22卒学生必見!就活のすゝめ

自己分析

22卒学生必見!就活のすゝめ

コロナウイルスの影響で、
就活が不安になり例年より早い時期から就活を進めている
22卒の学生は徐々に増えてきています。

私はよく22卒の学生とお話をしていく中で、
「やりたいことがわからない」という学生に沢山出会います。

やりたいことがない学生に対して
「まず何から始めて就活をしている?」と聞くと、
「業界分析」「企業研究」と答える学生が多いように感じます。

私はこの答えにすごく違和感を感じます。

やりたいことがわからないのに、業界研究や企業研究をするのは早すぎるのでは?と。
*何のために就活をしているのかな?
「就活がゴール」になっていないかな?
そもそも就活をする意味とか考えているのかな?
*

私は沢山の「?」が頭に浮かびます。

本来は、就活の定義や意味づけから考えていかなければと思いますが、
ここからはなすとすごく長くなるので今回は一旦飛ばします。

やりたいことがなくて焦っている人は
読み進めてみてください。

TO やりたいことがなくて焦っている学生

「やりたいことが見つからないです」

この言葉、正直聞き飽きました。
やりたいことないのは分かった。

1つ質問。
「職業」に置き換えないといけないと勘違いしていないですか?

ここで私は声を大にして言いたい。

やりたいことは職業でなくていいです!

やりたいこと=職業 と勘違いしている学生がすごく多いように感じます。
そもそも、今まで社会を知らない学生が世の中の職業をすべて知っているわけがないし
知っていたとしてもそれが自分に合うかなんて分からないことの方が多い。

だから、そのわからないことをずっと考え続けても、
しっくりくる答えが見つかるわけでもないのでしんどくなるだけ。

もう今までのやりたいことを職業で探すやり方は辞めましょう。
今回は『就活前にする3つのステップ』を紹介していこうと思います。

※個人的なやり方です。参考にしてもらえれば嬉しいです。

■STEP1

職業でなく『在りたい姿』を言語化する
「あなたの理想の状態」「理想のライフスタイル」を書き出してみます。
沢山出し切りましょう。

次に、
「どのようなことに時間を費やしたいか」
「どのような人に時間を費やしたいか」「どのような人を救いたいか?」など、
具体的に考えてみます。
なぜそう思うかの理由や原体験を用いて書けるとなお良いです!

(例)私の場合
理想の状態:私と出会って人生が楽しくなったと言われる人間になりたい
どのような人を救いたいか?:頑張ろうとしている学生
どんな価値を届けたいか?:沢山の選択肢、働く価値観、良質な環境、夢を追える居場所
理由:私自身が学生時代、沢山遠回りした分同じ思いを年下の学生にはしてほしくないから

■STEP2

足りないものを書き出す

STEP1で未来の姿をイメージできたら、
理想の状態と今のあなたの状態を比べた時にGAPを感じると思います。

GAPは感じて良いです。
GAPはあって当たり前です。

だからSTEP2では、足りないものを書き出すことをします。

「理想の状態になるために必要なスキル」
「理想の状態になるためにしなければいけない経験」

(例)私の場合
必要なスキル:学生から安心や信頼してもらえるような実績
       わかりやすく理解してもらえる伝達力など

恐らく、これはひとりで考えてもすべて見つけれないことが多いです。
そこで、例えばOBOG訪問に出向き沢山の社会人の話を聞きに行き、
理想の状態に必要なものは何かという情報を収集すると良いです。

皆さんはまだピチピチの学生です!
学生というブランドを最大限に生かしてください!

■STEP3

理想の状態になるために必要なスキルや経験ができるところを
ファーストキャリアとして探す

ここで初めて「業界分析」「企業分析」が出てきます。
自分の足りない(=できないこと)をできる状態になれる企業を
見つけましょう。

STEP1.STEP2である程度方向性が固まると、
おのずとSTEP3である企業選びがしやすくなります!

まとめ

STEP1~STEP3でなにを言いたかったというと、
*仕事は将来在りたい姿になるための「手段」でしかないということ。
*

今は学生で実績や経験もなく、できることが少ないかもしれませんが、
仕事という手段を通して、できることを増やして理想に近づいていきましょう。
そのためにまずは理想の状態から見つけましょう!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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