【精神安定剤】就活がつらいと感じる理由9選|乗り越えるための8つの方法も紹介
「就活がとにかくつらい」
「私に内定なんて出るのかなあ…」
「就活がつらいのは、自分のメンタルが弱いからだ…」
現在就活中のみなさんの中には、このようなお悩みをお持ちの人もいるのではないでしょうか?
就活は自分のこれからの人生を決める、ビッグイベントです。「第一志望の企業に行きたい」「自分に合う企業を見つけたい」という気持ちで、毎日就活を頑張っているはずです。しかし、壁にぶつかり「つらくてしんどい」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、就活がつらい就活生に向けて、就活がつらいと感じる原因と対処法を解説します。筆者もかつて就活生で、つらい思いを何度も経験してきました。しかし壁を乗り越えて、内定をゲットしています。
この記事を読めば、つらさと上手く向き合いながら、就活を乗り越える方法が分かります。ぜひ最後までお読みください。
就活がつらいのは自分のせいではない
「就活がつらいと感じるのは、自分のメンタルが弱いからだ…」と考えてしまう人もいるでしょう。しかし、就活がつらいのは、自分のせいではありません。
日研トータルソーシングの調査によると、就活がつらいと感じたことがある学生は、全体の95%にも登ります。つまり、ほとんどの就活生が「就活がつらい」と感じた経験があるのです。筆者も就活生時代、つらくて何度もメンタルがやられました。
就活は、自分の人生を大きく左右するライフイベントです。初めての経験で上手くいかない場合もあるでしょう。そのため、つらいと感じるのは、自然なことだと言えます。
真面目な人ほど頑張ってしまいがちですが、つらい気持ちを受け入れないと、どんどんしんどくなります。つらくなったときは、無理をせず休むのも、就活を成功させるポイントです。
出典:日研トータルソーシング
就活がつらいと感じる原因9選
就活がつらいと感じる原因は、主に下記が挙げられます。
- やることが多すぎる
- 志望業界・企業が見つからない
- 自分に自信が持てない
- 家族や親戚からのプレッシャー
- 面接が怖い
- 選考に落ち続けている
- 内定を獲得できていない
- 相談できる人がいない
- 心が休まらない
つらいと感じる原因を理解しておくと、適切な対応ができます。1つずつ解説するので、自分の原因は何なのかを確認してみてください。
1. やることが多すぎる
就活はやることが多いため、疲れたと感じる人が多いです。就活でやることは、主に下記のとおりです。
- 自己分析
- ESの作成
- 説明会
- 面接対策など
さらに、授業やアルバイトなどと並行して行う人も多いでしょう。その場合、今までは友達と遊んだり自分の趣味に費やしていた時間を、就活に当てる必要があります。特に、自己分析やESの作成は時間がかかります。
どこかで息抜きができればいいのですが、なかなか時間が取れない就活生も多いです。やることが多すぎると、だんだん気持ちに余裕がなくなるため、つらいと感じてしまいます。
2. 志望業界・企業が見つからない
志望業界や企業が見つからず、就活がつらいと感じます。現在の就活は売り手市場のため、新卒採用を行っている企業は多い傾向にあります。しかし、数が多いからといって、志望業界や企業が見つかるとは限りません。
自分が行きたいと思える企業に出会えず、就活がつらいと感じる人は一定数存在します。
また、そもそも就活自体にモチベーションが上がらない人もいるでしょう。目標がないのに就活をしている意味を見いだせず、つらい、何も考えたくないと感じます。
3. 自分に自信が持てない
自分に自信が持てずに、就活がつらいと感じるケースです。就活は、自分の強みを生かして、どのように企業に貢献できるかをアピールする場です。そのため、ある程度自分に自信を持って、面接に望む必要があります。
しかし「自分の強みが分からない」「周りはすごい人ばかりで、自分なんか受かりっこない」などという理由で、自信が持てない人もいるでしょう。
自信がないのに、無理やり自分をアピールしなくてはならない状況に、どんどんネガティブになっていってしまうのです。
4. 家族や親戚からのプレッシャー
家族や親戚からのプレッシャーがつらいと感じる人もいます。「大手企業に行ってほしい」「〇〇さんは有名企業に内定が決まった」など、自分の要望を押し付けたり、周りと比べてきたりするケースは一定数存在します。
家族や親戚は、本人のためを思って言っている可能性もありますが、プレッシャーに感じる場合も多いです。「親の期待に応えなければ」と頑張るものの、上手くいかないと、どんどんプレッシャーになってしまい、つらいと感じてしまいます。
5. 面接が怖い
面接が怖くて受けたくない、つらいと感じるパターンです。就活において、面接は避けられませんが、苦手な人は多いでしょう。(筆者も超苦手でした)特に、一度圧迫面接を受けてしまうと、トラウマになりつらいと感じる人もいます。
これは筆者の実体験ですが、最終面接で超圧迫面接を受けた経験があります。「あなたはこの業界に向いていない」とまで言われました(笑)かなりメンタルがやられて、その後の面接はビクビクしながら受けていましたね。
また、業界によっては面接の回数が多いため、何回も受けるのがつらいと感じる人もいます。ちなみに筆者が受けた業界は、7次面接まであるのが当たり前でした。
6. 選考に落ち続けている
選考に落ちると「社会から自分は必要とされていない」と感じてしまいます。特に、志望度が高い企業に落ちてしまった場合、立ち直るのに時間がかかるでしょう。一度や二度ならまだメンタルを保てますが、何度も落とされると、つらくて辞めてしまいたくなる人も多いです。
選考に落ちるのは、あなたに問題があるのではなく、企業との相性が悪かっただけです。しかし、就活中はそのようにメンタルを切り替えるのは難しいため、どんどんつらくなってしまいます。
7. 内定を獲得できていない
内定が獲得できず、就活がつらいと感じる人は多いでしょう。内定数が多い=優秀な学生というわけではありません。しかしほとんどの就活生は、内定の数を気にしてしまいます。
特に友人が内定を獲得していたり、一般的な内定時期になっても自分はゼロだったりすると、つらいと感じてしまいがちです。筆者も、内定を獲得できたのは割と遅かったので、かなりメンタルブレイクをしながら就活をしていました。
内定を獲得できないと、自分の存在価値を否定されたような気持ちになりますよね。そのため、どんどんつらさが増してしまうのです。
8. 相談できる人がいない
相談できる人がいないと、1人で不安や悩みを抱え込んでしまいがちです。不安のはけ口がないため、どんどんつらさを抱えてしまいます。
本当は、家族や友人など、相談できる人は身近にいるはずです。しかし「どうせ自分の気持ちなんて分かってくれない」「だめな人間だと思われたくない」などの理由から、相談できずにいる人もいます。
9. 心が休まらない
就活は、内定が出るまで常に何かに追われているイメージで、心が休まらないと感じている人は多いでしょう。実際に、大学3年の夏季インターンから就活が始まると考えると、一般的に内定が出始める6月頃まで、約10ヶ月間行う計算です。
本当は、趣味に没頭したり遊びに行ったりしたいのに、それすら楽しめなくてつらいと感じてしまいます。リフレッシュできないと、どんどんストレスが溜まり、就活も息詰まる可能性が高いです。
スケジュールを上手く調整して、リフレッシュの時間を作る必要があります。
就活がつらいと感じたときの8つの対処方法
就活がつらいと感じたときの対処方法は、下記の8つを実践するのがおすすめです。
- 家族・友人に話を聞いてもらう
- おいしいものを食べる
- 体を動かす
- 趣味を楽しむ
- 一旦就活を休む
- SNSを見ない
- 就活を見直す
- 就職以外の道を考える
少しでもつらいと感じているのであれば、無理をしないようにするのが大切です。就活は長期戦のため、上手くストレスを発散しながら行いましょう。
1. 家族・友人に話を聞いてもらう
家族や友人など、身近な人に話を聞いてもらうと、気分転換になります。誰かに話を聞いてもらう行為は、自分の状況や思考が整理できるため、再度就活のモチベーションが上がる可能性があります。
友人に相談すると、グチや悩みだけでなく、就活の情報交換ができるでしょう。先輩などであれば、経験者目線でアドバイスをもらえます。
話を聞いてもらう方法は、電話やZoomなどのオンラインツールでも問題ありません。まずはつらい気持ちを吐き出すのが大切です。
2. おいしいものを食べる
おいしいものや、好きなものを食べるのは、ストレス解消法として効果的です。1人で食べに行っても問題ありませんが、悩み相談を兼ねて、友人とランチや飲みに行くのも良いでしょう。
また、食べた後はしっかりと睡眠を取るのが大切です。おいしいものをたっぷり食べてよく寝るだけで、気持ちがリセットされたり、前向きになったりします。
面接などのご褒美として、美味しいご飯を食べるのもおすすめです。筆者はよく、面接の後にご褒美として、会場付近のおいしいご飯屋さんで1人ランチをしていました。食は、生きていくために必要なので、無理に時間を捻出しなくてもいいですよね。
就活がちょっとでもつらいと感じたら、我慢せずおいしいものを食べてみてください。
3. 体を動かす
ジムに行ったりお風呂上がりにストレッチをしたりして、体を動かすのがおすすめです。体を動かすと、精神を安定させる「セロトニン」という分泌物が出ます。そのため運動をすると、自然とポジティブな気持ちになれるでしょう。
就活は自己分析や面接対策など、頭を動かす機会が多いですが、たまには運動するのも大事です。運動部並みに激しく行う必要はないため、まずは軽いストレッチ程度から始めてみるのがおすすめです。
4. 趣味を楽しむ
就活中は、適度に趣味に没頭する時間も必要です。ストイックな人ほど、就活中は趣味を犠牲にして頑張りがちですが、あまりおすすめできません。就活は長期戦のため、ずっと頑張っていると疲れてしまいます。
就活<趣味になりすぎてもいけませんが、たまには好きなアーティストのライブや旅行に行っても大丈夫です。趣味を楽しんだからといって、就活の結果に影響する可能性は少ないでしょう。
趣味を楽しんだほうがストレス解消になるため、結果的に就活が上手くいきます。
5. 一旦就活を休む
つらいときは、一旦現実逃避をして就活を休むのも1つの方法です。真面目な人ほど、怖くて休めなくなりがちです。しかし、一旦就活から離れると気持ちがリセットでき、前向きになれる人もいます。
また、一旦離れることで客観的に自分を見れるようになるため、思わぬ解決の糸口につながる可能性も高いです。つらいと感じたら、ちょっと就活はお休みして、趣味やアルバイトなどに集中してみましょう。
6. SNSを見ない
SNSは、就活の情報収集におすすめのツールですが、つらいときは見ないのも選択肢の1つです。掲示板などで、自分の志望企業に内定をもらっていたり、就活を終えた友人が遊んでいたりするのを見ると、メンタルがやられます。
筆者は当時、就活生が自由に情報共有ができるSNSを使っていました。そこで、第一志望の企業に内定をもらった人の書き込みを見て、メンタルブレイクした経験があります。(私は最終面接で落ちたので)
見なければいいと分かっていながらも、気になってのぞいてしまう人も多いですよね。しかし、余計につらくなってしまうので、なるべく見ないほうが良いです。つらいときはSNSをログアウトするなど、自分のメンタルを最優先に守りましょう。
7. 就活を見直す
人によりますが、つらいからこそとことん就活に向き合うケースも存在します。特に負けず嫌いな人や、プライドが高い人には、効果的な方法です。
例えば、面接練習をする、不合格の理由を考えて改善するなどが挙げられます。PDCAを回して行動することで、就活が上手くいく可能性が高くなるでしょう。
また、一度就活を見直すと、目標を再確認できます。自分がなんのために就活をしているのか、どのような社会人になりたいのかを改めて考えることで、モチベーションが上がる可能性があります。
8. 就職以外の道を考える
つらいときは、就職以外の道を考えるのも1つの方法です。新卒で企業に就職するのが、人生の正解ではありません。アルバイトをしながら好きなことをする・フリーランスになるなど、選択肢はいくらでもあります。
筆者は就活が上手くいかなかったとき「内定が1つも出なかったら、ディズニーのキャストになろう」って思っていました。
就職以外の選択肢があると認識するだけで、気持ちが軽くなる人もいます。自分を追い込みすぎず「なんとかなる精神」でいるのも大切です。
就活がつらいと感じたら適度にリフレッシュをするのが大切
就活は、自分の人生を大きく左右する一大イベントです。そのため、つらいと感じるのは自然なことだと言えます。
つらいと感じたら、趣味でストレスを発散したり、一旦就活から離れたりして、無理をしないのが大切です。自分にあった対処方法で、就活がつらい気持ちと上手く向き合っていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!