2019.12.06

卒論を執筆するにあたり必要なことは

①テーマ(論文の目的)を決める
②論文を読む
③仮説を立ててそれを裏付ける根拠を探す
 
大きく分けてこの3つだと思います。
 
まず①ですが、論文はオリジナリティが必要です。
全く新しい研究、これまで発表されてきた研究で明らかにされていないこと、もしくはこれまでの研究に対する反論、補強等がオリジナリティの要素となります。
たとえば織田信長についての論文で「本能寺で討たれました!」と結論を出してもオリジナリティはないですよね。
これが本能寺ではなくイギリスで亡くなっていたと根拠を持って立証できればこれはオリジナリティに当たるでしょう。
自分の専攻内で興味のある事を何となく決めるのではなく、目的(オリジナリティ)の部分を決めておくことで今後読む必要のある論文の分別も効率的に行えると思います。
 
次に②ですが、これに関しては読むしかないです。
他の論文を用いて結論を導くのならば読む量も増えますし、アンケート調査等で結論を出す場合もオリジナリティの証明として先行研究をあげる必要がありますし、テーマの説明として他の研究を参考にしなければならないため、空いている時間に読み続けることをお勧めします。
また、読んでも内容を忘れてしまうので、こまめに論文の要旨と各節で何が述べられているのかをメモしておくことも重要です。
 
最後に③ですが、これは①で既にお話した目的と関係します。
織田信長のたとえを使えば、織田信長がイギリスで亡くなっていたとすれば、
彼がイギリスに渡航していた記録や、そこで消息を絶っている記録などを見つければ、
ある程度は根拠となるでしょう。(もちろんさらに根拠は必要となりますが。)
自身の論文の核となる部分の懸念点をいかに無くし、証明するかが重要です。
 
余談ですが、アンケート調査は数さえ集まれば複数の論文や文献を読む必要が無く、数字をまとめそこから見えてくる事実を分析する作業になるので個人的にはお勧めです。
 
以上が卒業論文を執筆するにあたり最低限必要な3つですがいかがでしょうか?
計画的に執筆に取り掛かりましょう!

 
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