株式会社ボールド

2015.01.09

お仕事の仕方(その2)

皆さん、こんにちは。
ボールド経営戦略本部長の福井です。

さて、お仕事の仕方(出世の仕方とも言う)の第2回です。

第1回のお題は…
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課長があなたの席に大量の紙をもって近づいてきました。
「福井君、毎月のことで悪いけど、全国の支店の電話料金の請求書がNTTから届いたので、明後日の午前10時までに、データ化して経理部に提出しておいてくれ」とのことです。あなたがこの仕事を任されたとき、何に気をつけて仕事をしますか?
それを真剣に考えながら、第2回を待ってください。
それでは、また♪
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というものでした。

考えてみましたかね?
考えて下さった方のおそらく98%程度は、

「明後日の10時という納期を守り(できれば少しでも早く)、かつデータ化する際に間違いのないように」気を付けてやる、という回答だったのではないでしょうか。これ、確かに間違いではないのですが、この「納期を守ってミスなくやる」という習慣こそが出世の妨げになるのも事実なのです。

もちろん仕事は納期を守らないといけない。
そしてミスがあってはいけない。
これは事実です。

しかし、ルーティン作業のような誰がやっても同じ仕事を、納期を守ってミスなくやっていると、次もまたルーティンのようなお仕事が回ってきます。ルーティンを3年ノーミスで出来たから、4年目から急に会社の中核を担うようなやりがいのある仕事を任されるかというと、そうではありません。

私ももちろん、納期を守ってミスなくやります。それは大前提。
そこで終わっていてはいけません。

では、第2回の今回はヒントを・・・。

冒頭の課長の依頼が、下記のような言葉に変わったら、皆さんはどうしますか?
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福井君、いま君が持っている全ての仕事を別の人に渡して、君には今日から1カ月間、この電話料金の請求書の束だけを渡すよ。で、やって欲しいことは明後日に経理にデータを出すことだけ。残りの時間は、この請求書を使って、君がどれだけのビジネスマンか実力のほどを証明できるように何かやってみて
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と言われたら、どうでしょう?
まさか、納期を守ってミスなく経理に提出して、あとの28日は寝て過ごしますか?
ちょっと考えてみましょう。

ではまた、第3回でお会いしましょう♪
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