2016.03.24
人工知能と会計業界、あなたの仕事に明日はありますか?②
こんにちは、アカウンタックスの三木です。
さて、今回は前回の続き、人工知能と会計業界について書きます。
問題は、「会計業界の仕事が人工知能に取って代わられるか」ですが、
それは一部Yesである一方、Noの部分も十分にあります。
例えばの話、監査のような業務は人工知能が取って代わる可能性が強いでしょう。
過去のデータや類似するデータを比べ、人工知能でおかしなところを発見する、
という手法がスタンダードになるかもしれません。
他方で、どのように決算書を作るか、などの業務は奪われにくいでしょう。
例えば、総合商社はエネルギー価格安の影響を受け、「減損処理」をしていますね。
これにより三菱商事は創立以来の赤字見込みになるとか。
この「減損処理」は実は決算を行う会社に比較的裁量が任されている処理だったりします。
極端な話、会社の見栄えをよくしたいなら、する行為ではありません。
本日社長、副社長とお話したのですが、こういった人間の判断が求められる部分は
まだまだ人工知能の手は届かないでしょう。
高度な人工知能がビズ部(http://kigyou-no1.com/)のような
アドバイスをしてくれるようになるかもしれませんが、
それを判断するのは人間ということです。
このように、人工知能のような技術革新が一つの業界を滅ぼすという説は
歴史的に見て何度も提唱されてきましたが、
企業の本来の役割は新しい市場を創造することです。
人工知能があるないに関わらず、そのような姿勢を大事にしたいものです。
もう一つ重要なのが、人工知能が業界を滅ぼすという人から聞いた話を鵜呑みにせず、
自分なりに人工知能を調べ、どのような影響があるか考え、
目上の人に自分の考えを説明してフィードバックをもらう、
忘れがちですがこの一連の流れも重要です。
三木
さて、今回は前回の続き、人工知能と会計業界について書きます。
問題は、「会計業界の仕事が人工知能に取って代わられるか」ですが、
それは一部Yesである一方、Noの部分も十分にあります。
例えばの話、監査のような業務は人工知能が取って代わる可能性が強いでしょう。
過去のデータや類似するデータを比べ、人工知能でおかしなところを発見する、
という手法がスタンダードになるかもしれません。
他方で、どのように決算書を作るか、などの業務は奪われにくいでしょう。
例えば、総合商社はエネルギー価格安の影響を受け、「減損処理」をしていますね。
これにより三菱商事は創立以来の赤字見込みになるとか。
この「減損処理」は実は決算を行う会社に比較的裁量が任されている処理だったりします。
極端な話、会社の見栄えをよくしたいなら、する行為ではありません。
本日社長、副社長とお話したのですが、こういった人間の判断が求められる部分は
まだまだ人工知能の手は届かないでしょう。
高度な人工知能がビズ部(http://kigyou-no1.com/)のような
アドバイスをしてくれるようになるかもしれませんが、
それを判断するのは人間ということです。
このように、人工知能のような技術革新が一つの業界を滅ぼすという説は
歴史的に見て何度も提唱されてきましたが、
企業の本来の役割は新しい市場を創造することです。
人工知能があるないに関わらず、そのような姿勢を大事にしたいものです。
もう一つ重要なのが、人工知能が業界を滅ぼすという人から聞いた話を鵜呑みにせず、
自分なりに人工知能を調べ、どのような影響があるか考え、
目上の人に自分の考えを説明してフィードバックをもらう、
忘れがちですがこの一連の流れも重要です。
三木
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