面接対策 2019.09.17
圧迫面接にあっても慌てない。もしもの時の緊急対処法!
個別面接に進むと、面接官が高圧的な態度を取ったり、答えにくい質問をしてきたりすることがあります。
これを圧迫面接と呼びます。面接準備は完璧でも、圧迫面接にあって本来の実力を発揮できなかったという学生も少なくありません。いざという時に怯えることなく対応でするためにも、まずはその意図から理解していきましょう!
### ■なぜ圧迫面接をするのか?
面接官が高圧的な態度を取ったり、難しい質問をして困らせたりするのは、面接官のいじわるではありません。
一般的には以下の2つの理由が挙げられます。
①ストレス耐性
仕事でストレスがかかった時に、耐えられる人材なのかを見極めたいというのが企業の本音。
社会に出たら、理不尽なことを言われたり、クレームが発生したり、人と対峙するとそれなりの人的ストレスは避けられません。
そんな時、すぐに辞めたりせずに乗り越えることが出来る人物なのか、ストレス耐性がどれくらいあるのか、圧迫面接で判断したりすることがあります。
特に役職者や役員面接で多いケースが見受けられます。
②対応力
相手を困らせる難易度の高い質問をしたりするのは、あなたの対応力を見たいから。
仕事で無理難題なオーダーやトラブルに遭遇した時に、すぐに機転の利いた一言が言えるかどうかも重要です。
黙り込んでしまったりせずに、どんな切り返しでその場を乗り越えられるのか、まさに究極の「コミュニケーション力」を評価したい狙いがあります。
### ■具体的な質問例
では具体的にどんな質問や言葉で圧迫するのか、具体的な事例をご紹介します。
・「あなたのような甘い考えじゃ、うちでは通用しませんよ。」
・「他の企業に行った方がいいと思いますけど、どうですか?」
・「君の言っていることは共感できない」
・「それで、どうしたいの?」
・「今から計算してもらうから答えて」
・「なんで?」をひたすら繰り返す
その他
・何を答えても反応が薄い
・面接官の笑顔がない
・腕を組んだり、態度が大きい
### ■圧迫面接を乗り切る対処法
①圧迫面接の意図を思い出す。
もし圧迫面接にあったら、まずは圧迫面接の意図を思い出してください。
面接官のいじわるではなく、ちゃんと意図があることが分かっていれば慌てずに済みます。
②冷静かつ笑顔で
否定的なことを言われたり、「なぜ?」を繰り返されたりすると、自信がなくなり表情も暗くなりがちです。
何を言われても平常心を保ち、表情や声の大きさを意識しながら、自分の考えを伝えましょう。
稀に泣いてしまう学生もいますが、泣くのは評価を大きく下げるため、落ち着いて前向きに取り組みましょう。
いかがでしたか?
面接の手法もさまざまですよね。
圧迫面接は、回答の内容よりも、どう対応するのか?を評価していることが多いので、
しっかりと準備して第一志望の企業から内定を獲得してくださいね。