女性のキャリアをデザインする◆3つのポイント◆

自己分析

女性のキャリアをデザインする◆3つのポイント◆

先日大学の友人とオンライン飲み会をやったときに、 SESエンジニアの友人が「自宅待機」になって 信じられないほど暇だと言っていた。 PCもセキュリティーの関係で現場でしか開けず、 常駐先のプロジェクトがストップになったことで やることがないという。 Amazonプライムで1日3本映画を見ても 暇なことに変わりがない日々は、 めちゃめちゃにつまんないと言った彼女。 そんな状態にならないためにも、 CheerCareerユーザーさんには 読んでほしいと思ったのでこの記事を書く。 ## 女性のキャリアは十人十色、だから難しい。 結婚・出産・子育ては、仕事と両立できるのか? 自分はどんな人生を歩みたいのか? ぶっちゃけ仕事が充実していれば幸せなのでは? 女性としての人生と夢みるキャリア、 どちらも手に入れたいと思っている人は多いはず。 でも、考えれば考えるほど、聞けば聞くほど、正解はない。 人生の先輩にしても、母親にしても、 誰一人同じ人生と歩むことがないからこそ、 何もかもが激変の時代だからこそ、 自分の理想は高くわがままに考えることができてしまって 選択肢も無限にあるから余計に迷ってしまう。 ### 女性のリアルな悩みたち とあるアンケートによると、 はたらく女性の悩みランキングの上位は、 「給与・待遇」「今後のキャリア」「仕事内容」が大半を占めている。 [女性に聞く「仕事の悩み」調査『 エンウィメンズワーク 』ユーザーアンケート集計結果ー](https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/11383.html) **-給与・待遇について** ・一般職で採用されたが、実際入社してみると総合職とやる仕事は変わらず、それでも給与や賞与は総合職とかなり差がある。一般職は、昇給もある額までいくと頭打ちになると就業規則を読んで知り、将来の生活に不安を覚えるようになった。(24歳、正社員) ・営業職で成績によってボーナスの額が変わるのですが、基準が厳し過ぎるため10万円以上もらえる人はごくわずかでした。4つ上の先輩で成績も平均以上の人でも私とお給料が変わらなかったため、やる気が出ませんでした(25歳、派遣社員) **-今後のキャリア** ・このまま仕事だけの人生でいいのか? 結婚したいのか? 安定している職場だから、まずクビにはならないだろうけど、昇進はできない。 転職すべきか? と悩んでいる。(39歳、契約社員) ・やりがいは感じていたものの、待遇に不満があり転職も考えていた20代後半、後輩たちが若くして結婚、出産している中で、仕事より結婚が幸せだという無言のプレッシャーを感じて苦痛だった。今思えば、自分が本当に歩みたい道ではなく、世の中の道に合わせて結婚し、転勤族の旦那に付いて行ってしまったことを後悔している。(32歳、正社員) **-仕事内容** ・仕事の幅が限られており、スキルアップが見込めない。 女性が長く働き続けられる環境であることは大事だと感じた。(33歳、正社員) ・長年、事務職を続けていましたが、キャリア軸が横に広がるばかりで縦に伸びていく感じがしないと思うようになった。広く浅い知識ばかりが蓄積していって、職場が変わるとそれまでの知識があまり役に立たないことが多く、将来に不安を感じるようになってきた(39歳、派遣社員) これを見て、どう思っただろうか? 自分が同じ状況だったら同じように悩むかも… と思った人もいるだろうし、 自分の理想のキャリアを実現するのは難しいのか… と思った人もいるかもしれない。 ## 悩む前にキャリアプランを決めよう わたしはこのアンケート結果を見て、 このうちの何人が 真剣に人生を考えたことがあるのだろうと思った。 そして、このうちの何人が 女性としてのキャリアビジョンを 明確にしていただろうと思った。 **自分の理想の人生は自分で決めて、実行するもの。 ** 自分の人生を自分でデザインできる時代で 先代からありがたく引き継がれて **「女性はこうあるべき」「女性は社会的に弱い」 といった思い込みは捨てていいと思っている。** そんなラッキーな時代で、 足を止めて悩んでいるのは勿体ないし、 自分らしい人生にしたいなら、 もっと自分という人間と向き合う時間を作るべきだ。 ということで、 私がよくキャリアに迷ったときにやるワークを紹介しよう。 ## キャリアプランを決めるポイント3つ ①今の自分にできる事 ②自分が好きな事 ③理想 これをノートにびっちり書き出す。 とても簡単(笑) ルールは、 ・些細なことでもいいから書きまくる ・30分以上この図を書くのに使う ・数か月単位でアップデートしていく ということ。 ### 〈キャリアプランの軸の具体例〉 ①今の自分にできる事 →これまでの仕事、やってきたこと、経験、強み ②自分が好きな事 →趣味、癒し、没頭したもの、これがないと生きていけないもの ③理想 →仕事、プライベートの理想、夢、やりたいこと、やってみたいこと すべての項目において大事なのは、 「これはできないだろうな」 「これは違うだろうな」といった謙遜は絶対にNG。 自信を持っていきましょ! 数個ではなく、思い起こせるものはすべて書くこと。 **日常的に生きているだけでも新しい自分が発見されるし、 あれもやってみたい、これも学んで見たいという 人生にワクワクする時間が生まれる。** 新しい道が見えてきた時や、 刺激的な人に出会った時、 面白い本を読んだ時、 自分の価値観はすべてアップデートされる。 その都度、ワークを0からやって どんどんアップデートしていくと楽しいし、 数か月単位でブラッシュアップしていくと 成長も感じられてモチベーションになる。 そして、可能であればライフプランも一緒に書くこと。 ### ライフプランの項目 ・西暦 ・自分の年齢 ・配偶者の年齢 ・人生ごとのイベント ・キャリアでのイベント ・目標(年齢ごとでも、数年ごとでも可) ライフプランとキャリアプランを同時に書くことで、 10年後、20年後、30年後から逆算して 今やるべきこと/今後課題になりそうなポイントが 可視化されるメリットがある。 これが可視化できて納得感あるプランができれば、 後は実行するだけ。 思ったより簡単だったりする。 自宅でも手軽にできるので、ぜひお試しあれ! ## 女性こそ、自分のキャリアは自分で守ろう 結局のところ 私も、エンジニアの友人も、 自分のキャリアは自分の選択次第でいかようにでも変わっていく。 HR業界で働く身として日々実感するのは、 **「コロナ禍」「買い手市場」「不況」「買い手市場」 これらのワードが飛び交う今、 新卒でも中途でも企業の採用基準は ・主体性 ・自分の考えを行動に起こせる人** ということ。 もはや性別にかかわらず、 自分の人生は自分が守る! 自分のキャリアも自分でデザインする! のが今の時代の鉄則だ。 どの会社に入っても結局は 「会社=キャリア形成におけるツール」でしかなくて、 「仕事=生活を豊かにするもの」でしかない。 その会社で何を学び、 どこまでのレベルを追及し、 何歳までのキャリアを形成するか を事前に決めておくことが重要だと感じている。 もしAmazonプライムを見るのに飽きた方は、 自分のキャリアプランニングを試してみてほしい。 きっと就活にも活きる新たな発見があるはずだから。
この記事を監修した人
平塚
代表取締役 平塚ひかる
2013年、立教大学在学時からアイ・パッションに参画し、すぐにトップセールスに。
入社4ヶ月目の22歳で最年少執行役員に就任。

会社の成長や就活のあり方を変えるというビジョンへの想いは、人1倍強く、
入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞するなど、常にトップを走り続けるスーパービジネスウーマン。
現在はCheerの代表取締役としてマーケティングや開発・広報・人事なども担当。

学生時代は名だたる有名企業や大手から引っ張りだこで
今でも一緒に働こうとアプローチを受け続けるほど(笑)
就活生への入社支援実績はCheerCareer1です。

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