自己分析の鍵!マインドマップ作成方法
皆さん「マインドマップ」ってご存じですか。
マインドマップとは、1つの主題を中心として関連する言葉を放射状に拡大した図。
主題の中心から様々な連想を行い「アイデア出し」や「思考の整理」をしていきます。
マインドマップの準備には、紙とペンさえあれば今すぐに実践していくことができます。
今回は、就活やビジネスにも活用できるマインドマップの、効率的なやり方をご紹介します。
マインドマップの書き方は大きく3つのステップ
ひとつずつ段階を踏んで、マインドマップを完成させましょう。
まずは主題を決める
マインドマップを作成する際には、まずは** もっとも大きなテーマである「主題」を決める必要があります。 **
ここでの主題とは深掘りする大元のテーマであり、「自分」や「大学時代」といった、大きなものを設定することが大切です。
主題は紙の真ん中に書き、そこから連想ゲームのように広げていき、自分のことを深掘りします。
そのため、主題に何を設定するかによって最終的に浮かび上がってくる事柄は大きく異なるため、最初に何を置くかは非常に重要です。
自分や大学時代以外では、就活や仕事を主題にしても構いません。
** 主題について考えることは念頭に置き、何について深掘りすべきかを考え、キーワードを設定しましょう。 **
イメージを広げるテーマを設定する
主題を設定した後は、そこからイメージを膨らませるために主題より少し小さなテーマを設定していきます。
テーマも基本的には何でもよいですが、例えば「自分」という主題に対してなら、勉強、部活、アルバイトといった身の回りのことを設定するとよいでしょう。
また、自分の個性に迫りたいなら、好きなこと、嫌いなこと、一番頑張ったことなど、より主観的なイメージが湧きやすいテーマを設定することがおすすめです。
設定するテーマは、** もっとも大きな主題に対する副題のような存在であり、細部を見るためのものです。 **
自己分析の内容を充実させるには、テーマは幅広い観点から設定することが大切であり、思い浮かんだものは何でも書き足してみましょう。
それぞれの項目に「なぜ?」と疑問をぶつける
主題、副題(テーマ)と決まった後は、それに対して「なぜ?」という疑問をぶつけていきましょう。
例えば「自分→運動(好きなこと)」となるなら、「なぜ運動が好きなことなのか」を考えます。
汗を流すことが好き、やり切った後の達成感が好きなど、人によって結果は違いますが、正解はないため答えは個人的に思うことで構いません。
運動に対しての答えが「達成感があるから」となるなら、ここにもさらになぜ?とぶつけます。
「達成感がある→なぜ?→みんなでひとつのことを成し遂げたから」
=「協調性を大切にしたい」といった分析結果が得られます。
*最終的にどのような結果に結びつくかは個人で違うため、答えられなくなるまでなぜ?の疑問をぶつけ、行動の原理や無意識の心理、価値観を探っていきましょう。
*
分析結果を仕事と関連付ける
マインドマップで自己分析をおこなった後は、分析結果と仕事を関連付けます。
自分の強みや弱みを理解して、希望の職種と照らし合わせることで、適しているかどうかを確認しましょう。
例えば、自分の長所が「コミュニケーション能力が高い」だとしたら
「コミュニケーションを大切にする」という社風を掲げている企業とマッチします。
長所と志望企業を関連線でつなげて、マッチしていることが一目で分かるようにします。
このように、関連がある自分の性格や強み・弱みと職種をつなげていくと、
線がたくさんあるところが、より自分に適している企業だといえます。
本当に自分に合っているかどうか客観的な立場で分析することができるでしょう。
また、関連性を理解しておくと、面接の時の志望動機や自己PRの答えにも役立ちます。
マインドマップを上手に作成する3つのポイント
- ** 大きめの紙で1枚に収める **
- ** 色やイラストを入れて視覚的に分かりやすくする **
- ** 記載する文字はキーワードで簡潔に **
マインドマップは、就活に必要となる自己分析のひとつです。
自分の適性を知ることができ、強みや弱みも分かります。
エントリーシートの記入や、面接の志望動機にも役立つでしょう。
しかし、マインドマップで重要なのは分析結果だけではありません。
作成することで、思考が整理される、知らなかった自分の本当の考えを知ることができる、物事を関連付けて考えられるようになる、など作成過程で得られるものも多いのです。
また、自分の思考を分かりやすく、簡潔に表現するヒントにもなります。
就活でつまづいた時にも、マインドマップを作成してみると、思わぬ改善策がみつかるかもしれません。
マインドマップを作成する時には、分析結果をみるだけでなく作成過程も楽しんでみてください。
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