大手からベンチャーに転職して感じたベンチャー企業で働くということ

自己分析

大手からベンチャーに転職して感じたベンチャー企業で働くということ

皆さん、こんにちは。 この記事にたどり着いた皆さんは、きっと少なからずベンチャーに興味がある方でしょう。 もしかしたら筆者と同じように大手に勤めていてベンチャーへの転職を検討されているかもしれません。 そこで、大手とベンチャーどちらも経験した私の経験を今回記事にしてみました。 大手からベンチャーに転職して感じた違いをお話しします。 少しでも皆さんの参考にしていただけると嬉しいです。 それでは早速始めましょう。 まずは筆者の経歴について軽くお話しさせていただきます。 新卒として大手不動産企業に入社し、営業として約1年間働きました。 退職後プログラミングを勉強し、ベンチャー企業にエンジニアとして入社。 ここで働いてもう少しで1年経ちます。 業界も職種も異なりますが、どちらも同じくらい働いてみて感じた違いをご紹介します。 ## 大手からベンチャーに転職して感じた違い ベンチャーに転職して感じた違いは大きく4つあります。 それではひとつひとつ詳細をお話ししましょう。 ### ベンチャーは役員との距離が近い 1つ目は、役員との距離が近いことです。 まず規模が異なります。 大手時代は支店配属で働いていたので社長に会う機会なんて入社式でしかありませんでした。 しかし、ベンチャーでは大手時代の支店1つの社員数が1つの企業の社員数という規模感です。 ですのでもちろん役員や社長とは毎日接点がありますし、会話する機会もよくあります。 距離が近いことで社長の目指す方向性が社員全員に浸透しています。 それは全員が同じベクトルに向かって働くことにつながり、スムーズに業務を進めることができると感じました。 ### ベンチャーは責任のある仕事に携われる 2つ目は、早い時期から責任のある仕事に携われることです。 裁量権が大きく、大手では1年目では任せてもらえないような仕事を未経験として入社した間もない時から任せてもらいました。 例えば、大手で働く知人のエンジニアは入社1~2年目は 設計〜運用までのうちの1フェーズをまずは覚えるというような形で任されたと聞きました。 一方ベンチャーに入社した筆者は、未経験にも関わらず1年目から全フェーズに携わることができています。 裁量権が大きい分、自分で判断する機会が大手時代より圧倒的に多く責任も大きいです。 常に頭を使い、自分の判断軸を持つことが求められますがその分成長スピードも違うかなと感じています。 ### ベンチャーは関わる仕事の範囲が広い 3つ目は、関わる仕事の範囲が広いことです。 これは、2つ目でお話しした任される仕事の範囲が広いとは異なる意味での範囲です。 2つ目は職種に限られた範囲内でのことでした。 筆者であればエンジニアとしてやるべきことの中で任される仕事の範囲が広いということです。 ですが、3つ目は職種に限らない範囲のことです。 ベンチャーは社員数が少なく、 その中で企業としてやるべきことをやり切らなければならないので職種以外の仕事もやることが多いです。 例えば筆者はエンジニアですが、それ以外にも問い合わせ対応など窓口となるような仕事も担っています。 職種に限らず関わる仕事の範囲が広いので、 社会人として必要なスキルも幅広く身につけることができると感じました。 ですが、これは自分の職種の範囲での仕事にだけ集中したいという方もいらっしゃるでしょう。 そういった方には職種ごとに人員がしっかりと割かれている、 ある程度規模の大きい企業にいったほうがいいかもしれません。 ### ベンチャーはスピード感がある 最後となる4つ目は、スピード感があることです。 意思決定のスピード感が異なります。 大手では何か提案をあげたとしても承認フェーズが非常に多く、 最終承認を得るのにかなり時間がかかってしまいます。 しかし、ベンチャーは社員数が少ないので書類を通して承認を得るフェーズは必要ありません。 その日のうちに社員で話して決めることもできます。 入社当初はこのスピード感に慣れるまで大変でしたが、 今ではやっていた仕事がいきなり違う方向性になったとしても戸惑わなくなりました。 大手で働いている方で、色々と意見や提案があるけれど 上下関係や承認フェーズの多さで諦めて自己完結してしまっている方がいらっしゃれば、 ベンチャーの方が声を上げやすく伸び伸びと働けるのではないかと思います。 ## 大手からベンチャーに転職て感じたベンチャー企業で働くということまとめ 以上、大手からベンチャーに転職した筆者が感じた4つの違いを書いてみました。 皆さんいかがだったでしょうか。 少しでも参考にしていただけると嬉しいです。 大手にもベンチャーにもメリットデメリットはそれぞれあるので、 皆さんが自分に合う方を選択するのが一番かと思います。 これは筆者が経験して感じたことをご紹介しただけですので、誰もが同じように感じるとは限りません。 ベンチャーは気軽に話を聞きに行ける機会やインターンもあるので実際に体感してみるといいでしょう。 先輩や家族など筆者以外の話を色々聞くと、また違った意見が聞けるかもしれません。 皆さんが皆さんらしく働ける選択ができればいいなと思います。 読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
マツモト
新卒で不動産仲介の営業として就職。
その後、約1年で退職し某プログラミングスクールでの学習を経て
2020年1月からCheerに入社。
文系体育会出身からエンジニアとして活躍するため、日々奮闘中。

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