「ベンチャーと大手」「論理と感情」

自己分析 2019.06.18

「ベンチャーと大手」「論理と感情」

就活生にセミナーをしていると次のような質問を受けることが少なくありません。 「大手とベンチャーどちらが良いですか?」 「ベンチャーのほうが成長しますか?」 「大手に就職した方がまずは色々と学べると思いますが、どう思いますか?」 就職活動の中で就活生の皆さんが、どうしたら成長し、ミスマッチのない働き方ができるかを合理的に考え、真剣に行動しているのを目の当たりにして感心しています。 私の場合は、何となく直感で物事を進めてしまうことが多々あるので、なおさらそう感じてしまうのです。 私は日頃から「感覚」「直感」というものを大切にしているのですが、その選択によって大きな過ちや人生を駄目にしてしまう訳ではありませんでした。 行動経済学の調査によると人間の行動や意思決定は、合理的な要因と感情的な要因に左右されるのですが、その70%が感情的な要因によって決定され行動されるとのことです。 やはり人間は感情の生き物なのですね。その点で言えば、自分の直感を信じたり、感覚を大切にして、磨いていくということも重要なことです。 就活生が良く口にする「成長」といキーワードがあります。 しかし、客観的かつ合理的に測れる成長と本人がビビットに感じる成長実感は違うのです。 お金の多少と幸福感もイコールではありません。 測定できることと人生においてのウェルビーイング(≒よく生きている状態)は違うのです。 まさに人それぞれの感覚です。 冒頭の質問に「考えるな、感じろ」という言葉で冗談めいて答えることが 度々ありますが、感情や直感で物事を選択する勇気も生きていく中では、 必ず必要な力です。
この記事を書いた人
櫻井
株式会社Cheerの取締役。
ストレングスファインダー認定コーチ。
新卒で大手アミューズメント企業に入社し、最年少で採用責任者に抜擢。
29歳の時に浅井とともに起業。
会社1の愛読家であり、頭が良すぎて変わり者である。
とにかく人望が厚い2児の女の子の教育熱心パパ。

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