャー企業で働くことのメリットなどがわかるインタビューになっていますので最後までお付き合いください。

平塚:チアキャリアでの新卒採用実績を教えていただけますでしょうか?

宮田:チアキャリアさんでの新卒採用実績は

2019卒
1名
2020卒
2名
2021卒
2名

です。ターゲットに合っていて費用対効果が良いので、毎年お世話になっています。
おかげさまで21卒採用、22卒採用共に、量と質の担保できているので満足しています。
安かろう悪かろうではなく、質もいいのが嬉しいポイントです。

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平塚:ありがとうございます!今回はそんな名古屋発で急成長中のクラッソーネさんについて根掘り葉掘りお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします!

1、名古屋のベンチャー企業・スタートアップ動向


平塚:数年前から名古屋のベンチャー企業が盛り上がっていて、勢いがすごいですよね!

宮田:愛知・名古屋といえば、エイチームさん、MTGさんといった1000名規模の有名な成長企業がありますが、「それだけじゃないぞ」というスタートアップがたくさん出てきていると感じます。
最近私が注目していたのは、株式会社スタメンさんの上場ですね。スタメンさんは起業されてから短期間で上場されていますし、テック企業として製造業ではない分野で成功されているということで新たな可能性をつくり出されているのかなと思います。
クラッソーネもその流れに続けられるよう頑張っていかなければと思っています。

平塚:そういった地域の中でのスタートアップの高め合いみたいなものがあるんですね!

宮田:そうですね。他にも資金調達をされて成長を見込んでいるスタートアップもあります。狭いエリアなので、交流をしながらお互いにレベルを上げいこうという雰囲気があります。
また、行政が立ち上がってベンチャー・スタートアップの支援を行ったり、名大発ベンチャーとして理系の優秀層の方々が学生時代からテクノロジー関連等で起業していく流れもあり、そういったエリアとしての盛り上げていこうという機運が高まっていると思います。

平塚:では、名古屋発の次なる成長企業として注目されるクラッソーネさんについて、詳しくお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします!

宮田・幡中:よろしくお願いします!

2、名古屋発ベンチャー株式会社クラッソーネとは?

2−1、クラッソーネの事業内容

平塚:クラッソーネさんの事業内容について教えていただけますでしょうか?

宮田:解体工事のマッチングサービス「くらそうね」という事業を運営しています。
私たちが目をつけた市場が解体工事というすごくニッチな市場です。解体は「終わりの始まり」なんですね。最後に壊して終わるのかと思いきや、解体して更地にしないと新しい建物が立たないので、実は最初に解体工事があって、そこから基礎工事があって建物を建てていき、その後に内装があって、外構があるという流れなんですけども、クラッソーネはなんと最初の解体と最後の外構を扱っている会社です。

名古屋の成長ベンチャー企業の特徴とは|8億円資金調達に成功したDX推進ベンチャーに、新卒でベンチャーに就職するメリットを聞いてみた

特に解体をメインでやっておりまして、理由としては解体市場の拡大傾向というところに目をつけているからです。建物を建てる方は少子高齢化の影響で市場はもう伸びないだろうと言われていますが、壊す方は増えると予測されています。高度経済成長期に建設されたビルや住宅が老朽化していますし、田舎に行けば行くほど若者が街に出てしまっている中で相続しても使われないという現状から、世代が交代するごとに空き家は増えていくと考えています。

平塚:非常に面白い切り口ですね。そこにはどういった課題があるのでしょうか?

宮田:解体業界では情報のミスマッチが非常に課題となっています。施主さんは解体したいと思っても、工事会社さんをどう探したらいいかわからないんです。工事会社さんの方も、多重下請け構造の中でハウスメーカーや工務店・不動産会社・ゼネコンなどの下請けとして仕事を受けてやっているので、中間マージンを取られて利益率がさがってしまうんですね。工事会社さんが自分で集客するのも難しいということで、ユーザーとマッチングさせてあげるところに勝機があるのではないかと考えてできたのが、解体工事のマッチングサービス「くらそうね」です。

平塚:なるほど、施主さんも企業さんも両得なサービスになっているんですね。
具体的にどういうサービスとして提供されているのでしょう?

宮田:実際にどんなサービスかというと、物件の情報を入れるだけで施主様に合った解体工事会社がレコメンドされるというプロダクトを提供しています。こういった解体のDXを推進するプロダクトは日本初だと認識しています。

名古屋の成長ベンチャー企業の特徴とは|8億円資金調達に成功したDX推進ベンチャーに、新卒でベンチャーに就職するメリットを聞いてみた

施主さんは情報を入れると、ホームページを持っていないような工事会社さんの情報が表示されます。食べログのように口コミ・評判も見ることができます。

名古屋の成長ベンチャー企業の特徴とは|8億円資金調達に成功したDX推進ベンチャーに、新卒でベンチャーに就職するメリットを聞いてみた

工事会社さんの方もスマートフォンで、施主様とのやりとりから契約、顧客管理まで一括でできるようになっています。施主と出会えること、そして業務効率化につながることが工事会社さんにとってのベネフィットです。超アナログな業界においては先進的なプロダクトかなと思います。

平塚:まさにDXですね。業界がクラッソーネさん主導でイノベーションされていく未来が見えました。利用者・企業数も伸びていらっしゃるんですよね?

宮田:2020年の4月から全国版をローンチしまして、施主さん、工事会社さん共に増えています。2021年2月時点の累計で、施主登録数29,000名・登録工事会社数1,400社を突破しました。

平塚:すごい急速拡大ですね。このプロダクト自体もさらに伸びそうですし、隣接している建設の他の領域にも今後展開する可能性を秘めた事業展開ですね。ここからも注目していきたいです。

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2−2、8億円資金調達までの経緯容

平塚:そんなクラッソーネさんはどういう経緯でここまで成長してきたんでしょうか?

宮田:実は創業してから数年間は「いい中小企業」という感じの企業でした。

平塚:そうだったんですね!意外でした。

宮田:スタートアップっぽくなってきたのは2018年頃からでしょうか。2018年にMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を打ち立てて、それを目指していける体制をつくるために、幹部陣を増やしたんですね。
その中で私もジョインして、本格的にCXOクラスの採用をかけていきまして、そのあたりから本格的にスタートアップとして立ち上がっていきました。組織からつくるのがクラッソーネのやり方で、これは投資家さんにも評価いただいている部分なんですけども、私が入った時は事業拡大の方向性もどうするか決まっていなくて笑

平塚:入社時に事業が決まっていないのはカオスですが、強い経営メンバーから揃えられたことがクラッソーネさんの強みにもなっていますよね。

宮田:そうですね!2019年春頃にいまの「くらそうね」の構想ができて、初めて自社で開発するとなったときにエンジニアが一人もいなかったので、外部の人材をアサインして愛知県限定でβ版をリリースしました。そのタイミングで初めてのベンチャーキャピタルからの資金調達を約1.5億円しました。
Bonds Investment Groupさん等に出資していただき、開発の強化をしました。
その後2020年4月に全国版をリリースしまして、全社を挙げて施主様・工事会社様の獲得に着手してきました。

平塚:全国版のリリースからまだ1年経っていないのにも関わらず、施主登録数・登録工事会社数共にこんなにも拡大されているんですね。スピード感に驚きました。

宮田:そうなんです。そして今回の2020年12月の資金調達ではさらなる開発強化・マーケティング強化として約8億円の調達に至りました。
詳細はお伝えできませんが、新しいサービスの開発も予定していまして、ここから解体工事のマッチングに留まらず、解体業界のDX化、空き家活用を担うプラットフォーマーになっていきたいと考えているので、開発強化はもちろんアライアンス先の拡大なども見込んでいます。そういったところも含めた今後の展開のための調達でした。まさに今は攻め時といった感じでしょうか。

平塚:非常に面白いフェーズですね。聞いているだけでワクワクしてきました。
読者のみなさまも、まさに想像通り、想像以上のスタートアップ感を感じられていると思います。

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3、クラッソーネの成長要因〜地方でも伸びるベンチャー企業の見極め方〜

平塚:クラッソーネさんの成長の要因から、伸びるベンチャーの特徴を分析していきたいと思うのですが、クラッソーネさんのここまでの成長要因はずばりなんでしょうか?

宮田:クラッソーネはまだまだこれから成長していく企業ですが、ここまでの成長を分析すると要因は主に3つあると思います。

①チーム
クラッソーネは組織からつくられた会社です。それぞれの領域で専門性の高いメンバーが揃っており、個性があるが目標としている部分が一致している。また、権限移譲が進んでおり、役割分担もはっきりしているところもポイントです。役員陣の中でもCEOはプロダクトやサービスを0→1で生み出すところが強みで、ヒープルマネジメントはCOO、財務や守りの部分はCFOとうまいこと役割分担ができています。そしてその下にも執行できる部長陣がいるということを含めて投資家の方々からも評価をいただいています。

②MVVを明確化している・浸透にこだわっている
チームにも大きく影響しているのがMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)です。
どの会社にもあるかとは思いますが、クラッソーネは言語化の解像度が高いです。
クラッソーネのMVVはこちらです。

株式会社クラッソーネ様のMVV
■Misson
 豊かな暮らしで人々を笑顔に
■Vision
 誰もが利用する家づくりのインフラを作る
■Value
 ・Biggest Data – 最大のデータは最良を導く
 ・Inspire Customers – 満足ではなく感動
 ・Go Boldly – 大胆にやろう
→ 手段:解体工事のマッチングプラットフォーム事業

言語化の詳細は以下のページから確認できます。
https://www.crassone.co.jp/company/mission/

MVVのプライオリティも高く、クラッソーネではMVVについての議論は、何を差し置いても優先されるほどです。これが経営の全ての意思決定を決めると言っても過言ではありません。
このように個性豊かなメンバーが1つの大きな目標に向かって、どういう姿勢で向かっていくのかを細かく言語化し、日々体現する努力をしています。これらが組織の強さ・一体感、採用力の高さに繋がっていると考えています。

③マーケットの着眼点
どのマーケットに参入するかも非常に重要な要素だと思います。クラッソーネの場合は、ニッチで目をつけられていなかったが、マーケットサイズは十分に大きい解体市場に目をつけました。
クラッソーネでは解体工事の市場を現時点で1~2兆円規模で、今後も伸びていくと予測しています。

平塚:すごく勉強になります。

地方でも伸びるベンチャー企業の見極め方としては、
・経営チームのバランスが取れている会社、権限移譲が進んでいる会社
・MVVが解像度高く設定されていて、浸透させようとしている会社
・勝てるマーケットを選定し、事業のポテンシャルを数値レベルで把握している会社
なのかどうかを判断してみるのはいいかもしれませんね!
何か他の要素はありそうですかね?

宮田:あと実際にやっていて思うのはMVVだけでなく、その下にある戦略戦術の部分も重要だなと感じています。知名度もリソースもないスタートアップがどういう道筋で勝っていくのかが描けているかは大きな判断材料になると思います。MVVから戦略戦術までの一貫性が重要ですね。

平塚:たしかに、伸びるベンチャー企業は、上流から下流までの流れがすごく綺麗ですよね。

宮田:本当にそう思います!
新卒の学生さんは、人がいいかどうかで企業を選びがちなんですけども、それだけで判断するのはあまりおすすめできないと考えています。もちろん人は大事なんですけども、
MVV→戦略戦術のピラミッドがしっかり持てているかは見極めポイントの1つになると思います。もちろん、戦略戦術をこれから作っていくフェーズの創業期の会社のジョインするのも一つの選択肢だと思います!

平塚:企業の中のソフトな部分(人や仕事内容)も大切ですが、ハード面(理念やビジョンそれに紐づく戦略など)も大切ということですね。

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4、名古屋のベンチャーで働く人はどんな人が多い

平塚:名古屋のベンチャーで働く人にはどういった特徴がありますか?

宮田:これは、名古屋出身の幡中くんから。

幡中:みんな「長いものに巻かれたくない根性」がありますね。私も周りの友達も、ベンチャーに入社した人は愛知県・名古屋で育つ中で無意識のうちに感じてきた、閉塞感や抑えこまれる感覚に対しての反発心はあるように思います(笑)
新卒採用で学生さんとお話ししても、そういうフラストレーションを抱えていらっしゃる方は多いですね。

宮田:私も新卒採用をしていて、そういった学生さんから相談を受けることが多いんですけど、やはり東京に行ってしまう方も多いですね。ただ、中には価値観としては「チャレンジしたい」「カオスが好き」という方でも、エリアは名古屋がいいという人が一定数いまして、そういう方が名古屋のベンチャーを選んでいくという印象があります。

平塚:名古屋ならではの人材の価値観があるのは面白いですね!もし共感できる方がいらっしゃれば、ぜひクラッソーネさんの採用情報を見てみてください。
ちなみにクラッソーネさんの今いらっしゃるメンバーさんの地元率はどのくらいなんでしょうか?

宮田:名古屋本社のメンバーはほぼ愛知・岐阜・三重の東海三県の出身者です。ただ東京にも拠点があって、エンジニアとマーケターは東京・神奈川・千葉在住ですし、最近はコロナ禍でほぼフルリモートワークになっているため、居住地は関係なくなってきていますね。

平塚:県内外から柔軟に採用をされているということですね。

5、ベンチャー企業で働くメリット

平塚:ベンチャー企業で働くメリットはどう考えられていますか?

宮田:メリットは、年齢に関わらない活躍がしやすいというところですかね。
私は大手出身なので、「課長になるのは30才以上」といった制約のある人事制度を経験したことがあります。実力や成果が認められてもチャンスが与えられずに憤慨したこともありました笑 ベンチャーだとそういったしがらみが一切ないじゃないですか。
最近だと、クラッソーネでは社員を差し置いて内定者インターン生が表彰されたりしました。

そのくらい年齢や在籍年数に関わらず、やる気と実力があれば認められて、どんどんチャレンジができる場があるのが、ベンチャーならではのメリットだと思います。
あと、大手企業だと1年かかる意思決定が秒速で行われたりするスピード感の中で、試してみてダメだったら次を試してみるというPDCAを速く回せることが、醍醐味かなと私は思いますね。

平塚:インターン生が表彰!実力で認め合う文化が素晴らしいですね。幡中さんはどうですか?

幡中:ベンチャーは経営陣との距離が近いところがすごく魅力的で、自分にはない視点・視座を体験できることがメリットですね。
そういったメリットを感じた自分と似た、志の高い仲間が自然と集まってくる場所というところも、長い目で見てもすごく財産になると思います。

平塚:たしかにこれも大きな組織では経験しにくいことです。ビジョンと実力のある経営陣から多くを学び取りながら、上昇志向の仲間とお互いを高め合っていく。そんな環境が見つけられたら最高ですね。

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6、名古屋で優良ベンチャー企業を探す方法

平塚:どうすれば、名古屋でもクラッソーネさんのような優良ベンチャーに出会えるのかを考えていきたいと思います!

宮田:これは結構学生さんに聞かれますね。もちろんチアキャリアさんもおすすめしていますよ。

平塚:嬉しいです。そういう時に学生さんにはどんな方法をお伝えしていますか?

宮田:ベンチャーを探す方法は主に4つあると思います!

①ネットで探す
クラッソーネのようにサイトでの広報を頑張っているベンチャー企業は一定数あると思います。サイトだけでなく、プレスリリースやインタビュー記事でも探せば見つかる可能性はあります。
②ベンチャーの求人媒体
チアキャリアさんのように、ベンチャー企業に特化した求人媒体はおすすめですね。確実にベンチャー企業を見つけられるので、ぜひ活用してみるといいと思います。
③スカウトサービス
スカウトサービスに登録して、ベンチャー企業を探している旨をプロフィールに書いておくのも有効ですよね。意外とベンチャー企業の担当者は、頑張って探してスカウトを送っているので見つけてもらえる可能性はあります。
④ベンチャー企業が集まる就活イベント
知名度がなくても学生さんと出会えるイベントでの採用はベンチャー企業の人事に重宝されています。実際クラッソーネもイベントを主軸に置いた採用活動をしています。

平塚:ありがとうございます。地方のベンチャー企業さんも、自社に合った学生さんと出会うために様々な努力をされていますので、ベンチャーを目指す学生さん行動を起こした分だけいい出会いがあるかもしれませんね!

宮田:クラッソーネもチアキャリアさんに求人情報を掲載しているので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。20卒・21卒とクラッソーネに合った学生さんと出会えているので、22卒以降の採用も楽しみにしております!

平塚:ありがとうございます。チアキャリアはベンチャー特化の求人媒体で、クラッソーネさんのような優良ベンチャー企業からのスカウトも受け取れます。ご興味あればぜひ登録してみてください。

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7、最後に

平塚:今回は名古屋のベンチャー企業調査として、株式会社クラッソーネの宮田さん、幡中さんにお話を伺いました!最後にこの記事をみている方に向けてメッセージをお願いいたします。

幡中:自己理解・企業理解をやり切って納得感を持った企業選びをして欲しいです。選んだ選択が正解か不正解かではなく、自分の選んだものを正解にしていく意識をもって取り組んでほしいなと思います!

ただの会社説明だけでなく「相思相愛採用」の一環として、その原点になる自己理解・企業理解のポイントもワークを通じながら学べる複合的な説明会をやっていますので、
クラッソーネに興味がある方はもちろん、後悔のない就職を実現したいという方はぜひ来て欲しいなと思います。

平塚:インタビューありがとうございました!

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