自己分析に役立つ「モチベーショングラフ」「自分史」

自己分析

自己分析に役立つ「モチベーショングラフ」「自分史」

皆さんこんにちは。

就活において大事になことと言えば、「自己分析」
耳にタコができるほどお聞きしたことあるかと思います。

大事なのは分かりますが、そもそも自己分析ってどうやるのか?
Web上にある質問に答えるだけで自己分析ができるツールなどもありますが
それだと自己分析ができた気がしない…という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、自分の手や頭を使って自己分析ができるような
おススメの自己分析フレームワーク
をご紹介していきます。

今回は、過去から現在に至るまでの心のあり方に照準を当てた「モチベーショングラフ」「自分史」についてご紹介します。

目次
モチベーショングラフとは?
モチベーショングラフの作り方。
モチベーショングラフのメリット。
最後に…

自己分析に役立つモチベーショングラフとは?

モチベーショングラフとは、ある一定期間の出来事を時系列を追いながら振り返り
その時々に自分のモチベーションがどのように上下し、その要因が何なのかをグラフを用いながら分析する方法です。
モチベーションは自分の価値観や思考と関連性が大きいため。そこから自己理解を深めるというやり方ですね!

自己分析に役立つモチベーショングラフの作り方。

1.モチベーション「グラフ」と言うので、縦軸と横軸を用いていきます。
具体的には、縦軸は「モチベーションの上下」横軸は左から右に移動するに従って現在に向かっていく「時間の経過」になります。
どの時期から書いていいか分からない場合は、思い出せる最古の記憶の時点を原点に設定すると良いのではないでしょうか?

2.年齢ごとのモチベーションの上下と、それに関わる出来事を詳細に書いて行きます。
詳細に書くことで、モチベーションの変化に大きな影響を与えたのが、何だったのかを分析することが可能になります。詳細の具体的なものとしては、当時の自分がおかれていた状況、立場、人間関係、抱いた感情、実施した行動などがあります。
詳細に書くことで可視化されるだけでなく、例えば同じモチベーションの上がりかたをした場合、過去と比べてどちらがよりモチベーションが上がったのかを相対的に評価することが可能になる、ということですね!

3.共通点と相違点を見つける。
現在に至るまでのモチベーショングラフが完成すると、全体を通して、モチベーションが上下する要因に共通のものがないかを確認してみましょう。また、似たようなモチベーションの動きをしたのに、振れ幅が異なるのであれば、その相違が生じた理由は何か検討することが重要です。共通点や相違点をしっかり言語化できるかどうかが自己分析として重要になります。

モチベーショングラフのメリット

モチベーショングラフを作成するのは、過去の出来事一つ一つを丁寧に追う必要があり、その時の心情までも振り返るので労力がかかります。

一方でメリットとしては以下が考えられます。

1.モチベーションの源泉が理解できる。

普段の生活からモチベーションの上下の要因などを把握することは非常に難しいですが
一度モチベーショングラフを作成すると、そもそも自分はどういう状況でモチベーションが上がるか、ということを理解できるようになります。

2.原体験中心の自己PRなどが可能になる。

過去から現在にいたるまでに、どのような出来事があり、それに対して自分自身で
どのように感じ、考え、行動したのかを把握できるようになるため、それらを元にした
「ガクチカ」や「自己PR」といった、ES~面接まで幅広く対応することができるようになります。

3.特性に合った企業選びができる。

既述しましたが、モチベーションはある出来事に対する自分の価値観、考え方とリンクしています。
ですので、事業内容や職種に関係なく、社風や働き方などの環境、理念などを基準にした企業選びには親和性が高いと考えられます。

自己分析に役立つ「モチベーショングラフ」「自分史」まとめ

モチベーショングラフは過去の体験を基準としていますので、思考の矢印が未来に向かっていません。ですので分析する際に、「じゃあ自分はどんな環境だったら将来満足しているか」という現在から未来、ということも意識してみると、より充実したものになります。
また、第三者からグラフを評価してもらうことで分析の精度をより高めることもできますので、友人など親しい人の協力を仰いでみてもいいかもしれませんね!

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

この人の記事をもっと読む
このページをシェアする