結果を残すビジネスマンの共通点とは?

ビジネススキル

結果を残すビジネスマンの共通点とは?

皆さんの周りにかっこいい、尊敬できるビジネスマンはいますか?

彼らが結果を出していることには理由があります。
結果を残すビジネスマンの共通点とは何でしょうか。

結果を残すビジネスマンの共通点

結果を残している人に共通して言える事は、
「行動」・「時間」・「投資」に対する姿勢・考え方が優れていることです。

結果を残すビジネスマンは「行動」が早い

1つは、成功するために必要なことをしている点です。
当たり前と思うかもしれませんが、これができていない人が多いと思います。
やってなかったり、方向性を間違えたりしています。

誰しもはじめは、何をやったらいいか、どれぐらいの作業量やったらよいか正解が分かりません。
そんな中でも成功している人は、自分で考え、成功に向けて作業を続けています。

成功している人から話を聞き、自らがしていることが正しいのかを確認したり、
適切な作業量を確認しながら進めています。
つまり正しい方向を向いて、適切な量をこなしています。

もう1つは、行動の素早さです。
「すぐに行動に移す」ということですね。
成功している人の多くは、「すぐに行動に移す」ことをしています。

成功しない人は、チャンスが転がり込んだときにあれこれ悩みすぐに行動しません。
結果、行動しない人も多くいます。

しかし、成功する人は、「すぐに行動に移す」ことをしています。
もちろん、行動したからといって成功するとは限らず、行動しながら、試行錯誤して、軌道修正をしながら
成功に向けて走っていきます。だから成功します。

結果を残すビジネスマンは「時間」の重要性を知っている

時間への姿勢・考え方は、ビジネスにおいて重要なものです。
原理的には、時間は誰にとっても平等に1日24時間です。
増やすことも減らすこともできません。
だからこそ、時間の価値を知っている人は「時間の使い方が上手」だし、時間の重要性に気づいています。

成功するからには、「時間」を有効活用して、利益を生み出すことを考える必要があります。
「自ら時間をコントロールして」、本来やるべき仕事に集中することが大切です。

結果を残すビジネスマンは「自己投資」する

自己投資の対象は

  • 知識・経験
  • 時間短縮
  • 環境(仲間、師匠)

知識や経験を得るために、今自分は何をしていますか?
日報で今日の学びを書くときに、迷わずにスラスラかけていますか?
その学びは周りに気づきを与えられている内容ですか?

同じビジネスに取り組む仲間だったり、あなたのビジネスに対して助言をしてくれる師匠がいると、
ビジネスへのモチベーションも維持できますし、目指すべき方向も正しく設定できます。

自己投資は、はじめにお金が出て行きます。
しかし、あとから自分にプラスとなって返って来るものを自己投資といいます。
無駄遣いと自己投資は、線引きが難しいと思いますが、
「後からプラスになって返ってくるか」といった視点で、自己投資はぜひ積極的にやっていきましょう。

「お金は後からついてくるよ」

キャリアの自己啓発本などで、よく目にする言葉です。
私も社会人1年目に10歳上の尊敬する上司からこの言葉を言われました。
20代前半であった当時は「本当かな?」と疑った自分がいました。

「お金は後からついてくるよ」という言葉は、キャリアデザインが
先行投資からはじまるということです。

就活生の皆さんにとっては、1年目の仕事内容や待遇が気になるのは
当然のことです。
しかし、現実は1年目からやりたいことができて、待遇も良いなどという
恵まれた機会はそう多くないと思います。
冷静に考えれば、最低でも社会人初めの3年間はトレーニング(自分への投資)
期間です。スポーツと同じで、トレーニングは試合ほどエキサイティングでも
なければ、スポットライトが当たるわけでもありません。
しかし、その積み重ねが大切だと認識して働くことで、その後の活躍は大きく
変わるのです。またその視点で、職場環境を分析して就活するのとしないのでは、
志望企業も大きく違ってくるのではないのでしょうか。

やりたいことができていて、稼げている

キャリアを考えたとき社会人経験が5年目に至るとき、やりたいことを
やれていることが大切であり、その時に収入もついてきていることが大切です。
繰り返しになりますが、入社1年目からやりたいことができるという
恵まれていることはそう多くはないですし、そもそも仕事をしたことがない
新卒就活生にとっては、やりたことも漠然としかわからない人が多いはずです。

そのような状況で、次に記する仕事へのスタンス(姿勢)は5年後、
10年後の充実感につながると思います。

1.成長の環境を第一に考える

社会に必要とさされる会社に入るのではなく社会に必要とされる人になる。
このような発想で会社を選び、働くことが大切です。社会から必要とされる
人材にならなければ、稼げることにはなりません。自己満足の自己成長ではなく、
他者(社会)満足をもたらす成長を意識してみることが大切です。

2.自己成長への投資ポートフォリオを意識する

成長のための投資をどれだけするか。投資という言葉は株など金融の
イメージが強いですが、キャリアデザインも同じことです。
投資はお金と時間をどの位かけるかということです。自分の強みに
磨きをかける投資をする。すなわち本を購入したり、セミナーに参加したり、
資格を取ったりする。その行動にはお金と時間が当然のごとくかかります。
「月に学習時間を30時間設ける」
「月に3万円は本やセミナー参加費にあてる」
という計画をしてみましょう。
高度成長期の日本は会社が色々と面倒を見てくれていましたが、現在は
終身雇用も事実上崩壊し、自分のキャリアは自己責任と自己負担で
開発してくのが当たり前の時代です。

3.失敗してもやり直せば良いというマインド

20代の若い頃は、失敗の数が成長の伸びに比例します。チャレンジした数ほど失敗の
数も増えていきます。しかし、それは成長も加速しているということです。仕事という
実践で得られる経験値は計り知れません。キャリアチェンジや転職の際にチャレンジ
したことが勲章になるということを意識しましょう。

以上3つ仕事へのスタンスは、成長や収入増にも繋がりますが、充実感という大きな効果も
もたらしてくれます。

『マイナビによると2018年の転職率は16年に比べ1.6ポイント上昇の5.3%で、うち20代の構成比は
 6.7ポイント上昇の33.4%だった。20代の仕事のやりがいは「スキルアップ・自己成長を実感する」が
 トップで、反対に仕事に満足していない人は「給与の良さ」を理由に入社したケースが最多だった。
 大企業にいれば得られる待遇や生活の安定、世間体などに重きを置かない若者が増えてきている。』 
                             (日本経済新聞 朝刊 2019/7/27)

最初から待遇を目的にしては、仕事の充実や満足に繋がりにくいというのが統計でも表れています。

20代はキャリアのゴールデンタイム

また、20代が給与や福利厚生より成長を重視できるは、時間やお金の使い道の自由度が
高い可能性が大きいからです。30代以降になると、結婚、出産、子育て、住宅購入、
親の介護などライフイベントで身動きが取れなくてなることが多く押し寄せてくる人が
多いのが事実です。
そう考えると20代の過ごし方が、キャリアデザインを決定づけるといっても
過言ではありません。

20代のキャリアスタートをどのように働くかの参考にしてみてください。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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