【必見!】今、企業にとって本当に必要なDX人材とは?
近年、コロナ禍の影響もあり社会全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)への関心が高まっています。
企業がDXを実現するために重要になってくるのが「DX人材」ですが、
「具体的にどのような人材が必要なのか?」
「どうやって獲得していけばいいのか?」
と悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、
・DX人材とはなにか
・企業のDXを推進し実現するために必要なマインド
・DX人材を確保する方法
について解説していきます。
DX人材とはなにか
日本経済産業省は2018年の「DX推進ガイドライン」にて、
DXを「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」と定義しています。
単なるIT活用ではなく、デジタルに移行するのを手段として、
収益をあげるまでの仕組みや業務プロセスから抜本的に変えていくのがDXといえるでしょう。
DXの成功企業例として、アメリカ合衆国に本社を置くNetflixが挙げられます。
今や全世界で会員数2億人を突破しているNetflixですが、もともとは宅配型のDVDレンタル会社でした。
デジタルを活用し、アナログだったビジネスモデルをサブスプリクション型の動画配信サービスに変革したことで、
世界的な企業になることに成功しています。
それではこのようなDXを推進していくために必要な人材とはどのようなものなのでしょうか。
DX推進に向けた人材の確保については、同じく経済産業省の「DX推進ガイドライン」にて以下のように述べられています。
- DX 推進部門におけるデジタル技術やデータ活用に精通した人材の育成・確保
- 各事業部門において、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、
DX の取組をリードする人材、その実行を担っていく人材の育成・確保等
※人材の確保には、社外からの人材の獲得や社外との連携も含む
このことから、DXを実行していくためには、
- DX 推進部門におけるデジタル技術やデータ活用に精通した人材
- 業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DXの取組をリードする人材
- DXの実行を担っていく人材 が必要となるということです。
企業のDXを推進し実現するために必要なマインドとは
では、具体的にDX人材はどのようなマインドセットが必要なのでしょうか。
チャレンジ精神
DXとはこれまでにないものを生み出すということです。
現状に満足することなく、疑問を抱き、挑戦し続けなければDXは実現できません。
新たな着想を得た時に、行動につなげるチャレンジ精神が必要になってくるのです。
課題設定力
DXを推進していくには、まず解決すべき課題を洗い出し、仮説を立て、
それをデジタル技術で解決していく力が必要になってきます。
「顧客中心」の考え方を身に着け、ユーザーの課題に着目し、それを解決していくことで、
新しいビジネスモデル構築の可能性も広がります。
これから起こる行動変化に目を向け、変化を先読みし、他社より先にいく課題設定力が重要です。
周囲を巻き込む力
DX人材は、相手の意見を聞き、周囲を巻き込んでいくマインドが大切です。
個人の意見・考えをもつことも重要ですが、他人の意見を聞いて尊重し、
多種多様な考え方を調整していかなければ、DXを推進することはできません。
また、特に新規事業を作るためには、新たに人材を集める必要もあり、
周囲を巻き込んでいくコミュニケーションが求められます。
探求心
「DX人材」には探求心も必要です。
これまでの手法にばかりとらわれていては、DXの実現は難しいでしょう。
特にAIやIoTといった先進的なテクノロジーを活用するためには、
常にアンテナを張り、さまざまな情報を収集する探究心が求められます。
またプロジェクトを推進していく中でも、なぜ取り組んでいるのか、
本当にDXを実現できるのかを常に問い続けていく必要があります。
DX人材を確保する方法
さてここまで紹介してきたマインドセットを備えたDX人材をどのように確保すればいいのでしょうか。
ここでは社外からの人材の確保について紹介していきます。
DX人材を獲得するには、新卒社員を採用する方法と中途採用を即戦力として採用する方法があります。
新しくDX人材を確保するメリットとしてはそれぞれ以下が挙げられます。
新卒採用
将来の中核として育成することができる
中途採用
中途採用経験者を採用することができるので即戦力となる
しかしこれらには、候補者の母数が少なく、採用の競争が激しいという点や
自社のビジネスや顧客に対する知識がないという課題点もありますのでうまく組み合わせていくことが必要です。
DX人材を獲得するためにチアキャリアを活用しよう!
チアキャリアでは「ベンチャー」をキーワードに就職活動している学生をターゲットにweb集客を行っています。
そのため成長志向が強い学生をターゲットにしており、企業が必要な人材とマッチしやすいという強みがあります。
また、スキルアップスクールでは様々なセミナーコンテンツも用意しているため
これらを活用することで有効的にDX人材を獲得、育成することができます。
さいごに
企業がDXを推進していくためには「DX人材」の獲得が必須となります。
ぜひこの機会にチアキャリアを活用し企業に必要なDX人材を獲得していきましょう!
参考:デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(経済産業省DXガイドライン)Ver.1.0
https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf