8割の人がやってしまっている「イケてない社会人」のマインドセットとは?

ビジネススキル

8割の人がやってしまっている「イケてない社会人」のマインドセットとは?

みなさんこんにちは。
今回はマインドセットのお話です。

おそらくほとんどの人が耳にしたことがあるであろう、マインドセットという言葉。

みなさんがこれから就活をしていくうえでももちろんですが、働いた後「どれだけ活躍できる人間になれるか」という意味でも、非常に重要なテーマになってきます。

そこで今回は、マインドセットだけで、
「イケてる(活躍できる)社会人」にも「イケてない(活躍できない)社会人」にもなれるよ!って話です。

実はこれ最初にお伝えしてしまうと、日本人の8割以上の人たちが、知らないうちに「イケてない社会人になるためのマインドセット」をしてしまっているのです。

つまり、マインドセットに関して知識がないままだと、
イケてない社会人になってしまう可能性の方が圧倒的に高いということですね。

じゃあマインドセットとは具体的にどういうものなのか。ということで、マインドセットは大きく2つに分類されます。

** 【固定型マインドセット】と【成長型マインドセット】 **
この2つです。

そして結論をお伝えすると、イケてる社会人になるためには、よほどな天才じゃない限り、「成長型マインドセットを持つべきだ」と言われています。

では、【固定型マインドセット】と【成長型マインドセット】とは一体どういうものなのか。

まずはここを押さえていきましょう。

固定型マインドセット

固定型マインドセットは、
「人間の才能は生まれつき決まっている」
「その才能は努力しても基本的には変えることはできない」
と考えるマインドセットのことです。

日本人の8割の人間がこのマインドセットの持ち主です。

さらに固定型マインドセットの持ち主は2つのタイプに分けることができて、
「自分は才能があふれていて何をしても大抵うまくいく」と考えるタイプと、
「自分には才能が無いからやるだけ無駄だな」と考えるタイプ。

おそらくこの記事を読んでいる方のほとんどがどちらかの、
場合によっては両方のタイプに属しているはずです。

このマインドセットを持っていると、何かうまくいかないことが起きた時には、「もともと自分には素質がなかったんだな」と考え、すぐに諦めてしまいがちです。

逆に、何かうまくいった時には、たとえそれが偶然うまくいった場合であっても、自分の能力を過信し、それ以上の結果を目指そうと振り返ることもしないことが多いです。

そのため、
短期的にはうまくいったとしても、長期的になかなかうまくいかない傾向にあります。

そうなると当然、イケてる社会人からは程遠くなりますよね。

成長型マインドセット

では、成長型マインドセットはどうでしょう。

成長型マインドセットとは、
「人間は挑戦することによって初めて、潜在的な能力を発揮することができる」
という考え方です。

このマインドセットの持ち主は、 難題に直面したとき、特に成長する絶好のチャンスを有します。

失敗したり、目標を達成できなかったとしても、単に才能のせいにするのではなく、振り返って反省し、成長へ向けて前進するマインドを持っているためです。

俗に「努力の天才」と言われるような人たちは、
成長型マインドセットの持ち主だったりします。

つまり、成長型マインドセットを持っていれば、困難を耐え抜き、仕事に意味を見出し、長期的に成功することができるように。
すなわち、活躍できる人間のイケてる社会人になることができるのです。

さらに最近の研究だと、成長型マインドセットは、「成長型マインドセットを持とう!」と思うだけで、効果があるというのもわかっていたりもします。

「活躍できない人にはなりたくない!」や、「イケてる社会人になりたい!」と考えている方は、ぜひ実践してみるといいんじゃないでしょうか。

ということで以上、前編はここまで!
「イケてる社会人になるためには成長型マインドセットが大事ですよー!」
ってお話でした。

ここからは
「とは言っても急に成長型マインドセットに切り替えられない」という方に、【たった1秒でイケてる社会人になる方法】をお伝えします。

まず、結論を言ってしまうと、脳を成長モードにするクセをつけてしまえばいいんです。

「・・・ん?」って話ですよね。

つまり、どういうことかというと、
何か物事に取り組む時に、
「成長することでもっとラクをしたい」とか
「成長することでより大きな成果をあげたい」と考え続ける、

もっと言ってしまえば、そう考えるだけで、自然と脳が成長モードになるため、それさえ意識してしまえれば成長型マインドセットになっていくということです。

とは言っても、なかなかそれだけでは難しいと感じる人もいるかと思いますので、この後に詳しく解説していきます。

脳を成長モードにする具体的な手法

具体的な手法は、大きく3つにわけてあります。

Ⅰ:結果よりも努力にフォーカスする

成果や結果を出すことはとても大事なこと。

しかしそれよりも、その結果に結びつかせることができた自分の努力にフォーカスすることの方が成長型マインドセットを養っていく上では大事になってきます。

自分の才能や結果ばかりにフォーカスしてしまうと、失敗することを悪い意味で重く捉えるようになり、挑戦をすることを拒む脳に自然となってきますからね。

そうではなく、良い成果がでた場合には、
「どういう努力のおかげで上手くいったのか」
を考え、逆に失敗した場合には、
「何が間違っていたのか、あるいは、他にできた努力はなかったのか」
を考えることが大事になります。

いずれにしても、結果と努力を正しく結びつけることが大事ということです。

Ⅱ:努力すれば全てが上手くいくと思わないこと

みなさんも経験があることかとは思いますが、
当然のことながら、「努力をすれば確実にうまくいく」とは限りません。

それどころが「今までで一番頑張った!」という時に限って、よくない結果に繋がってしまうということもあるのではないでしょうか。

そういった中で、成長型マインドセットを養っていくために大事なことは、
よくない結果になってしまった時や、うまくいかなかった時に、
「その失敗を成長に繋げるという姿勢」にすることです。

「失敗してもそこから成長に繋げることができる。」とポジティブに考え、成長に結びつけていくことが大事になってきます。

Ⅲ:可能な限りラクに結果をだす方法を考える

考え方として、してしまいがちなのが、
「結果を出すためにはとにかく時間をかけてがむしゃらに努力すればいい」
という考え方。

もちろんそれが悪いことだとは思いません。
しかし、成長型マインドセットを養っていく上ではそれだと不十分です。

一番理想的な考え方は、「最低限の努力で成果に繋げる方法がないか」というもの。

努力を最低限にすることで生まれた新しい時間を、例えばもっと、
「結果につながる本質的な時間」に使ったり、
「他の成長につながる時間」に使ったりすることが、
とても重要になります。

つまり、
結果を出すための最短距離の努力を選択すること
を心がけることがとても重要になってくるということですね。

さいごに

ということで、
「脳を成長モードにする具体的な手法」
について大きく3つご紹介しました。

成長型マインドセットを身につけていく上では、
成長している感覚を常に持ち続けること
が大事になってきます。

そのためには、自分がおこなった工夫の数を数えることをおすすめします。

「工夫の数」はイコール「思考の数」を示します。

思考の数を増やすことは、確実に自分の成長や自信に繋がりますし、最終的には間違いなく良い結果に繋がっていくのではないでしょうか。

ぜひ、成長型マインドセットを身につけて、
** イケてる社会人 **を目指してみてください。

この記事を書いた人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

平塚のTwitter平塚のFacebook平塚のYoutube

この人の記事をもっと読む
このページをシェアする