【経験者が教える】長期インターンの募集を探す際に知っておくべき3つの教え

長期インターン

【経験者が教える】長期インターンの募集を探す際に知っておくべき3つの教え

「長期インターンってどうやって探せば良いのだろう?」

こんな疑問を抱いている大学生は多いのではないでしょうか。
年々、長期インターンに参加する学生は増えてきています。しかし、いざ自分も長期インターンを探そうとなると、どうやって探せば良いかわからないのではないでしょうか。

「募集ってどこで探せばいいんだろう」
「募集はたくさんあるけど、自分にあった募集ってどうやって探せばいいんだろう」
などなど。

そこで、本記事では長期インターンを複数回経験している筆者が「長期インターンの募集を探す際に知っておくべき3つの教え」を伝授したいと思います!

長期インターンと短期インターンの違い

まずインターンには大きく分けて2種類あります。それぞれ、学生側も企業側も目的が異なる部分があるので、その違いを明確にしておきます。

短期インターン

短期インターンとは、大体1~5日くらいのものがほとんどで、基本的には無給が多いです。就活を始めた学生の方は、短期インターンに応募した人も多いのではないでしょうか。

短期インターンは、基本的に「その会社のことをもっとよく知る」ためであったり、「選考の一環」として参加することがほとんどです。実際、企業側もそういったことを目的として短期のインターンを募集しているケースが多いです。

長期インターン

本記事の本題である長期インターンについてです。長期インターンは短くても3ヶ月以上での募集がほとんどで、長ければ1年以上インターンに参加することになります。有給の場合、無給の場合どちらもありますが、有給の場合が多いようです。大学生にとっては、バイトをするか、長期インターンにするかという選択をすることになるでしょう。

長期インターンは、一足先にビジネススキルや働くという感覚を身につけることができるというメリットもありますが、一般にバイトよりも責任が重く、大変なことが多いです。なので、長期インターンを探す際は、これからご紹介することを考慮して慎重に選ぶ必要があります。

長期インターンの募集を探す際に知っておくべき3つの教え

長期インターンを探す際に絶対に考慮しておくべき3つの教えをお伝えします。

1.自分の目的を明確にもつ

長期インターンに応募する際は、まず自分がなぜ長期インターンに参加するのか目的を明確に持つことが大切です。
自分が今大学で学んでいることや、自分が将来的にやりたいこと、就職したい業界などを踏まえて、今の自分に足りないものを言語化します。
そしてその足りないものが、どういった職種、どういった環境であれば身につけられそうか仮説を立てて言語化します。

この作業をしていないと、企業選定もあやふやのまま進めてしまい、選考もうまくいきません。もし運よく長期インターンに参加できたとしても、目的がないので、自分の成長にも繋がらなくなってしまい、「バイトと変わらないじゃん」ということになってしまいます。

この「自分の目的を明確にもつ」は最も重要なステップで、かつ就活の際も役立つので、ぜひ本気で取り組んでみてください。

2.企業側の意図を把握し、企業選定する

長期インターンに応募する際に気をつけるべきポイント2つ目は企業側が長期インターンを募集している背景をしっかり調べる事です。
企業側も長期インターン生を採用するには行ってのリスクがかかります。それでも募集しているのには、企業側にも長期インターン生を募集するメリットがあるからです。

企業にとってのメリットは何か、それを自分はどうしたら提供できるのかを考えておくことが、長期インターンに参加する際に大切になってきます。

自分が長期インターンに求めることと、企業が長期インターン生に求めることをちゃんと把握しなければ、選考に合格することは難しいですし、もし合格してもミスマッチが起こる可能性が高くなってしまいます。

後ほど、長期インターンを募集する企業の背景を例を示しますので、参考にしてみてください。

3.一定期間続ける覚悟を持つ

最後のポイントは「一定期間働き続ける覚悟をもつ」ことです。
すごく単純ですが、非常に大切なことです。

というのも、やはり大学生にとっては長期インターン生として実際に企業で働くと大変に感じることが多いです。普段の大学生の生活からいきなり社会人としての環境にいくと、責任であったり、様々なプレッシャーがあったり、周りが大人ばかりの慣れない環境で働くことにストレスを感じたりするものです。

しかしきついからといって、一ヶ月や二ヶ月程度でやめてしまうのはもったいないです。実際にスキルが身について自分の成長が感じられるのは少なくても3ヶ月、時には半年以上かかるものです。なので、早い段階でやめてしまうと、何も得られないまま、「仕事ってしんどいな」という気持ちだけが残って終わってしまいます。

これは学生の皆さんにとっても採用している企業にとってもデメリットしかないので、長期インターンを始める際は、「絶対に半年以上は続ける」覚悟を持つことが大切です。

以上、「長期インターンの募集を探す際に知っておくべき3つの教え」を説明してきましたが、「1.自分の目的を明確にもつ」「2.企業側の意図を把握し、企業選定する」についてもう少し深ぼるために、以下では「長期インターンで得られるもの」と「なぜ企業は長期インターンを募集するのか」についても説明します。

長期インターンで得られるもの

一般的に大学生が長期インターンに参加することのメリットを紹介します。
参加する長期インターンによっては、下記以外にも様々なメリットがありますが、今回はどのインターンにも共通して言えるメリットを3つ紹介します。

1.働くことの実感が持てる

長期インターンに参加することで、実際に企業のオフィスに出勤したり、上司たちとミーティングをしたりすることで、「働く」というのがどういう感じなのかというイメージがつきます。自分が今後就活をする上で、このイメージを持った状態で就職先を選んだほうがよりミスマッチがない企業に就職することができます。

2.業界や職種への理解が深まる

長期インターンでは、実際に社員さんたちと一緒に働くことになるので、一足先に就職体験しているようなものです。
なので、その職種やその企業の属する業界についての知識が身につきます。これは就活の際にはもちろん、自分が何に興味を持つのか知れるきっかけにもなるかもしれません。

3.ビジネススキルが身に付く

長期インターンに参加し、企業で実際に働くことで、ミーティングの進め方や上司との関わり方、ビジネスで用いるツールの使い方、メールの書き方など*ビジネスについての基本的なスキルが身につきます。
*

また職種や業界によっては専門的な知識を身につけることもできるかもしれません。
こういったスキルや知識を身につければ、周りの学生とは差をつけることができます。
就活した後も、一歩リードした状態で始めることができます。

なぜ企業は長期インターンを募集するのか

企業はなぜ長期インターンを募集するのか、考えたことがあるでしょうか。長期インターンの募集を探す場合は、自分のメリットだけでなく、企業側のメリットもちゃんと把握して、よりミスマッチのない選び方をしましょう。

人手が欲しいから

シンプルに人手が足りないというのが一番多い理由ではないでしょうか。しかし人手が足りないといっても、一般にバイトよりも責任が重く、専門性が必要な業務が多いです。なので、企業も誰でもいいというわけでなく、ちゃんと責任持って仕事をしてくれそうな学生を採用します。

特にベンチャー企業や中小企業で長期インターンを募集している企業は、本当に一戦力としてインターン生を欲しがっている企業が多いです。

なので企業がインターン生にどういったことを期待しているのか、しっかり確認して参加しましょう。

優秀な学生を新卒で採用するため

長期インターンに参加して、そのままその企業に就職するということがあります。この場合企業にとっては

  • 長期インターンに参加するような意欲高い学生を採用できる、
  • すでに自社のことをよく知っている学生を採用できる

といったようなメリットがあります。
学生としてももうすでに慣れた環境に就職できるのはメリットと言えるでしょう。
このように、もしかしたら自分が就職する企業にもなり得るので、長期インターンは慎重に選びましょう。

関連記事:長期インターンとは?メリットやデメリット・おすすめの探し方や体験談までご紹介。

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ここまでご覧いただき、いかがだったでしょうか。
長期インターンの探し方が少しはイメージできたでしょうか。

大切なのは実際にインターンに参加してみることです。
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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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