IFS株式会社

2016.10.28

35歳定年説の嘘と本当

こんにちは、管理部の松崎です。

IT業界を目指している方だと、35歳定年説という言葉を聞いたことのあるかもしれません。

弊社は若手の社員も多いですが、業界歴の長い社員も在籍いています。35歳が定年と定めてもいませんし、もちろん退職勧告もしません。同業他社も同じです。なので、35歳で定年になるというのは噂と思ってもらっていいと思います。

では、35歳定年説ってなんでしょうか。
これはどの業界でも言えることだと思うのですが、35歳くらいになるとチームをまとめるマネージメントなど、中間管理職的な仕事が増えると考えていただくのが分かりやすいと思います。自分自身が磨いてきた知識を、下に受け継いだり、メンバを管理したりする年齢になってくるということです。
繰り返しますが、これはIT企業に限らずどの業界でも同じことが言えると思います。

この管理職になるということについては、出世を喜ぶタイプは嬉しいことだと思いますが、ゴリゴリのプログラマ気質だ!という人にとっては不満に思うかもしれませんね。そのような方は外資系が向いているのかもしれません。

弊社のように大手企業との取引を着々と増やし、成長している企業であれば、マネージメントスキルを身につけていくことがます。それは自分の成長、しいては会社の成長に繋がるのではないかと、私は考えています。

下請けや孫請けの会社で働くとなると、プログラマとして毎日ひたすらコーディングやテストを続けることは可能だと思われますが、管理的役割を学ぶことなく年齢を重ねていくことになります。機会に恵まれない可能性があるということです。
そしてお客様から頂ける単価にも限界がありますし、給料アップも見込めなくなってきます。

そうすると、どうでしょう。プロジェクトをまとめるのは、20代の若手社員になる、ということもあり得ます。若手社員が20歳以上離れた方に指示をしなければならない。
お互いに気を使い、仕事がやりにくいこともあるでしょう。そして同じ能力なら、単価が安かったり、成長性のある若い社員を希望するプロジェクトもあるでしょう。
そういったことも踏まえて、35歳になる前に、自分がどの道に進んでいくべきか考える必要がありますね。

20代前半くらいまでは、ただがむしゃらに仕事をする日々かもしれませんが、30歳を迎えるまでに将来のことを考えたいものですね。
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