01.
学生生活の取り組みの中で、自信を持ってやり遂げたと言えるエピソードは何ですか。
その背景と、あなた自身が取った行動、その結果をできるだけ具体的にご記入ください。※必須 600
当初「地区大会止まり」だった24人の新体操チームを「全国大会進出」という目標に導いた経験だ。私はトレーニング担当として「チームのパフォーマンスの分析」及び「新たな練習方法の提案・実行」を行った。分析を行った背景は、当初から全国大会という目標をチームで掲げていたにも関わらず、課題分析をする人がおらず、私は問題意識を抱いたことにある。目標達成に必要な指標を明確化すべく、私は大会の評価項目とチームの成績表を照らし合わせ、演技の動画を競合チームと比較した。その上で「高難易度の技ができる人数が4人しかいないこと」に着目した。次に、技ができる人数を増やすために、他のトレーニング担当2人に相談をし、共に練習方法を考えた。それを実行する為に幹部に提案をし、最初は断られたが、その原因を探り、粘り強く案を練り直すことで承諾を得た。練習方法は、チーム全体を複数のレベル別に分け、既に技ができる選手4人を各レベルの指導側に回すというものだ。実行する中で、選手のモチベーションに差が生じてしまったが、各選手の性格や実力に応じて指導方法を変えるなどの工夫をした結果、1年後に16人が技を習得した。それが加点要素に繋がり全国大会に進出する重要な要素となった。組織で大きな目標を達成するには「粘り強く行動して周囲を巻き込むこと」「個々の課題や状況に寄り添うこと」が大切だと学んだ為、今後も活かしたい。
